3分で読める【病院にいけないときに】市販頭痛薬3種比較
頭痛がひどいけど、病院に行く時間がない。。
たくさんある頭痛薬どれがいいかわからない。。
そんなときに役立つ市販薬3種類を比較紹介します。
薬を選ぶ前に
頭痛はくも膜下出血や脳出血など生命の危険を伴う病気の場合があります。下記リストに当てはまる場合は速やかに病院に連絡をしましょう。
・ある日突然の頭痛
・いつもと様子の違う頭痛
・だんだんとひどくなる頭痛
・麻痺や、視力の異常を伴う頭痛
・もうろうとしたり、痙攣を伴う頭痛
偏頭痛の特徴
・ズキン、ズキンと脈に合わせて痛みが出る
・頭の片側または両側が痛む
・4時間~72時間くらい痛みが持続する
・発作は月に1~2回起こる場合が多い
・吐き気・嘔吐を伴う・光や音に敏感になる
*緊張型頭痛の場合は首、肩を動かしたり、小休止をとることで頭痛が軽減する可能性があります。
その他の頭痛はこちら↓
普段鎮痛薬を使わない方
はじめての方は、痛み止め成分が1種類(ロキソプロフェン、アセトアミノフェン)のものがおすすめです。
ロキソニン(ロキソプロフェン系)
ロキソニンは商品名で、ジェネリック薬品はロキソプロフェン錠という表記がされています。
痛みは体内で作られる「プロスタグランジン(以下PG)」という物質により起こります。ロキソニンはPGの生成を抑え、痛みを抑えます。一方で、PGは胃酸から胃壁を守る働きがあるため、胃腸が弱い方は注意が必要です。
比較ポイント
服用は食後
眠くなる成分を含まない
1日2回まで
タイレノールA(アセトアミノフェン系)
PGにほとんど影響を与えないため、空腹時に飲めるのが特徴です。処方薬であるカロナールもアセトアミノフェン系の薬です。
比較ポイント
空腹時にも飲める
眠くなる成分を含まない
1日3回まで
高い鎮痛効果が欲しい方
バファリンプレミアム(イブプロフェンとアセトアミノフェン)
鎮痛成分が2種類(イブプロフェンとアセトアミノフェン)入っています。イブプロフェンが痛みのもと(末梢神経)に、アセトアミノフェンが脳(中枢神経)に作用するので痛みを鎮める作用が強いです。
別商品バファリンAはバファリンプレミアムと鎮痛成分が異なり(アスピリンとダイバッファーHT)、眠くなる成分を含みません。
比較ポイント
高い鎮痛作用
食後に服用
1日3回まで
まとめ
・ロキソニンロキソプロフェンは胃腸が弱い方は注意、1日2回まで
・タイレノールAは空腹時も飲めて、1日3回まで
・バファリンプレミアムは鎮痛作用が強いが、眠くなる成分を含み、1日3回まで
こちらのまとめは病院に行けない場合の市販薬の選び方になります。
また個々人の持つ持病は考慮されていません。
ドラッグストアでは薬剤師への確認、頭痛が続く場合は必ず病院で医師の診断を受けましょう。
参考サイト
https://www.kusurinomadoguchi.com/column/headache-medicine-4116/https://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/makrl