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【耳の上頭痛】原因と対策

耳の上の頭痛と関連が深いのが後頭部の筋肉です。耳の上に痛みがある方は、後頭部が凝り固まっていないか確認してみましょう。

【後頭部の触り方】
頭の骨から指をたどってみて骨の感覚がなくなるところです。真後ろだけでなく、耳の裏辺りまでを確認しましょう。

図の赤い部分


この部分を押してみて、コリを感じたり、頭痛に響く方は下記の対策をためしてみましょう。

【後頭部の筋肉の豆知識】
後頭部には後頭下筋群と呼ばれる筋肉があります。この筋肉は表面にある僧帽筋などの奥にある小さな筋肉です。頭から首の上2つの骨をつないでおり、頭を支えてくれています。

黄色筋肉が後頭下筋群。他の筋より小さいのがわかります。



【シチュエーション別対策】

日中の場合
PC、スマホ、デスク作業を5分ほど切り上げましょう。このタイプの頭痛は、1点に集中していることにより悪化します。遠くに目を向けたり、外を歩くことで、目や頭が自然と動くので、後頭部の筋肉の緊張を軽減できます。

短くても良いので、外の景色を眺めましょう。


家にいる場合
・湯船、シャワーで後頭部を5分以上温めましょう。
・仰向けまたは椅子に頭を預けて、マッサージをしましょう。
マッサージは指の腹で優しく皮膚を動かします。上記した後頭部に指を置きゆっくりと円を描きます。内回り、外回りを2,3往復、合計5分やってみましょう。

まとめ
後頭部の緊張は、集中して、同じ姿勢、一点を見続けていると悪化します。また頭痛だけでなく、めのかすみ、みみなりの原因にもなります。この部分にコリを感じる人は、意識的にケアを心がけましょう。また最も深い部分の筋肉の為、セルフケアでも頭痛が軽減しない場合は頭痛を扱える整体などでしっかりとケアをしましょう。

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