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緊張型頭痛がスッキリ!側頭筋マッサージ

頭が重い、締め付けられる感覚、鈍い痛みは緊張型頭痛の特徴です。
このタイプの頭痛は、身体や精神的ストレスの蓄積が原因と言われています。

休息や入浴などで心身の緊張を弱めることや運動、マッサージなどで硬くなった筋肉を緩めることが効果的です。今回は緊張型頭痛の人に効果的な側頭筋マッサージを紹介します。

側頭筋マッサージのやり方


側頭筋は、こめかみ辺りから耳の上に広がる筋肉で下顎を持ち上げる働きを持つ筋肉です。指をあてて顎を噛み締めると皮膚の下がピクピク動くのが感じられると思います。

始める前に
顎を開いたり閉じたりしてみましょう。筋肉の緊張や顎の動かしやすさに意識を向けてみましょう。

始めは横方向に

  1. 両手の人差し指から小指をこめかみにそっとあて、顎を動かしながら筋肉動きを感じます。

  2. 筋肉の動きを感じたら、両手を後頭部の方向へゆっくりスライドさせます。

ポイントは顎の開閉に意識を向けることです。上下の歯をゆっくりと合わせて、ゆっくりと開けましょう。側頭筋が柔らかく動いているのを感じれたらOKです。

10回目に後頭部で両手の指が重なるくらいのペースで行います。同様のマッサージを後頭部からこめかみの方まで行います。

続いて横方向

  1. 頭の骨が側面から頭頂に向けて丸みがかる場所に両手の4指をそっとあてます。

  2. 横方向と同様に歯の感覚を意識しながら、ゆっくりと顎を開閉し、耳の穴の前まで指を動かします。10回目に指が耳横にくるようなゆっくりとしたペースです。

  3. 今度は反対に耳横から頭頂に向けてゆっくりと動かします。指が皮膚の遊びをとらえながら、上へ引き上げられる様な感覚を感じてみましょう。

いかがでしょうか?
最初に比べて頭の周りがスッキリしていたら大成功です。

このマッサージは筋肉を緩めながら、顎を動かすことで緊張を緩めます。
マッサージにストレッチ両方の効果が得られます。

また頭痛持ちの方は普段噛みしめるような使い方が癖になっているので、ゆっくりとした噛みしめない感覚を体感することも大切なポイントです。感覚に意識を向け続けることは、マインドフルネスの要素も含まれるので緊張状態を手放しやすくなります。

このマッサージが効果的だった方は頭痛時だけでなく、毎晩の入浴時などにもおこなってあげてください。


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