今日息子に『学級文庫』を教えた。
一億円持ってたら、という話をしても現実的にはローンを払い、学費として貯金しようかなってなるので話は続かない。
ある程度期間を決めて使わなきゃいけないとして。
一番使いそうなのは旅行です。
旅行、大好き。旅行というか移動が大好きです。
少々年齢重ねて酔うことも出てきましたが、基本乗り物に強いので何に乗るのも楽しい。別に外を見るとか乗り心地を楽しむとかではありません。基本本を読んでます。本を読みながら、映画を見るか音楽を聴いてます。
だから国際線とかもうずっと行ったり来たりしていたい。エコノミーでいい。むしろ基本的にエコノミーがいい。
ただ一度、遠方まで新幹線を乗り継いで7時間という旅をしたときに、最初の三列シートどちらの肘置きも使えないくらいのふくよかな男性に挟まれまして。そのあと乗り換えたら私窓側彼通路側でもう一度ふくよかな肩に押し込まれたことがあります。
その時はちょっとね、圧力を感じてまあ特にどちらの方もすごい窓の外が気になるらしくて寄ってくる感じがあったので、ビジネスシートならぬグリーンシートにすればよかったなって思いました。貧乏だったけど。
閑話休題
一億持ってて旅行でどこ行く、という話題も広げられそうですが、またしても今から夜な夜な鎌倉タイムなのでやめておきます。
旅行に行くときに読む本は文庫本が好きですが、受験旅行の時に持っていたのはハード版の「蒼穹の昴」でした。
あの時あの本の何があんなに私に響いたのかわかりません。
自分が学生なりに理解されずらい境遇にいたとき、あの本は登場人物がそれぞれの「どうしようもない」を抱えていて、それにシンパシーを感じたのかもしれません。
受験旅行は軒並み落ちました。もちろん、蒼穹の昴のせいです。
嘘です。本もっていくほど余裕こいてたから落ちたんです。受験旅行先で遠恋中の年上彼氏と待ち合わせしてたから落ちたんです。
今覚えているのは受験に落ちたくやしさよりも蒼穹の昴の面白さです。それなのにWikipedia見ないとあらすじを思い出せないくらい時間がたっていたことに気づきました。
今年はぜひ読み返したいですね。
あのまま浅田次郎さんにはまって、ほかのシリーズも読みました。あの時以上にのめりこんだことはありませんが、どれも面白かったです。天切松闇語りシリーズが好きですが、短編の霞町物語とかも好きでした。
全体に似ているわけではありませんが、現代調のものを読むと、三浦しをんさんの「きみはポラリス」を思い出します。
そして三浦しをんさんを読むと、漫画ですが西炯子さんを連想するんですよねー。
なぜだろう。
西炯子さんを読んだからといってはやみねかおるさんを思うわけではないので、あくまでも中身に何か私なりに似たものを感じるんだと思うんですが…。
ちゃんと考察したいものですが、背を向けているテレビから鎌倉の新将軍が誰になるのかと気になる話が聞こえてくるので今日はこれまで。
あ、タイトルはもちろん、口に指を入れ両端を引っ張りながら発声してください。