
ぺりぺり
ウロコを一枚ずつ丁寧に剥がして床に捨てている。
綺麗になるはずだった剥がれかけのマニキュアも。
愛嬌なんてくそくらえ、と叫んでいた。
5%って結構多くないか。
欲張りだから両方欲しい、前提条件は宇宙に飛んでください。
宇宙飛行士になったときに串焼きにしていただきます。
夜中にどうしてもお腹が空いてスナック菓子を半分食べた。
ノーマルなピノが最後まで残るように、チョコとアーモンドから攻める。
反響する声の多さにくらくらするが、暑かったということにした。
私の実体から半径1mまでが私。
気付きたくなかったことも含めて。
短いスカートとニーハイソックス、空色の爪。
グータッチとハグの文化に迎合できる瞬間は来るのだろうか。
懲りもせず好きが居座っている。
全く攻撃力のない声で答えられる。
しまったビーズクッションに座らされた。
慣れてしまう、もう消えかけている。
いつのまにこんなに速さが変わってしまったのだろう。
楽しかったかと聞かれると、言葉に詰まることがある。
アーニャは自分を見失わないといいな。
教えてほしいのはやっぱり余白だったのだ。