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「キャリアは、政治学専攻→ALT→バックエンドエンジニア。」エンジニア Eugene Kim l\\てんちびとインタビューVol.11
皆さんこんにちは! 天地人の学生インターンの鈴木です。
天地人(てんちじん)は、衛星データを使った土地評価コンサルを行っているJAXA認定ベンチャーです。地球観測衛星の広域かつ高分解能なリモートセンシングデータ(気象情報・地形情報等)や農業分野の様々なデータを活用した、土地評価サービス「天地人コンパス」を提供しています。
今回は、てんちびとインタビューの第十弾として、天地人のエンジニア・Eugeneさんにインタビューします! 月1回、天地人の社員を紹介しています。
Eugene Kim プロフィール
ロサンゼルス出身、大学では、政治学を専攻。
卒業後は、ALT(Assistant Language Teacher・外国語指導助手)として、3年間九州で英語の先生を勤めた。
ALTとしての契約終了後、天地人でエンジニアとしてのキャリアをスタート。
天地人ではエンジニアとして、プロジェクト全般の開発を担当。
仕事の合間の息抜きはゲームで。
好きな野菜はトマトとアルグラ(ハーブの1種)。
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新卒で日本へ
大学ではどんな勉強をされていたんですか?
UC Riverside大学(カリフォルニア大学リバーサイド校)に通っていました。大学では、法律の勉強をする政治学を専攻していました。
他にも、現在の仕事である、エンジニアリングに関する授業も履修していました。
最初は、どんな仕事をされたのですか?
最初の仕事は、ALT(外国語指導助手)でした。日本の小中学校に行って、英語を教える仕事ですね。
配属が九州地方で、人が優しかったのを覚えています。
九州中を巡りました。かなりいいところでしたよ。
そのまま英語教師として勤めたのですか?
ALTは日本政府に雇われるのですが、3年間という期間が決められているんですよ。
ALTが終わった後には、エンジニアとして働くつもりでした。
大学などでコンピュータを専攻した方がエンジニアになるイメージがあります。Eugeneさんはどこでエンジニアの勉強をしましたか?
少し、大学の授業で勉強しました。今はバックエンドエンジニアとして働いているのですが、その知識はすべて独学で習得しましたね。
エンジニアという仕事を独学で勉強するのは大変ではなかったですか?
私は、最初に大変とか、先入観を持たずに、挑戦するようにしています。
その時、失敗してもまた挑戦することを心がけています。
私は、挑戦することが、人生で大切なことだと考えています。
幼い頃からの夢
Eugeneさんは、幼い頃はどんな夢があったのですか?
高校生まで、宇宙飛行士になりたかったです。現実を知るにつれて、宇宙飛行士になるのは難しいと知って諦めましたが(笑)
なぜ宇宙に惹かれたのですか?
私が宇宙に興味を持ったきっかけは、カール・セーガンが作ったTV番組「コスモス」に影響されたからです。
「コスモス」は、科学のドキュメンタリー番組で、幅広い宇宙のトピックを紹介する番組です。
約40年前のTV番組ですが、すべてのエピソードが記憶に残っています。
この番組を見て、宇宙に関わる人は素晴らしい人が多くて、宇宙には、人間の将来が詰まっていると感じたんです。
天地人へ
ALTを終えて、就職活動をするときにはどんな会社に入りたかったですか?
ネームバリューがある会社に入りたいという気持ちよりも、私生活と、仕事のバランスが取れる会社に入りたいと思っていましたね。
社会人になると結果が求められると思うのですが、その過程でモチベーションを保つことができるような雰囲気がいい会社に入りたかったです。
天地人への入社の経緯を教えてください。
誰かの紹介ではなく、Wantedlyを使って自分で探しました。他にも入りたい会社の候補はありましたが、天地人が一番入りたかったです。
天地人を選んだ理由を教えて下さい。
私が、もともと宇宙に興味があったのもあると思うのですが、天地人の「Optimize Human Civilization Activities Using Information From Space(宇宙ビッグデータを使い、人類の文明活動を最適化する)」というミッションに共感したからです。他にも、挑戦できる雰囲気があって自分の能力を上げられるなと感じたからですね。
実際に天地人に入ってみてどうでしたか?
宇宙というと、宇宙飛行士や、ロケットなどが思いつくと思うのですが、世界的に問題になっている課題を、衛星データで解決できるので、天地人でできる仕事も宇宙に近いなと感じますね。
天地人で変わったこと
Eugeneさんが天地人に入って変わったことはありますか?
仕事の仕方は大きく変わりましたね。ALTのときは決められた仕事をすればよかったのですが、天地人ではチームのロードマップを自分で考えなくてはいけません。これが私にとって価値があると感じたんですよね。
自分で仕事を作りだすことになぜ価値を感じたのですか?
私のいろいろな部分を改善しなくてはいけないと感じられたからです。
天地人に入ると、私が周りに与えるインパクトを考える必要が出てきたんですよね。そのときに、私の性格はもちろん、コミュニケーションの仕方や、説明責任など、たくさんの部分が成長したと思います。
すごく大変そうに聞こえてしまうのですが・・
確かに、エンジニアとしての勉強もあるので、大変です。ですが、非常に楽しいです。
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Eugeneさんが、若い自分にかける言葉
今のEugeneさんが、若い頃の自分に言葉をかけるとしたらどのような言葉をかけますか?
Anything and everything always be curious.
訳)すべてのことに好奇心を持って取り組んでください。
自分を高め続けるためには当然なことだと思うので。
これからの意気込み
I think that Space would inspire future generations to work together and achieve our dreams.
訳)宇宙は、次世代の人たちが力を合わせて夢を実現するための、勇気を与えてくれると思います。
以上、Eugeneさんのインタビューでした。
これからも天地人のメンバーにインタビューしていくので、お楽しみに!
天地人では、衛星や地上の様々なデータとAIを活用して、課題解決に向けて情報分析、ソリューション提供を行っています。ご質問等ございましたら、info@tenchijin.co.jp までお気軽にお問い合わせください。
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