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天地人の学生インターンが「宇宙ビッグデータ米」を食べてみた!

天地人は、衛星データを使った土地評価コンサルを行っているJAXA認定ベンチャーです。今回の記事では、天地人のインターンが、同社の人気商品「宇宙ビッグデータ米」についての食レポを行います。学生視点で、宇宙ビッグデータ米の味や栽培の工夫についてお伝えします。最後までお読みいただけたら嬉しいです。


宇宙ビッグデータ米とは?

・宇宙ビッグデータ米が作られた背景

近年、温暖化の影響でお米の品質の低下が懸念されています。

また、日本の農業は、生産者の高齢化、減少にともない、今後の供給力への懸念が叫ばれています。農林水産省が行った調査では、農業就業人口は2020年に136.1万人でした。2015年より約40万人も減っており、この減少は今後も続いていくことが予想されています。

これらの社会課題を背景に、宇宙ビッグデータ米は作られました。「気候変動に対応したブランド米をつくる」ことをひとつの目的としています。

・宇宙ビッグデータ米の概要

米卸で国内大手の株式会社神明、独自品種の「ふじゆたか」の栽培最適地を、天地人の土地評価エンジン『天地人コンパス』を活用して日本全国から探し、山形県鶴岡市での栽培を決定しました。

栽培には、水田IoTセンサーを提供する株式会社笑農和の、スマホで水管理を自動化できる『paditch(パディッチ)』を活用。スマホで自動的に、夜間の冷たい水を取り入れ、水温を低温に保つことができました。

宇宙ビッグデータ米の栽培と収穫は2021年・2022年に続き、3度目となります。2022年は、米の美味しさを表す指数のひとつである食味スコアで、トップブランドと遜色ないスコアを獲得。(*機器名:静岡製機AG-RD 食味計で計測)美味しいお米を収穫できました。2023年も収穫を行っており、近日情報公開予定となっております。

宇宙ビッグデータ米を食べてみた!


早速お米を炊いて行きます!
袋を開封してみると、お米はこんな感じです。筆者が日常で食べている、お米(スーパーで買う某ブランド米)より、粒が少し大きいように感じます。

孫の手で優しく、お米を研いで・・・・・・


炊飯器にIN!
56分後にまたお会いしましょう。

炊飯器を開けてみると・・・・・・
香り高く、ほんのり甘みが感じられる匂いがしました!
炊飯器を開けた時に最初に感じたのは、「粒感」。スマホのカメラでもはっきりわかるくらいに、一粒一粒がしっかりしています。

本当に美味しそう・・・・・・
手前味噌ですが、炊き上がりの「粒感」に感動しました!

お茶碗にご飯を盛って、いざ実食。口にお米を運び、最初に感じたのは「粒、すご!」。

お米の粒が潰れていて、ネットリしている・・・・・・みたいなことが一切なかったです!

日本米特有のもっちり感があるのに、粒はふっくらとしていて、噛むと適度な弾力と柔らかさがありました。また、食味スコアも高いということもあり、お米の自然な甘みと深みがあり、何も加えなくてもそのままで美味しくいただけました。

筆者はご飯のおともに、「たくあん」を選びましたが、和食系のおかずと合いそうなお米に感じました。

宇宙ビッグデータ米の担当者 岡田 和樹のコメント

記録的な暑さが続く中、お米の品質にも深刻な影響が出ています。特に高温障害は、気温の上昇に伴い発生しやすくなり、不稔、白未熟粒、胴割米など、お米の品質低下を招いています。(参考:https://scienceportal.jst.go.jp/explore/review/20231116_e01/

「宇宙ビッグデータ米」の栽培においては、栽培最適地の選定と水管理により、高温障害の発生を効果的に回避し、お米の品質を維持しています。また、食味試験ではトップブランドに匹敵する高いスコアを獲得しました。

精米後の粒は透明で形が大きく、炊いた後はふっくらとしてツヤがあるお米に仕上げることができました。ぜひ宇宙ビッグデータ米を楽しんでいただければと思います。

以上、宇宙ビッグデータ米の食レポ記事でした!
天地人は今後も、宇宙ビッグデータを農業に応用することで、持続的な食糧生産に貢献していければと考えています。

宇宙ビッグデータ米は2023年も栽培を実施しています。近日情報公開予定しておりますので、ぜひご賞味いただければと思います。

(PRインターン 金子)