我思う、故に我あり.2 vol.17「政治とお金」
選挙にかかる費用は、種類や地域・選挙区の規模などによって大きく異なります。
例えば、一般的な市議会議員選挙の費用は200万円~800万円。
参議院選挙では6,000万円以上とも言われています。
立候補するに当たって供託金という制度があります。
供託金とは、立候補者に法律で決められた金額を、一時的に法務局に預けるお金。一定の得票数を満たすことができれば返却され、規定の得票数に達しなかった場合や、途中で立候補をとりやめた場合などは没収されます。
・衆議院小選挙区(300万円)
・衆議院比例代表名簿(単独者600万円)重複立候補者(300万)
・参議院比例代表候補者(1名につき600万円)
・参議院選挙区(300万円)
・都道府県知事(300万円)
・都道府県議会(600万円)
指定都市の長(240万円)
指定都市議会(50万円)
その他、人件費、家屋費、通信費、印刷費、広告費、文具費、食糧費、雑費
選挙立候補.comより(https://senkyo-rikkouho.com/rikkouho-hiyou.html)
以上のように政治家になるにはお金が必要です、どれほど優れた政策を持ち
素晴らしい人柄であっても一定以上のお金がなければ立候補も出来ないのです。だから当然政治家になる皆様はお金を稼ぎにかかります、仕方ないことです。
問題は必要以上に私腹を肥やすため、お金の亡者になって利権を活用しガツガツ儲けに走ることが問題です、何の為に政治家になろうとしているのか?
国会議員の給料(https://news.yahoo.co.jp/より)
●各議院の議長は217万円(月額)
●各議院の副議長は158万4000円(月額)
●議員は129万4000円(月額)
一見凄い金額のように思いますが、真面目に色々と活動するとなれば決して
高くはありませんが、だからと言って簡単に値上げされても困ります。
要はコストパフォーマンスの話で給料に見合った形での成果を出してくれるならもっと値上がりしても良いと思います。
例えば、「今より確実に10倍市民生活は良くなる」なら給料が10倍になっても叩かれないと思いますが、今のままでは何をしているか不明なのでNGですね。
国家公務員になるには厳しい試験があり狭き門のはずなのに、どうして政治家になる方々はそんな公務員の方々より劣るのか不明というより理不尽。
供託金だけでなく一定以上の学力&人物確認の試験、面談等々、資格試験が
あっても良いのではないか?今のままだと基本誰でも立候補可能。
素晴らしい人物が立候補して凄いかじ取りをして下さることを祈るばかり。
パーティ券の売り上げでの裏金で自民党内は遂に逮捕者が出たり、派閥が解散されたりしていますが、単なる一時凌ぎのパフォーマンスで逃げ切ろうとしているのでは?
何も根本問題は解消されないと思うのですが・・・?