我思う、故に我あり.2 vol.18「学生スポーツを考える」
総合的なガイドライン(学校活動及び地域クラブ活動の在り方)
R4.12 文化庁
1)学校部活動(中学生、原則高校生)
2)新たな地域クラブ活動
3)学校部活動の地域連携や地域クラブ活動の移行に向けた環境整備
4)大会等の在り方の見直し
※2)~4)公立中学校の生徒が主、高校や私学は実状に応じて取り組む
政府、関係省庁が連携し、教育という要素から学生スポーツ並びに全世代の
方々の健康管理とスポーツが大いに議論される時を迎えております。
古き良き時代での学生スポーツはとにかく1)根性 2)体力&耐力 3)上下関係が主にクローズUPされてきたと思います。
だってその昔、昭和では運動部は活動中の飲水は禁止、炎天下の中でも
熱中症が云々なんて言葉は存在していなかったのではないでしょうか?
指導者の教育も、体罰&罵詈雑言なんて当たり前だったように思います。
その分上下左右での人間関係や命令伝達経路は明確で生徒で下級生はもう
ゴミの扱いを受けていたように思います~今はそんなの絶対の御法度であります。
決して古き良き封建制度が良いとは言いませんが、余りにも個々人の自由を
尊重し組織としての統率が取れなくなって来ている今も如何なものかと思います。
小学生の全国大会の是非や中学・高校での部活動&地域連携、大学生の
大麻事件云々などなど問題、課題は山積みになっています。
これらをどう解きほぐしていくかが今後の課題になりますが、最も大切なのは様々な立場や意見を交換していくこと、議論する余地が多分にあります。
でも恐らくベストな方法は見つからないと思います、だって個々人の境遇や意見が皆違いそれらの利害関係を一致させていくなんて不可能。
最大公約数での最もベターな方法を模索して行くしかないと思います。
臭いものには蓋をして、問題があれば「中止」「廃止」で何もしないのが一番になってしまわぬように誘導して行くべきです。
また、地域連携と言う意味では親御さん、シニアの方々、学生、児童が共に
何か出来ることを模索して行くことも大切だと思います。
地域活動に従事しておりますが、何かのイベントを開催しようとすると「参加者がいませんので不参加で~なぜ人集めをしなくては行けないのか、時代に逆流している!」と違反する方々が一定数おられますが、では令和の今の時代にふさわしい行動指針を示して欲しいものです。
個々人の意見を尊重するなら「参加したくない方は不参加で、でもイベントと開催役員、関係者としてはPR&集客は行う!」べきだと思います。
スポーツを通じ体力&耐力の向上健康増進、組織内コミュニケーションを学べたら素晴らしいことだと思います。
今後の展開を見守り参加していけたら幸です!