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2番底が来るとしたらJ.Pow恐慌かな

リーマンショク当時も、FRB議長バーナンキが喋ると市場が右往左往と変動していましたが、今回はジェローム・パウエルが余計なことを話し出して下落した可能性が非常に高いです。

アメリカではコロナの新規感染者人数が上がっていないので、第2波懸念はなくは無いけど杞憂です。

ネタ的に考えると渡部ショックが一番面白いです(関係ない)。

国際ニュース見ている人であればわかりますが、この日、新規で主だったニュース自体がほぼ無く、下落する原因はコレしかないんですよ。

もっと言えば、会見始まってからネガティブなことばかり話していたので一気にガラったわけで、市場心理の悪化は大きいです。

上記に貼り付けたCNBCの動画を見ると徐々に雲行きが怪しくなって行くのがわかると思います。


今までトランプが大統領選懸念で上手いことやりおおせていたにも関わらず、彼はそれをめちゃくちゃにしました。彼が市場を上げたいなら、昨日ニュースを発表すべきです。

先日、1時間程度の質疑応答でダウをマイ転させたパウエルの発言。

・現在未曾有の事態であることの説明

・2022年まで不況(それまで0金利継続)

・雇用レポート失業者数を見ると実体経済は大不況状態

・富の不均衡に貢献している現在の市場について、たいした回答が出来なかった

非常に多くの米国民が失業中である状況を強調し、労働市場が感染前のような力強さを取り戻すには何年もかかると示しています。

聞いていて思ったのは、正しい事実だからと言って淡々と事実を伝えるべきではないし、何より何かいい案を持って来るべきだろうと(笑)。自分の発言にどれほどの影響力があるか分かっていないのか、なんだかなーと言う感想でした。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 オットー・フォン・ビスマルク

NYダウがサーキットブレイカー手前で下げ止まっているあたり、利確して下げる口実を待っていたのも間違い無いので、これ以上極端に下がらなければおそらく機関の利確目的(調整)に利用されているだけかと思いますが、流石に波が大きく判断出来ません。メジャーSQなので都合が良かったのかもしれません。


株は需要と供給、マネーの偏りであって経済そのものは後付け理由なので、半年後ガー回復を見込んデーとかは茶番で、投資筋がそこまで実体経済を見ていないと言うのがわかります…

私は2番底が来ようが来まいがどちらでも良いのですが、何にせよパウエルさんは真面目すぎるので、今後も似たようなことが起こると思います。なので幾分かヘッジを作っておくのが無難でしょうね。


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