女子ソロキャンプin西表島~知る人ぞしるキャンプ場!南風見田(はえみだ)キャンプ場~
2020年1月10日(金)~14日(火)まで、沖縄方面へ1人旅へ行ってきました!
11日~13日は2泊3日で西表島を満喫。
1泊ずつ場所を変えて、2つのキャンプ場へ遊びに行きました。
今回は西表島の南西部、知る人ぞ知る秘境のキャンプ場「南風見田キャンプ場」をご紹介します!
●南風見田キャンプ場について
八重山諸島は、 石垣島、竹富島、小浜島、黒島、鳩間島、波照間島、新城島(パナリ)、西表島、由布島、与那国島の10の島のことです。
この島の中でキャンプ場があるのは、石垣島の2施設と西表島の2施設のみ。
その中でも最もアクセスが大変なのが、西表島の「南風見田キャンプ場」なのではないかと思っています。
南風見田キャンプ場は「キャンパーの聖地」ともささやかれており、アクセスが大変なのもありますが、島の中心部からも離れ、独特の雰囲気がただよっているのが特徴です。
それではキャンプ場の実態について深ぼっていきましょう!
・アクセス方法
最寄りのバス停から45分ほど歩くことになるので、レンタカーで行くことをおすすめします!
車の場合:大原港から約14分ほど
徒歩の場合:全部歩くと1時間30分くらいかかります!
バスを使う場合:大原港からバスが出ていて、最終着点の「豊原」まで行きます。豊原は日本の最南端バス停なので、記念写真を忘れずに。バス停から約45分ほど歩いて到着です。
住所:〒907-1434 沖縄県八重山郡竹富町字南風見508-33
・予約
予約は事前に電話で行いましょう!
管理人さんがキャンプ場に常駐しているわけではないので、
私のときは大体このくらいに到着しますね~と伝えて、到着してから電話をしたところ、じゃあ今から行くね~という感じでした。
電話:090-9781-0940 or 090-9781-0965
・金額
お金は当日現金払い。
1泊1人700円です。なんと良心的。
●設備
・トイレ
男女共用の和式水洗トイレが1つです。中に電気はなく、ライトを持って入らないと真っ暗です。またトイレっとペーパーもないことがあるので、必ず持参していきましょう。
・ドラム缶風呂
水シャワーが1つとドラム缶風呂が1つ用意されています。
シャワーを使ってドラム缶に水をためたら、使い放題の薪を使って火を起こして湯を沸かします。
私のときは先に沸かしてくれていた人がいたので、入らせてもらいました♪
カーテンはついているものの、風が吹くとめくれあがるので、女性はテントで着替えてからお風呂に入りましょう。
またキャンプ場にいる方と共同で使うので後で入る方のことも考えて入りましょう。
ああーたまらん。
・レンタル品
貸テント 1日 …800~1,000円
貸寝袋 1日 …300円
※レンタル利用の場合は予約時に一言伝えておきましょう!
HP抜粋の情報です。
https://www.haimidakyanpu.com/
・炊事場
囲炉裏つき!この囲炉裏が雰囲気抜群で最高です。
しかも薪も使い放題です。
●周辺情報
・自動販売機 ~キャンプ場から徒歩45分~
1番近い自動販売機は最南端バス停「豊田」のすぐ近くにあるところ。
この自動販売機以降はひたすらにサトウキビ畑と時々ヤギと牛がいます。
何か販売しているものはないです…
必ず大原港近くのスーパーで必要なものは買いそろえてから行きましょう!
・スーパー
玉盛スーパー 0980-85-5321 大原港から歩いて約10分
⇒玉森スーパーの方が生鮮品は多いです!
大富共同売店 0980-85-5410 大富大原港からバスで4分
・南風見田ビーチ ~キャンプ場から徒歩5分~
白い浜がどこまでも続くロングビーチ、南風見田ビーチ。
遠浅なので海水浴におすすめなのと、サンゴや貝などビーチコーミングに最適。
ただキャンプ場に行かないとトイレも更衣室もシャワーもないです。
●感想
※動画の切り出しなので、画像が荒い・・・
「南風見田キャンプ場」は、秘境感たっぷりの独特の雰囲気を持つキャンプ場でした。
丁度私が行ったときは、キビ狩りのシーズンで、出稼ぎにきているキビ狩りの人達が日中はキビ狩りをして、夜はキャンプ場に泊まるという生活をしている人が3組ほどいらっしゃいました。
あと3か月ほど滞在するというおじいちゃんが1人。
それぞれ他人だけど、そこで暮らしている人たちは家族のような雰囲気を持っていて、夕飯をみんなで分け合ったり、お酒を酌み交わしたりとアットホームな空気が流れていました。
事前にキャンプ場を転々としながら暮らしている人がいるという噂を聞きつけていたので、差し入れに缶ビールを持って行ったので、すぐに受け入れてくれました!みんな本当に優しい方ばかりでした。
夜ごはんはスーパーで買ったパパイヤを炒めてパパイヤチャンプルーを作りました。
おじいちゃんの舌にも合ったみたいで、おうこりゃうまいなとお褒めの言葉いただきましたん。
お礼にとおじいちゃんの貴重な食料であるさんまとえだまめもらった。
やさしい。そしてさんまがうまい。
あと泡盛ももらった。
もうちょっとお酒買っていってあげたらよかったな。
いろんなキャンプ場というか島を転々としながら生活しているというおじいちゃんは、毎年冬はこのキャンプ場にいているらしく、ここで若者がキビ狩りしてるからその子たちのためにお風呂沸かしてごはん用意してあげてるのさ、と言っていた。
優しすぎじゃん。感動。
感動して泡盛もう1杯飲んじゃうよ?おじいちゃんの泡盛だけど。
キビ狩りのお兄さんたちは明日も朝早いということで、夜も早めにお開き。
残念ながら天気はあまりよくなくて、星空は望めなかったな。
キャンプ場から徒歩5分のところにビーチがあるので、朝行ってみたけどやはり天気が良くなくて、朝日も望めなかった。
おじいちゃん曰く、ここのビーチの朝焼けと夕日が最高なんだって。
また来よう。
初めて行ったキャンプ場でしたが、どこか懐かしさと温かさを感じるアットホームなキャンプ場でした。
また来ようって思うより、また帰って来ようと思えるような第2のマイホームなんじゃないかと錯覚してしまうようなキャンプ場なので、どこかさみしさを感じているソロキャンパーの方は行ってみたら心あたたまると思う。気がする。
ぜひ行ってみてくださいね!!