狩りして食う。狩猟体験記①準備編
先日神奈川県の狩猟会へ体験に行ってきました。
ここでは狩猟体験の申込フローから当日までの準備について書いていきたいと思います!
★私が狩猟体験に行った理由
私が狩猟体験に行ったのは、多くの子どもたち、そしてそのお母さんお父さんに「命をいただく」とはどういうことなのかを伝えたいと思ったからです。
よくニュースで、今の子どもたちは魚の切り身がそのまま海で泳いでいると思っていると、言っているのを耳にします。
これ本当なんです。
前職で子ども専門の旅行会社で働き、多くの子どもたちと接してきた私はこの事実を実感しています。
切り身は言い過ぎかもしれないですが、私たち人間が動物を殺して、食としていただいていることを認識していない子どもはたくさんいます。
「いただきます」を言わない子どももたくさんいました。
前職での経験から私たち大人がしっかりと子どもたちへ命をいただくとはどういうことかを曖昧にせず、伝えていく必要があると強く感じました。
でも自分自身も狩猟経験はないし、命をいただくということをわかってるのかといわれると自信がなかったので、勉強も含め狩猟の体験に行こう!となったのが今回参加した理由です。
★狩猟資格は3種類
狩猟は3種類の猟に分かれています。
【銃・罠・網】猟です。
銃猟
第一種(ライフル銃・散弾銃・空気銃)と第二種(空気銃)の2種類の資格があります。その名の通り銃を使います。四つ脚動物や鳥類など多くの動物を捕獲できるばメリットですが、費用がかかったり手続きフローが多いのが難点です。
罠猟
その名の通り罠を仕掛けて動物を捕獲します。銃免許ほど敷居が高くなく、費用も掛からないので比較的気軽に免許が取得できるようです。しかし罠にかかったかどうかを毎日見回りをしなければならないのが難点です。
網猟
主に鳥類を網で捕獲します。投げ網と張り網の方法がありますが、張り網だと一気に多くの鳥類を捕獲で決まる。しかし網の使い方を覚えるのに、師匠てきな人を見つけるのが大変です。
自分が興味のある猟に参加するのがいいと思います。
私が参加したのは【銃猟】です。
どれがいいのかわからないっていう人も猟師の人たちが資格取得や猟についてやさしく教えてくれるので一旦参加してみるのがいいと思います!
★狩猟体験ってどんなことをするの?
体験は主に解体がメインです。
実際の猟では、獲物をしとめるところ(銃を撃つところ)には安全面の観点から同行できません。※体験場所にもよるかもしれないけど!
私が体験したのは銃猟コース。
猟犬と一緒に大きな声を出して鹿を猟師たちのところへ追いやる体験だったので、実際に銃を撃つところも鹿も見ませんでした。
しかし猟が終わってから、鹿が撃たれた現場を見に行って、その場で解体してと貴重な経験ができましたよ!
★狩猟体験に申込するには?
今回参加させてもらったのは、「一般社団法人神奈川狩猟協会」の狩猟体験コース。
HPには特に申込ボタンがないので、狩猟体験をしてみたいと問い合わせからメールで連絡をしました。
狩猟の時期は毎年11月の中旬~2月の下旬くらい。実際の猟についていきたいならこの時期に申込をするといいと思います!
参加費は大人5000円で子どもが3000円。当日現金払いです。おつりのないように用意しておいたほうがいいです。
神奈川狩猟協会HP:http://www.shuryou.jp/
★必要な持ち物や服装
HPに記載がなかったので、経験者としてあったほうがいい持ち物や服装についてお伝えします!
●持ち物
・お昼ごはん
⇒その日の収穫量によりますが、私のとき解散時刻は14:30くらいでした
・飲み物
・帽子(日差しが強いのであるといいよ!)
・日焼け止め(けっこう焼ける!私は持ってかなかったので焼けた!)
●服装
・動きやすい服と靴
⇒山に登ったりもするので速乾性のいいもの
⇒汗をかいたときに脱げるもの(冬といえど動くので暑くなります)
⇒汚れてもいいもの(獣道を歩いたり、解体をしたりと結構汚れます)
私はこんな服装で行きました!参考までに。(イラスト書いてみた!)
★集合時間
集合時間は大体朝の6時~6時30分だそう。その日の日の出後の時刻になります。私の時は6時30分で2日前くらいに連絡が来ました。
始発でも間に合わなかったため、「滝沢園キャンプ場」で前泊をしましたが、参加者の都合次第で7時集合とか午後からとかでもOKみたいです。
基本最寄り駅(小田急線・秦野駅または伊勢原駅)に送迎してくれます。
私はキャンプ好きなのでキャンプ場にしましたが、下記施設に宿泊する人が多いよとおすすめされました。
ホテルセレクトイン伊勢原:https://select-hotels.jp/isehara/
どこを集合場所にするか、時間をどうするのかは相談に乗ってくれると思うので電話なりメールなりで相談してみましょう!
★ 雨が降ったらどうするの?
竜巻や台風などで天候が荒れていない限り、基本的に雨天決行です。不安な場合は前日にでも問い合わせしてみましょう!
★まとめ
何事も初めて挑戦するときは勇気がいりますよね。
興味がある人はこの記事を読んで、少しでも疑問や不安を解消して、一歩踏み出すきっかけになったらなって思います。
これから
②狩猟体験の当日の様子
③鹿肉の下処理方法
④鹿肉の調理方法
⑤鹿肉を食べてみよう!
の5本立てで記事を更新していきます!
ぜひ参考にしてみてください♪