吹奏楽をこれから始める皆さんへ!(第4回)
皆さんこんにちは!
このコラムも4回目。まだまだ皆さんが楽しんでいただける内容は書けていないのですが、吹奏楽の世界に飛び込む前にもう少しいくつか皆さんにお伝えしたいと思います。
ということで第4回、スタート!
第5節
楽譜って読めないといけないの?
吹奏楽を始めようか悩んでいる人が一度は一度は思うであろうこの疑問。
部活動の勧誘ポスターとか見ても「初心者歓迎!楽譜読めなくても大丈夫!」とかって書いてあるのを私自身学生時代何度も見たし、そういうポスターを作った覚えもあります。
あの楽譜読めなくても…っていう文言はもはや吹奏楽部のポスターを作る上で定型文と化しています。
で、皆さんが聞きたいのは恐らく
「……。ぶっちゃけ吹奏楽やってる人的に本当に楽譜読めなくても大丈夫なの…?」
ってところだと思います。
ということでぶっちゃけましょう!
単刀直入に「楽譜読めないとかなりヤヴァイ」です。
えぇぇぇぇぇぇえええ!?!?!?
ちょっと待ってちょっと待ってテナーさん。ってことはあんたポスターで堂々と嘘をついたな!?
えぇそうです。私ポスター作るとき超堂々と嘘を書きましたぁ!
嘘付く人のnoteなんか読みたくない(# ゚Д゚)
とまぁ、確かに嘘書いたのは反省してますが、100%嘘をついているわけでもないんです。
このコラムを読んでいる方でも楽譜を読めない方は多いと思います。
今回のコラムで「楽譜が読めないといけないのか?」という不安も少し解消していきましょう。
私も吹奏楽を始めた時は楽譜が読めなかった
という私だって最初は全く読めませんでした。
私の場合、元々音楽はしたかったのですが音楽の勉強をする環境は高校で部活に入るまで全くありませんでした。
全くない代わりにリコーダーだけ目の前にあったのでリコーダーの腕だけ爆上がりしまして…(この話はまた今度)
ですが、楽譜の読み方も含めてどうしても音楽の勉強がしてみたいと思い吹奏楽の世界に飛び込み、そこで読み方を覚えました。
確かに吹奏楽をする上で楽譜が読めないのは致命的。私の学校は特に音楽経験がない人が部員の大半を占めていたので、楽団としても読譜指導や学習に関しては重要性や大変さを痛感しました。
集団で吹奏楽をするにあたって楽譜は一つの音楽を作り上げるにあたっての指標です。その指標が分からなければバラバラになってしまいます。
ですが、最初はみんな読めません。産まれた時から楽譜が読める子なんていないでしょう?文字が読める子だって言葉が喋れる子だっていないでしょう?
ちゃんと後々読めるようになればそれでいいんです。
楽譜って読むの難しいんでしょう?
確かに私も最初は「こんなの読めるようになるのかな?」って思っていたのですが、読み方のコツとパターンを少しずつ覚えればそんなに難しくはありません。
書いてあるのはこの4つだけ!
テンポの速さ
音の長さ(その音を何分割すればいいのか?)
音の高さ
音の表現の仕方
細かくいうともうちょっといろいろ書いてあるんですが、基本的に楽譜を見て使うのはこの4つだけです。
そう考えるとあまり難しくなさそうじゃないですか?
吹奏楽だけちょっとややこしくなってる部分もある
これは吹奏楽初心者だけでなく、日本に来る外国の演奏家やその翻訳家が本当に頭を悩ませる部分なのですが、日本の吹奏楽の楽譜って一個だけめちゃめちゃややこしい部分があります。
なんと驚き。吹奏楽の楽譜って「5か国語表記」です。
入部するといずれ覚えるしコラムにも書く予定なのですが、「日本語」「英語」「ドイツ語」「イタリア語」「フランス語」の5か国語で表記されてます。
これは作曲をした人であったり、顧問の先生が何語で音楽を勉強した先生かによっても使う言語が違うのでちょっとだけ注意が必要です。
とはいえ、ちょっと覚えるだけなのでこの言葉が喋れないといけない訳ではないので安心してください。
今回のまとめ
今回は楽譜は読めたほうがいいのかどうかというぶっちゃけトークをしてみました。ポスターに堂々と「読めなくても大歓迎!」と書いてあるのはとにかく人数が欲しいから。(吹奏楽の編成全員分そろうのって本当に大変)
だからって人数集めの為に完全に嘘をついているわけではないというのが今回の内容でした。
楽譜は簡単とは言われても心配…。そんな時は先輩や経験者の人、あるいは私にバンバン聞いちゃいましょう!
読めると世界はさらに広がります。
そうして広がっていく世界も楽しんでいってください。
ということで今回はここまで!
そろそろこのコラムも終盤を迎えます。皆さんが楽しめるようにもう少しだけ吹奏楽の世界の下見をしていきましょう!
それではまた!