おじょも寺から始まった(前編)
日本だけなのか、
こういった文化が生まれる背景は?
他国にもあるだろう、似たような文化は。
タイやインドの漫画雑誌の表紙を見ると
ひばり書房に似た匂いを感じる。
ひばり書房は、少女向けホラー漫画の出版社だ。
今はあるかないか、分からない。
ただ、ここから出版された単行本は貴重だと思い
今でも大切に保管している。
※超マニアではまったくなく、ひばり好きくらいの人間なので
持っている冊数も少なく、どれが価値があるのかも正直分からない。
ただ、1点『おじょも寺・・・』に関しては、なんと2冊も持っている!
ことだ。
毎日のように読み返すわけではないが(そんな訳はない)
たまに読み返すと、この作家は何を思ってこのストーリーに仕上げたのか?何を思ってこのタイトルにしたのか?どうしたんだこの作家は?
と首を傾ける事が多く、興味は尽きない。(突っ込みどころももちろん満載)
ボケ倒してボケ倒して、落ちもそれほど落ちずに終わる。
多くのタイトルでそんなイメージを持つ。
怖いはずのホラー漫画だが、読み終えた後の恐怖は残らず、後味さっぱり?何か不思議な異世界へちょっと足を踏み入れたけど、すぐ現実に帰ってきた。博多ラーメンを『見た目はこってり、でもさっぱりしているよ』とコメントする人の表現と似ている。勝手な想像だが、ひばり書房の創設者が博多出身なら根深いところで通じているのかもしれない。
ひばり書房は博多ラーメンとの因果関係があるかという問いが出たところで前編終了します。