大学アメフト部のチーム名モチーフ分析
こんにちは。
かわうち(@KENGO_Kawauchi)です。
今回は、アメリカンフットボール(以下、アメフト)について書いてみたいと思います!
僕はずっと野球をやっていましたが、基本的に学生スポーツって『学校名のみ』で運営(チーム名=学校名)していることが多いです。
しかしながら、アメフトは『学校名+チーム名』というのが多いんですよね。
そこで、今回は大学アメフト部に絞って、チーム名はどんなものがモチーフになっているのか?ということを調べてみました。
はじめに
ちなみにアメフトの本場はその名の通りアメリカなんですが、プロアメリカンフットボールリーグであるNFL(National Football League)でいうと『都市名+チーム名』っていうのがほとんどです。
ピッツバーグ・スティーラーズとか、ニューイングランド・ペイトリオッツとか、ダラス・カウボーイズとかです。
日本のアメフトも本場のNFLやCollege footballの流れを組んでいて『大学名(企業名)+チーム名』が基本になっています。
社会人アメフトリーグのXリーグも『企業名+チーム名』というのがほとんどですね。
私たちの会社(テナアダム)はデザインもメイン事業としておりますので、ロゴ制作のお手伝いもさせていただいております。
もちろん企業のロゴ制作なんかもさせていただいておりますが、実はスポーツチームや体育会のロゴ制作をはじめとしたデザインにも結構関わらせていただいております。
今回分析の対象になっているチームの中にも、弊社でロゴデザインをはじめ、さまざまなお手伝いをさせていただいているチームがあります。
さて、話は戻りますが、アメフトのチーム名にはさまざまなモチーフがあって、動物だったり、神話や伝説上の生き物だったりとバラエティに富んでいます。
これは僕の趣味という側面も多分にあります(笑)が、大学アメフト部のチーム名のモチーフを分析してみました!という記事なので、その結果を書いていきます。
それでは早速はじめさせていただきます!
アメフト部チーム名のモチーフランキング
早速なんですが、各大学アメフト部のチーム名のモチーフとなっているものをジャンルに分けてランキングにしてみました。
今回は、
関東学生アメフト連盟『TOP8・BIG8・2部(計32チーム)』
関西学生アメフト連盟『Division1〜3(計28チーム)』
の総計60チーム
を対象に分析しています。
※今回対象になっていないチームのみなさま、申し訳ございません。全チームを調べる時間がありませんでした… m(_ _)m
↓↓ 結果はこうなりました! ↓↓
1位 動物 ・・・ 28.3%(17チーム)
2位 人物・役職の総称 ・・・ 25%(15チーム)
3位 学校関連 ・・・ 20%(12チーム)
4位 神話・伝説 ・・・ 16.7%(10チーム)
5位 自然 ・・・ 10%(6チーム)
1位 動物・・・28.3%
これは言わずもがなですが、実在する動物をモチーフにしています。
中央大学はラクーンズ(アライグマ)だったり、早稲田大学はBIG BEAR(クマ)、立命館大学はパンサーズ(ヒョウ)です。
全体から見ると3割くらいですね。個人的にはもっと多いかなと思ったのですが。
2位 人物・役職の総称・・・25%
東京大学のウォーリアーズや関西学院大学のファイターズ(戦士)だったり、関西大学のカイザーズ(皇帝)だったり、帝京大学のグラディエーター(剣闘士)です。
このジャンルは闘う系のネーミングが多いですね。
3位 学校関連・・・20%
これは、校章だったり、スクールカラーだったり、その学校の歴史的な背景に関連するモチーフです。
各大学ともに何らかの歴史的背景や学校に関連する部分を含めてチーム名になっていることが多いのですが、ここではより直接的な関連を持っているという意味での分類にしています。
法政大学のオレンジ(スクールカラー)、立教大学のラッシャーズ(日本アメフトの父であるラッシュ氏と『邁進』のRUSHの2つの意味)、桜美林大学のスリーネイルズクラウンズ(校章のThree Nails Crownから)などです。
ちなみに、早稲田大学は創設者の大隈重信氏をもとに『大隈→大熊→BIG BEAR』なんですが、今回は学校関連ではなく、動物に分類させていただいてます。
4位 神話・伝説・・・16.7%
これはギリシャ神話だったり、伝説に登場する生き物や人物をモチーフにしたものです。
※もし『生き物』という分類をつくって、1位の動物も含めて考えると、その割合は40%を超えてきます。
代表的なのが、慶應義塾大学のユニコーンや、日本大学のフェニックス、明治大学のグリフィンです。
生き物以外では、筑波大学のエクスカリバーズ(アーサー王伝説のアーサー王の剣)などもあります。
5位 自然・・・10%
最後は自然系のモチーフです。
青山学院大学のライトニング(稲光)や、関東学院大学のハリケーンズ(ハリケーン)などがそうですね。
モチーフ分類データ
↓モチーフ分類したデータ一覧はこちらです↓
さいごに
いかがでしたでしょうか?
アメフトは日本のアマチュアスポーツにおいてチーム名を持つという意味では珍しいかもしれません。
このように学校名に加えてオリジナルのチーム名あるので、各チームはオリジナルのロゴを持っていることが多いです。
このオリジナルロゴがあることによって、チームのブランディングへの活用やグッズ展開などにもつなげられます。
一部のアメフト部は、ブランディングやファンづくりを見据えてのグッズ展開なども積極的に行い、しっかりした成果も出しています。
大学アメフト部にみられるようなロゴ活用は、他のアマチュアスポーツでも応用が可能だと思っています。
チーム名のリニューアル、マスコットやロゴを含めたグッズ展開、新たに愛称をつけたりなどを検討しているチームがあれば、大学アメフト部のロゴ活用についてもご参考にしてみてください。
モチーフ分類に関しては、こっちの分類じゃない!?的なご意見もあるとは思いますが、分類の便宜上、ご容赦くださいませm(_ _)m
お読みいただきありがとうございました!
かわうち(@KENGO_Kawauchi)でした!
ちなみに、弊社のホームページでは、より濃密な情報が詰まった資料なんかも無料配布してますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。