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16bitは永遠の憧れ…今こそNECのレトロPCに突撃!

レトロPCでレトロゲームを

 8bit〜16bitのレトロゲームを愛好する私は、興味が向くまま手を広げ日々堪能する日々。ファミコン、PCエンジン、メガドライブ…人間とは欲深い生き物で、ゲーム機だけではなく、レトロPCにも惹かれる今日この頃。

当時は高嶺の花で手が出なかったパソコン、NEC PC-9800シリーズも今なら買えるし手に入る。行ってみよう、行けば解るさ!

「買うならコレ!レトロゲーム目的で選ぶNECの16bitパソコン」を、独断と偏見マシマシでチョイスしてみました。

8bitパソコンのベストセラー、PC-8801シリーズ。

NEC製16bitパソコンは、もちろん…!

 PC-88VA!憧れの16bitです。…ごめんなさい、PC-9800に先んじてコレをチョイスした事をお許しください。

PC-88VAは、PC-8801SRと互換性を維持し、16bitCPUに強力なグラフィックス性能を搭載した次世代の88シリーズ。「16bitの88」ってのが良い!

8800ではなく88の二ケタ呼称…NEC的には実験的な派生モデルになる様です。成功か失敗かと言えば、まぁそういう事かと。

3.5インチ2TDドライブを搭載のVA最強モデル、PC-88VA3。惚れてます。

16bit環境のVAを楽しみ、膨大な88SR用ソフトウエアも動く、まさに一粒で二度美味しいのが魅力。未だ憧れの存在です。

私的に98シリーズも含め、ハードウェアで一番欲しいのが88VA系。理想はサウンドボード2を搭載したVA2かVA3。

しかしVAはレアな機種で、昨今ではかなり高騰しております。ジャンクでも数万円は当たり前、VA2、ましてVA3ともなれば10万円超えは当然の如く…ちょっと手が出ません。

88VAの強力なグラフィックス機能で再現された、88VA版R-TYPE。

主力の本命PC-9800シリーズ

 レトロゲーム目的ならPC-8801FA等がベターとは解っていますが、当時をリアルタイムで知る筆者としては「16bit」という甘美な響きを我が手に欲しく…そう、国民機PC-9800シリーズです。

80年代のPC-98用ソフト動作が主目的なら、互換性の面でCPUはV30系搭載モデルが理想というか、絶対条件に。良さ気なヤツが2機種有りました。

コンパクト省スペースなPC-9801UF

 まずは省スペース筐体に惚れ。CPUは高速なV30HL、FM音源標準搭載でレトロゲーム環境に最適なPC-9801UFに白羽の矢が立ちました。

省スペース、コンパクトで縦置きOKのPC-9801UR。

パソコンとしては良いんですが、当時のソフトウエア媒体は5インチFDが多く、3.5FDDのUFだと対応ソフトが狭まりそう。

省スペース筐体に外付け5インチFDDを繋ぐのもナンですし。でもUFのコンパクトボディは魅力的…良い出物が有れば買いたい。

レトロ98の決定打!PC-9801RA

 レトロゲーム目的ならコレ!DOSベースのソフトを動かすのに最高と思われるのが、PC-9801RA。メインCPUは32bitの386DX、互換用にV30を搭載して処理速度と互換性を両立。

V30+386で5FDDにFM音源のPC-9801RA。レトロゲーム目的ならベストモデル。

RAは5インチFDDにFM音源も搭載。まさにレトロゲームにはうってつけの一台で、弾数も多く程度の良さそうなメンテナンス品を密かに狙っています。

ハマるとヤバい!PC-98シリーズの世界

知れば知るほど魅力的なNEC PC-9800シリーズ。私としてはPC-9801RAのメンテナンス品が欲しい今日この頃です。

ゲーム以外にもHDD、メモリを拡張したり、DOSやWin3.1を入れても楽しめそう。システムを拡張して可能性が広がるのもパソコンの楽しみ…夢、広がりんぐ。

PC-98シリーズはPC-9821でWin2000も動き、将来的にはその辺にも手を出したいなと。果たしてPC-9800を手にする日は来るのか…乞うご期待!

最後に使った98がPC-9821XV20。拡張性も豊かで快適でした。

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てん@レトロゲイムライター
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