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2025.01.16 より高みを目指して
3月末に始まり、およそ10ヶ月間に及んだ、私にとって初めてのウクライナ支援事業が終わろうとしている。
ワインを片手に自分を労い、酔いしれたいところだが、その余裕はない。すぐさま、次の事業の立ち上げと、来年度の計画を立てる必要がある。
お酒を嗜みながらとはいかないが、“次”を考えるにあたって、これまでを振り返り、その学びを活かすのは大事だ。そのため、日本のウクライナチームの同僚5人で会議をもった。
この業界で30年以上は働いているであろう、ベテランをファシリテーターに迎え、SWOT分析をした。これは、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4観点で一つ一つの支援内容を見直す方法である。
強み・弱みは主に内部要因であり、我々の組織や支援がどうだったかを深掘りする。一方で機会・脅威は、外部要因として活動に影響を及ぼすものを考える。それらを一連話あった上で、強みを持って脅威を、機会を持って弱みを克服できないかを議論した。
およそ2時間半かけて、ひたすらブレインストーミングをした。
自分たちのやってきた支援を、さまざまな視点から見直すというのは、非常に有意義だった。一方で、振り返りを行い、それで満足してはいけない。
教訓をどう活かすのかが、何よりも大事である。
次回の事業では、誰が何を担当し、維持改善するかまで決定した。フィシリテーターの女性は、いつも「事業の質」をもっと向上する必要があると常日頃から言っている。より良い支援をするために、今後より高いコミットが求められてくる。だが同時に、わくわくしている自分がいた。