銀色に
観念してBTSの沼に嵌ったのは、今年の春になる。存在を知っていても、ここに行くとズブズブといきそうなそんな予感がしたからだ。
だけど、filmoutのMVを見て、もうダメだと思った。名前と顔が一致しないメンバーの中、唯一覚えていたジンニムの表情にやられた。
悲しいのか懐かしいのか、後悔しているのか、少し苦い表情の彼は自分をワールドワイドハンサムだと言って、周りを笑わせている人とは思えないほどだった。
まだアーミーとは胸を張って言えない。が、ジンニムが広告のポスターで大きく掲示されていれば喜び、ソロ曲があれば必死になって聴く。
ただ若い時に嵌ったアイドルと違うのは、頭のてっぺんまでは嵌りきっていない。
冷静な自分がいる。