フロントエンドの案件が減ってきた
フリーランスとして、案件募集サイトは常にチェックしています。
そこで最近感じるのが、フロントエンドの案件が減ってきたかも?ということ。
これは時期的な問題や、自分の観測範囲の問題もあるので、一般化できる現象なのか分かりませんが…。
個人的に一番多いと感じるのが、バックエンドエンジニア。
データまわりはサービスにとってクリティカルな部分。企業がバックエンドエンジニアを欲しがるのはよく分かります。
次いで、フルスタックエンジニア。体感では、フロントエンド専業よりも、フルスタックエンジニアを募集しているケースが多い気がします。
フルスタックならフロントもバックも両方やってくれるので、企業から見れば楽なんだろうなぁとは思います。(その割に募集している単価が低すぎるようなケースも散見されますが…)
それから、インフラエンジニア、データエンジニア、最近ではAIエンジニアの募集も見かけますね。
フロントエンドの募集もそれらと同じくらい。バックエンドやフルスタックと比べるとだいぶ少ないなぁという印象です。
原因について、いくつか推測することはできます。
ChatGPT や Github Copilot の登場によって、コーディングの生産性が上がっています。自分の得意ではない領域でも、ある程度はコーディングができてしまいます。
これによって、企業が必要とするエンジニアリソースが減ってきているのかな?とは思います。
優秀なバックエンドの方は、普通にフロントエンドのコードを書けたりしますしね…。そこに AI のパワーが加われば、彼らだけで UI/UX 開発がある程度できてしまうのは、なんとなく想像がつきます。
その他の原因としては、フロントエンドの変化の速度が落ちてきたのもあるかもしれません。
昔は、React, Vue, Angular, Backbone, Riot, Knockback, Polymer, Inferno, Preact …などコンポーネントライブラリが続出していました。最近では、Svelte とか Solid とかも。
それが最近は、React か Vue に落ち着いてきた印象です。
技術が枯れてくるとキャッチアップに必要なリソースは減るので、その分の新規採用が減っているのかな?と推測しています。
ここまで色々と書いてきましたが、では自分はどうしていくのか。
大きな流れには逆らえないので、自分の側を変えていくしかありません。つまり、フロントエンド以外の領域にも手を出していくしか無いな、と感じ始めています。
そうして新しい案件を獲得したり、単価を上げていきたいなと思っています。その過程については、引き続きこのブログに書いていきます。
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