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星野源に共感した日(2021/07/09)
■いつもの日記
昨日空港まで2万歩歩いたせいなのだろう、馬鹿みたいに足が痛い。
もう少し正確に言うと、腰から下が馬鹿みたいに痛い。「足と腰って繋がっているのね」と1歳児でも分かりそうなことを再認識し、あいたた、などと言いながら在宅ワークに精を出した。見境なく羽を伸ばした代償は大きい。
少し前で恐縮だが、あちこちオードリーで星野源さんがゲスト出演した回が物凄く刺さったので紹介したい。
「元SAKEROCKで今はポップな曲を歌っている、逃げ恥で恋ダンスで、ガッキーと結婚した人」のような薄〜い認識をしていたのだが、放送を観て星野源さんへの見方がガラッと変わった。ぜひ実際に観てほしいので簡単に、でも大いにネタバレを含めながら感想を書く。
放送内で星野さんが話していたことは大きく「ポップになるということ」「創作の大変さ」「忙しく働ける嬉しさ」「ガッキー」の4つ。中でも3つ目の「忙しく働ける嬉しさ」に大変共感した。まさか歌詞よりも、あちこちオードリーで星野源に共感する方が先だとは予想していなかった。
歌手・俳優・エッセイストとして成功し、多忙を極めるようになった頃を振り返りながら、話が進む。
ドラマの撮影をこなして、そのまま朝まで作曲して、次の日も撮影をして、そのまま朝まで執筆をして、その次の日にレコーディングをして、そのあとラジオがあって。ぶっ倒れるほど忙しく、実際に星野さんは過労が原因か、2012年にくも膜下出血でぶっ倒れている。
そんな話を頷き聞きながら、若林さんが星野さんに「それ(超多忙な日々)って、なんでできたんですかね?」と尋ねる。口元に手を当て、1秒ほど考えたあと、星野さんが答える。
「「こうなりたい」と思ってたんですよ」
一生懸命仕事ができるようになりたい、少しでもいいから仕事が欲しい、だから仕事ができて嬉しかった。嬉しくて頑張りすぎて、ぶっ倒れちゃったんだけどね。それって、必要とされなかった時期からのプレゼントですよ、と若林さんが答えながら、次の話へ移っていく。
まず、凄くびっくりした。星野源さんのファンの方が怒るかもしれないが、正直「昔から結構有名で、なんかマルチに活動していて、全部でウケてる人」のようなイメージをしていたので、全然違うじゃん、と。
そのあとに、ブワッッと共感の風が吹きつけた。そうだよな、仕事たくさんしたいよな。
僕はライティングなどの仕事を増やしたくて上京したけれど「できることはなんでもやります! お仕事ください!」みたいな姿勢を取るのにずっと後ろめたさがあって、でも、それって変なことじゃないよな。
なまじ大喜利やオモコロライターをしているからか、自意識過剰だからか、積極的にお仕事をもらおうとするのが気恥ずかしいし、格好悪い気さえしていた。嘘。本当は今でも、ちょっとそう思っている。
けれど「自分の力を活かして仕事がしたい」というのは普通の感情で、少しだけ背中を押されたというか、許されたような感じがした。オモコロライターに普通は求めていないと言われたら、下唇を噛みながら睨みつけることしかできないが……。これからはもう少し胸を張って、「仕事くれ〜〜!!」と言えそうな気がする。
ちなみに翌週は、ヒデちゃんが出演していた。上で真面目ぶったこと書いちゃってごめんね、こっちこそ絶対にみんなで観よう。
■質問箱
質問箱。昨日、川崎大師から羽田空港の第3ターミナルまで、特に理由なく歩かせていただきました。「こんな物があったよ」と取り沙汰するほどの物もなく(すみません)、けれど空港へ近づくにつれてどんどんと心が開けていく感じがして、とても気持ちの良い散歩でした。
城亜! 目の前を通ったはずなのに、気にせず通過しちゃってました。
ひええ、美味そう……! 迫力満点の玉子も勿論のこと、地方の喫茶店でよく見る「くにゃっ」としたパンも大好きなんですよね。ほんの少しだけお塩を振って、甘さを引き立たせていただきたいな。そうなると、コーヒーはアイスのブラックがいいなぁ。あーーーお腹空いてきちゃった。
ありがとうございます。今度は空港から川崎大師まで歩いても面白いかもしれませんね、「やっぱり何もないなぁ」と思いながら歩きたい。
■その他
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