「読者の検索意図を考える」ってどういうこっちゃ。
てんてんです。
今回は記事を書く時に考えるべき、「読者の検索意図を考える」という行為について。
はじめましての方が多いと思うので簡単に自己紹介。
てんてんについて
〇建築業界で働くエンジニア
〇複数のブログを運営するブロガー
〇Google検索順位1位を複数キーワードで獲得
ブログ運営に重要なキーワード選びのノウハウが溜まってきたのでnoteにまとめています。
さて、本題の「読者の検索意図を考える」ですが、初めて見た時こう思いました。
具体的に何が大事なの?
具体的に考えてみました。
「読者の検索意図を考える」という行為について
正解がないのがブログ運営。
人によってやり方は違うし、扱ってるキーワードも変わる。
みなさん自身のやり方を考えるきっかけになればうれしいです。
本題ですが、「読者の検索意図を考える」ってどんなことをしていますか?
他の方のブログでよく見るのはこういう感じでしょうか。
1. 狙っているキーワードで検索してみる
2. 上位の記事を見て内容をチェックする
検索エンジンは検索するキーワードに最適なサイトを表示しますよね。
そのため、この2つのステップでは「キーワードに結びついたサイトやページがどういうものか」が分かると思います。
もう一歩踏み込んで考えてみる。
検索上位のページって、
検索意図を満たしてるの?
必ずしも100%満たしているとは言えないですよね。
自分が読者側で検索エンジンを使うとき、検索上位のページでも即閉じをしたことがあるはずです。
「即閉じ」とは
検索ページからブログなどに移動した後、即検索ページに戻る行為。
「思ってたのと違ったわ」と感じる時に起こりやすい。
検索上位に入るページの傾向を知れば、どういう記事が検索上位を獲得できるか理解できる。それは間違いない。
でも、読者のニーズを掴むまでは至らないと思います。
「読者のニーズを掴む」には検索意図だけでOKなの?
先に挙げた検索意図のみを考える2ステップだけでは、読者のニーズを掴むところまで至りません。
この2ステップでは検索エンジンが評価するページを知ることができますが、そこで止まっています。
唐突ですが、ここでブログに関係するものや人を整理してみましょう。
・読者
・キーワード
・検索エンジン
・ブログ記事
・ブロガー
読者はキーワードを検索エンジンに入力することで、ブログ記事にアクセスし、ブロガーの考えを得ることができます。
先の2ステップを考えて自分なりの経験を踏まえていけば検索上位の記事を書くことはできます。
しかし、検索上位の記事は大きく2種類に分かれます。
A:安定したPVと滞在時間を獲得
B:上位なりのPVだが即閉じ・直帰が多い
Aパターンならいいのですが、Bパターンは読者のニーズを満たせていない可能性がありますよね。
Bパターンの状況を言語化すると、
読者の検索意図を考えた結果、検索上位に表示される記事を書くことができた。
しかし、読者のニーズは満たせていない...
こんな状況ですね。これはまずいです。
ではなぜニーズを満たせないのでしょうか。
「記事の違和感」はブロガーの敵である
せっかく読者の検索意図を考えるのであればニーズも満たしたいですよね。
しかし、現状よく言われている「読者の検索意図を考える」行為には実際に記事を書くところまで考えられていません。
つまり、検索順位は上がっても読者のニーズを満たせない記事になってしまう可能性があります。
そうなると、先ほどお伝えしたページの即閉じによる滞在時間の短さや直帰率が上がることによる【機会損失】を生んでいます。
自分の経験なのですが、ページの滞在時間が極端に短かったり直帰率が多い記事、つまり、読者のニーズを満たせていない記事は次の共通点がありました。
①タイトルと導入文のつながりが弱い
②導入文と本文のつながりが弱い
③ほしい結論になかなか到達しない
この特徴があると読者は次のように感じます。
①え、なんか思ってた内容と違うかも~
②なんだ、そういう内容の記事なのか~
③なかなか知りたい情報が出てこない~
アフィリエイトなどの発リンクへ無理やりつなげたり、別の収益記事への内部リンクへ誘導することばかり考えていると、どうしても読者のニーズとズレる内容になりがちです。
記事の内容が読者の持つニーズからズレると、記事に違和感が生まれます。
読者は違和感に敏感。
ブロガーには誠実さと冷静さが必要である。
当たり前のことであっても、徹底しないと違和感の種になります。
「欲のない読者ファースト」でニーズを満たす
読者は知識がない人ばかりではなく、アフィリエイト臭が強くなってしまうと離脱するリスクが増えると思います。
検索順位を上げるための検索意図の把握とは別に考えなければならないことがあります。
読者のニーズを満たすために内容の一貫性と、明確な結論を提示することが重要です。
検索エンジンの評価を勝ち取り、読者の欲しい情報を提示したうえで、アディッショナルな価値提供を目指すべきなのかなと考えています。
戦略は必要だけど、欲は不要です。
「欲のない読者ファースト」の考えで書かれた記事は、SNSで結構共有してもらえますよ。
努力した記事がシェアされた時の喜びが僕の原動力のひとつです。
今日も明日も、無理せず頑張りましょう。
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