
【ENDERシリーズ】穢れって結局なんなんだよ
ENDER MAGNOLIAで改めて穢れの設定が拡張されたことと、LILIESの時点からしばしば考察されていたことを自分なりに考えてみました。
基本的に両方の作品の真EDを見たことを前提のネタバレ記事でございます。
【穢れとは】
穢れを受けると、肉体、意識、魂の中でも
力の根源の魂を蝕み「肉腫」が体に発現する
肉腫によって肉体は驚異的な再生能力を得て
不死の穢者(けもの)となる
時間の経過とともに体の操作が意識から離れ
穢れの持つ憎悪や攻撃性に駆り立てられて
狂ってしまう
これは同じことがENDER MAGNOLIAでもTIPSで語られています(穢者の書より)。
【穢れの性質】
他にもあるTIPSや劇中描写を概ねまとめると穢れの性質はこうなります
穢れは「憎悪」「悲しみ」などの負の感情で増大する
逆に減らす手段は見つかっていない
穢れに汚染されたモノと接触すると、穢れが伝染する
一度穢れが伝染すると二度と元には戻らない
減らすこともできない、伝染すると不死者となる性質に対して唯一の対抗手段とも言えるのが「穢れの移行」を行える「巫女」
これをして「浄化」と称しているが、巫女は「穢れに強い耐性を持つ」「一度体内に取り込んだ穢れを外に漏らさない」体質の持ち主というだけであって、穢れを引き受けると苦痛を感じ重篤化すると身体機能の麻痺、穢れの許容量を越えると巫女でも穢者化する
液体や気体になるのか、それらに混じるのか、莫大な穢れは雨や煙となって国土全体を汚染するほどの災害にすらなる
穢れそのものが生物的な性質を持って攻撃してくることもある(ENDER LILIESの深淵に出現する魚のような代物やENDER MAGNOLIAの根源の地で登場するイソギンチャクやクリオネみたいなヤツ)
【魂>肉体】
ENDERシリーズにおいて超重要な設定がコレ。
先に引用したTIPSにある通り「力の根源」が「魂」。
その魂を穢れが蝕むから不死者=穢者になる。
肉体よりも魂の方が重要性が高いんですよね。
穢れによって肉体が醜く腐り落ちて肉腫と触手ウネウネになっちゃった穢者は、まず真っ先に魂が汚染された結果の代物であって、物理的、生物学的なウィルスや細菌感染と違い、ここは完全にファンタジー設定です。
この設定は随所で使われており
・魂の複製体を作れるようになったぞ!→赤子に埋め込もう→その魂の本来の所持者と同じ能力を持った人間になったぞ!(実質クローン生成)
とか
・上記のクローンの生体組織を部品に組み込んで、そいつに穢れを押しつけて調律=浄化と同じことができるようになったぞ!
とか人の心とか無いんか?と言いたくなる設定があります。
まぁそれだけ穢れが厄介な性質を持っているわけなので……。
【古き民/古き民が暮らしていた大陸】
ENDERシリーズの舞台は同大陸ですが、七号の故郷のようにSAMURAIやNINJAなどが暮らす異国や、この大陸に攻め込み侵略してきた別の大陸の民族などもいます。
これらの異国、異大陸では穢れなんてものは無く、穢れとは古き民が操っていた古代呪術の一種ではないのか?ということはENDER LILIESのTIPSで既に語られています。
また、古き民の扱う古代呪術の中には魂を扱う秘術なるものがあります。
劇中で確認されるものは二つ。
ENDER LILIESの黒騎士=不死の戦士。肉体を捨て魂だけの存在となり、契約を結んだ巫女の血筋が途絶えるまで決して死なない戦士にする術
ENDER MAGNOLIAでアベリアが行っていた魂移しの儀。他者の肉体に自らの魂を移し、本来の肉体の持ち主の意識、人格を乗っ取り生き永らえる術
さて先ほどENDERシリーズでは「力の根源は魂」「肉体より魂の方がよりその個人を個人たらしめるモノ」と紹介しました。
つまるところ、魂を扱う秘術とはあらゆる魂を持つ生き物を自在に操る技術とも言えます。
もっと短絡的に言ってしまえば生物を好き勝手にどうとでもできる技術。
事実として、不死という人類が古来より夢見てきた方向でこの魂を操る古代秘術は使われています(しかも違うアプローチで二つも)。
穢れもまた非常に厄介でマイナスの方向性しか無いものの不死性を与えるナニかです。
そして穢れは古代呪術の一種ではないかと(おそらくファーデンが)劇中で考察しています。
【穢れは人工的な代物であって自然発生したものではない?】
ようするに、こうなります。古き民たちが暮らしていた大陸にのみあるのですから状況証拠的にもそれなりの説得力があるのではないでしょうか。
これはデータの少ない憶測ですが
生物の力の根源が魂だと古き民は知った
その魂を操る技術を古き民たちは研鑽していった
ある地点、ある時代、ある誰かが「負の感情によって増大する魂のエネルギー」という点に着目した
これをコントロールする術を古き民たちは模索し(おそらく迂闊に感染させないよう)、地下でその技術を習得した専門技術者=巫女を育て、研究し、上手く利用していた
煙の国では「根源の地」と呼ばれる地下にある莫大な魔力源を引き上げて利用していましたが、そもそもなぜ地下にそんな都合のいいものがあったのか?
答えは元々古き民のエネルギー製造機関であったから、ということは根源の地で拾えるTIPSや、ENDER LILIESでのレリック、描写などから「古き民は地下で穢れに関わるなんらかの施設を用意し、利用していた」と察することができます。
ちなみにENDER LILIESのラスボスがいる最終ステージ「深淵」の背景を良く見ると、ちゃんと住居や遺跡らしきものがあります。
【全ての古き民が穢れをコントロールできるわけではない】
上述していたことの繰り返しになりますが、古き民の中でも「巫女」と呼ばれる者たちだけが穢れをコントロールする術を会得していたようです。
理由は二つ考えられます。
まず巫女の血統は穢れに対して強い耐性を持ちます。
永い期間を経て穢れ耐性の高い血筋を磨き抜いたのか、なんらかの秘術によるものかはわかりませんが。
いずれにせよ耐性を持つ者でなければ危険すぎて会得させられない、ということです。
もう一つは単純に高度な術すぎて誰もが会得できるような代物では無かったということ。
現代で言えば誰しもが原発で技術関連の勤務ができるわけではないのと一緒です。
何を言いたいのかといいますと、ENDER MAGNOLIAでライラックが何度も言及する「人とホムンクルスは変わらない」ということと同じように古き民も侵略者の民と変わらない。
ただごく一部、ほんの一握りだけが魂を操る秘術を習得しており、それによって古き民全体が栄えていただけに過ぎない、と。
例として、煙の国の根源の魔力の運用方法がおそらく正解に近いのだと思います。何せ古き民そのもののアベリアが噛んでいる計画。
ただ魔力を発生させる原理におそらく穢れが関係しており、そして穢れを漏れさせないために巫女たちが管理しており、ホムンクルスのような非人道的労働力も必要なく古き民たちは栄えていたのではないでしょうか。
【侵略戦争の理由とその後】
さてそんな栄華を誇っていたらしい古き民たちですが、LILIESの初代王の書記いわく「兵士の数は少ない」不利を不死の戦士で補っており、不死の戦士を魔術封印するという策で追い詰められていった模様。
これは古き民が平和ボケして兵士の絶対数が少なかったのか、侵略者側の軍がそれほど本気で古き民の土地を奪うつもりで戦争を仕掛けたのか……となりますが、不死の戦士の魔術封印がたった10日で実行されていた、という初代王の書記内容から、それだけ本気だったということでしょう。
もう勝てる算段と戦術を用意したうえで侵略者側は戦争を仕掛けていたのだ、ということですね。
【なぜ侵略したのか?】
これはLILIESの風化した首飾りの説明文で「かつて古き民は古代呪術で世界を支配した」と大層なことが書かれていますが、いくらなんでも信用に欠けるお話です。
しかし重要なのは劇中でそう認識されるほどにまで古き民たちの隆盛は凄まじかったということ。
古代呪術の武力の要たる不死の戦士の秘術対策は「古き民が恐ろしいから不死の戦士を封印する術を開発した」のではないか。
栄華を誇っていた時代の古き民たちがどれほど攻撃的な民族だったのかは不明です。
ただ、LILIESで入手できるレリックには「切り裂く巫女リコリース」だの「射殺す巫女アウラ」だの物騒な名前の巫女が確認できます。
そうでなくても、自分たちには無い、理解できない技術で繁栄している異民族に、彼らが支配する大陸に隣接している国々は怯えていたのでは、と。
ここに領地を広げたい思惑の国々などが連合軍を結成し、侵略戦争は行われたのだというのが私的解釈。
古代呪術は、魂=生命を自在に操る術は恐ろしすぎる。
【和平ならず】
古き民たちとの共存の道を初代王は最後まで探したけれど、それは叶わなかったと書記には書かれています。
これは色々な意味を考えられます。
まず第一に、古き民たちが和平を呑まず徹底抗戦してきたから。
次に連合軍において果ての国初代王のような共存派が少数だったから。
他にも諸々の政治的なアレコレがありそうですが、とりあえずこの二つで話を進めます。
共存派が少数だったのは間違いないかと思います。
というのも、果ての国の初代王は穢土の地という、大陸東端で古き民たちの生き残りが逃げ込んだ場所を抑え込むような土地を領地として配分されたからです。
初代王は連合軍に参加しているものの厭戦的な記述が目立ち、その消極的とも言える態度もあって「一番損な土地を押しつけられた」のではないでしょうか。
少なくとも初代王自身、貧乏籤を引かされたことは自覚しています。
古き民たちが徹底抗戦をしてきた説は、和平条件次第で如何とも言い難いところがあります。
いっそ戦って死んだ方がマシ、というレベルの不当な条件を突きつけられたら、ということですね。
ただ、侵略理由の根源が「土地と労働力を奪いたいから」なら民までも皆殺しにするのは損です。支配者が変わるだけで労働者は働いてメシ食えればそれでいいわけで。
というか、民草皆殺しなんて言葉にするのは簡単ですが、実際にやるとなるといくら魔法があるファンタジー世界でも大変な話です。小国ならともかく大陸を治める民族ですぜ……?
それなのに皆殺しとなると、狂気の沙汰です。戦争に正気を求めるなと言われたらぐうの音も出ませんが。
この民草までも皆殺しにしようとする侵略者側の異常な行動に侵略戦争の根源理由が「恐怖」だと見てしまうのです。
【報復=穢れの増大】
結果、大陸東端に逃げ延びた古き民の生き残りが、全てを奪われた怨みで穢者化して果ての国に押し寄せてくることに。
一方で煙の国では、アベリアがその出自を隠してひっそりと侵略者の治める国に潜り込むことに成功し、永い時間をかけて暗躍しています。
アベリア自身がどのように考えてフロスト家を動かしていたのかは彼女の台詞がほぼ無いも同然なのでわかりませんが、少なくともアベリアに大きな期待を寄せて根源の地で怨みを抱きながら死んでいった古き民たちは少なくはないでしょう。
他の四つの国でも、何かしらの問題があるでしょう。大陸の民族浄化なんて絵空事なので絶対に何かある。
いずれにせよ、苦渋の想いをした古き民たちの負の感情は穢れを増大させます。
さらに穢れの性質と「力の根源は魂」という設定を考慮すると死んで霊魂になってさえも実は穢れに汚染される危険性がある。
ここで問題なのは先述したように「古き民たちでも穢れをコントロールできるのはごく一握りの『巫女』だけだった」ということです。
民草までも皆殺しにしようとした行為が結果的に穢れに汚染され増大させる霊魂を増やしたのではないか。
また、これはかなり妄想入った考察なのですが。
侵略者側は「巫女=不死の戦士を操る術者」だとしか認識していなかったのでは?
ならば額に契約刻印がある者は最優先で殺されたのでは?
結果として、古き民の中でも巫女の生き残りはとくに少なく、穢れのコントロールができる者も、そのノウハウを知る者も侵略者側が知らず刈り尽くしてしまったのでは、と。
ENDERシリーズの悲劇の幕開けとは、常人と常人が互いに理解も和解も拒否して虐殺に走り合ったことがきっかけなのでは、と。
これはENDER MAGNOLIAが発売される前の、LILIESの時点で感じていたことなのですが、MAGNOLIAのテーマが「違う者同士でも手を取り合って、残酷な世界に抗っていこう」だったので、かなり確信めいたものになりました。
【そもそも穢れってなんだよ】
結局ここに戻ってきて、推測に憶測と妄想を重ねる世迷言だという前提で書いてみます。
古代呪術の一種であるが、術者がいなくても発動し続ける性質上、現象化している術である
人間は負の感情の方が大きく覚えやすいことを利用して、負の感情によって増大する性質を開発者は付与した?
元来は魔力を発生させるエネルギー源や、死を超越するための術だった
そしてこれはもう完全に妄想なのですが。
劇中時代において、穢れとは滅亡した古き民の魂の総意と化しているのでは?
魂=力の根源である以上、肉体が死んでもまだ世界に関与し続けられるのがENDERシリーズの世界観なんですよね(事実、リリィちゃんは穢れごと取り込んだ死者の魂をスタンドのように呼び出して力を貸してもらっている)。
だから民族浄化じみた虐殺なんてすれば、死者の怨念は穢れと混じり合い、大陸に住む人類全てを憎悪する災害でしかなくなってしまう。
つまりここまで穢れが超絶危険になったのは侵略戦争後であって、古き民たちが暮らしていた頃はちょっと危険程度しか無かったのでは?
……まぁ、なんというか、この記事をひっくるめて言ってしまえば考察というよりも「違う者は恐ろしく、だから殺し合い、死ぬことすらできない永劫の地獄になってしまった世界」がENDERシリーズの世界観なんだという私の個人的な受け止め方を提唱するだけの話になっているのですが。
でもそんな絶望的でどうしようもない世界だからこそ、絶望の運命に抗う人々の姿はどんなに醜く腐れ崩れても、美しい――みたいな。
困ったな、抽象的な表現ばかりしかできない。
【穢れは本当に減らせないのか?】
ENDER MAGNOLIAの真EDでは「根源の魔力を死の雨にぶつけて穢れを浄化する」なんて今まで語られた穢れの設定的には「それで消せたら苦労せんわ!?」という方法が上手いこと行っちゃっていました。
天傘破壊機能を付与されたノラ、天傘維持装置と根源の地を繋げられる巫女の器であるライラック、根源の魔力に接続されたリリアが解放の瞬間にコントロールする、の三人が揃って初めてできた博打でしたが……。
実際、この瞬間何が起こったのか?
ギルロイが根源の地と接続し、穢れに汚染されて変異体になったわけなので、根源の地と魔力そのものに穢れが混じっています。
そこからギルロイの苦痛が根源の地に流れ込み悪循環が起こっていたのがENDER MAGNOLIAの劇中の状態だったわけですが。
1:まずノラが天傘を物理的に破壊する。
2:ライラックの制御によってノラが調律奥義を放っているので、ライラック→根源の魔力→浄化柱に接続されたリリアへと情報がリアルタイムで送られる
3:リリアがその瞬間、根源の魔力を解放する(ここまで劇中で語られていること)
4:(ここから妄想)根源の魔力とは古き民の汚れた怨念を魔力エネルギーとして転換しているだけに過ぎず、実質的に穢れそのものである
5:天傘は死の雨から煙の国を魔法技術で守りつつ、根源の魔力を煙の国に降り注がせるための設備である。つまり劇中で確認できる雨や煙は降り注いだ根源の魔力であり穢れである
6:天傘という蓋にしてスプリンクラーを破壊された瞬間、リリアは巫女の力を使って根源の魔力=穢れた魂の総意に対して浄化とコントロールを行い「もう恨み苦しむ必要はない。私たちはあなたたちを解放し、穢れに頼らず生きていく。それによる混乱で以て罪を贖う」として「根源の魔力=説得された穢れ」と「死の雨=純粋な怨恨による穢れ」をぶつけて穢れ同士を相殺させたのではないのか?
7:なおこんなことをすればその負担は計り知れず、リリアが生き残れたかどうかは非常に怪しい(そもそも成功するかどうかもリリア自身賭けだと認めている)。真エンディングの最後でライラックとノラが振り返った先にいる人物をどう解釈するかはプレイヤー次第(リリアでもルヴィでも仲間たちでも全く問題ないため)
こんな感じだったのではないかと考えています。ご都合主義だって?魔法は奇跡なんだよ?(リリアがそう言ってた)
また、ENDER LILIESの真ルートではラストバトル中に浄化を行ったリリィちゃんは肌が灰色になり、角膜が黒く瞳孔が赤くなるほぼ穢者化した深刻な汚染状態になっています。
ですが(ラストバトルから一体どれほどの時間がかかったのかわからない)エンディングでは触手が残っているものの、肌や髪や瞳の色は元に戻りつつあります。

これは果ての国全ての穢れを取り込んだに等しいリリィちゃんの魂の中で、取り込まれた穢れた魂たちが徐々に凶暴性を失い、穢れが収まり肉腫の発現が少なくなったのではないか、と私は考えています。
巫女の浄化とは「ただの穢れの移行」ではなく厳密に言えば「穢れた魂を穢れ耐性が非常に強い巫女の体内に取り込み、穢れによる苦痛に苛む魂を救う」という性質ではないかと愚考するわけです。
なので巫女が苦痛を耐えきれる程度に心身が良好であれば、巫女の体内で穢れた魂たちは徐々に普通の魂に戻っていく。長い時間はかかるものの、巫女の浄化は本当の意味での浄化ではある。
フリーティアや彼女の母親である風の巫女は、その苦痛を耐えきれない重篤な状態に陥ったので漏れ出した穢れが死の雨となったのでしょう。
【リリィちゃんとライラッ君の戦いはこれからだ!】
あれこれ考えて、まぁ普通の感想に戻るのですが。
古き民の血統を引く……どころか人の業の塊みてーな人工生命体であるリリィちゃんとライラッ君がなぜ百年くらいも前の血みどろの民族戦争の後始末をやらなければいけないのか、となりますが……。
MAGNOLIAのホムンクルスって名称は非常に皮肉が利いていて、実際のところアレらはサイボーグやバイオロボと言うべき代物であり、本来の意味でのフラスコの中で製造される人造人間(ホムンクルス)はリリィちゃんやライラッ君の方なんですよね。
でも造られた命だろうが、それが製造された本来の意図に沿って生きているのかいないのかはともかくとして、リリィちゃんもライラッ君も自分で選択して絶望の運命に抗い続けているわけで。自分で選択した結果母親のフリーティアを孤独にさせないがために一緒に地獄に落ちるLILIESのBエンドはあれはあれで尊いよね……
穢れに吞まれたり、穢れを超克しながらENDERシリーズは続いて……いくかどうかはバイナリーヘイズインタラクティブ次第なのですが、次作のテーマや切り口はどうなるのか楽しみです。