【第2話】Outlier AIの始め方を解説
こんにちは。
私は普段IT企業でシステムエンジニアをしている、いわゆる「しがない会社員」です。
前回の記事では、私が「Outlier AIに手を出した理由」をお伝えしました。
今回は、Outlier AIの始め方や、実際に仕事を始めるまでの流れなどを正直ベースでお話ししていこうと思います。
1. 登録から始まる“AIトレーナー”への道
1) アカウント作成は意外とスムーズ
前回の終わりにご紹介した招待リンクから、実際にOutlier AIの登録ページへ。
◾️招待リンク↓
名前、メールアドレス、パスワードを入力
簡単なプロフィール情報を記入
これらを済ませると、すぐにアカウントが作成できました。英語表記ですが、そこまで複雑ではないので、英語が苦手でもオンライン翻訳を使いつつ進めれば大丈夫だと思います。
2) 履歴書提出
アカウントを作った後、次に求められるのが英文での履歴書の提出!
学歴、経歴
専門知識の有無(IT系、マーケ系、教育系など)
を登録する感じ。Outlier AIでは色々なタスクがあるようで、言語面や得意分野によって優先的に割り当てられるタスクが異なるっぽいです。私はITスキルを持っているので、そこはちょっと期待していたポイントですね。
3) 日本語のスピーキングテスト
履歴書を提出した後、本当に日本語のネイティブスピーカーかどうかを確認するために、画面に向かって日本語のスピーキングテストが始まります。
といっても、最近の趣味を話す程度の内容で、特別な専門性は求められません。生身の面接官に向かって話すわけではなく、ビデオレコーディング(録画)形式なので、そこまで緊張せずに済みました。
2. Assessment(ミニテスト)との戦い
登録を終え、日本語のネイティブスピーカーと認められたら、Outlier AIのダッシュボードに受けられるタスクが表示されます。
1)まずは時給9.3ドルの試験タスクから
Outlier AIには"Assessment”と呼ばれるテストが存在し、これに合格すると時給31ドルのタスクに挑戦できる仕組みです。
私の場合は、最初に時給9.3ドルのタスクが複数用意されていました。
※Assessmentを受ける前に、受講必須のタスクが複数あります(これは無給)
読み書きレベルの英語がないと少し苦戦するかも
AIが提示する内容をチェックして評価する作業が中心
Assessmentごとに内容が異なりますが、基本的には「AIの出力が正しいかどうかを判断」するものが多かったです。
2) 合格までの流れ
トレーニング資料を読む
画面上にマニュアルが表示されるので、じっくり読み込みます(英語ですが、オンライン翻訳ツールがあれば十分対応可能)。実際にタスクをこなす
Assessmentの前に練習タスクを数件こなす必要があります。
そして残念ながらこの練習タスクは無給(😢)
練習タスクが済むと、いよいよAssessment本番へ。評価されて合否が決まる
提出した結果が一定の合格ラインに達していれば合格!
Assessmentが合格してようやく、時給31ドルのタスクを受注できます。
受注というと小難しいですが、時給31ドルのタスクがOutlier AIのダッシュボードにポンっと出てくるのでそれを粛々とやることで稼ぎになります。
注意点としては、タスク内容がかなり細かい指示に基づいている点。間違いやすい箇所も少なくないので、最初のうちはマニュアルを手元に置きながら慎重に進めるのがおすすめです。
3)英語の壁とどう向き合うか
私も英語がペラペラというわけではないので、最初は「え、なんて書いてあるの?」となることがしばしば。
DeepLやGoogle翻訳などのツールを活用しながら進めれば問題なし
繰り返しタスクをやっていると、だいたい使われる単語パターンが掴める
慣れてくると、「あ、またあのパターンの問いかけだな」という感じでスムーズに処理できるようになってきました。
3. 実際の作業環境はどんな感じ?
1)タスク画面はシンプル
英語で「こんな作業をして」という指示が出てきて、日本語(時には英語で)回答フォームに入力して送信する流れです。
タスクの指示:短文で要点が書かれている(例:AIの翻訳結果を採点せよ など)
回答フォーム:テキストボックスや選択肢、入力欄など
シンプルですが、正確性が求められるので、指示をよく読んで丁寧にフィードバックすることがポイントですね。
2)作業時間は自分次第
タスクは24時間365日、いつでも取り組める仕組み(タスク在庫がある限り)。私も一度深夜にログインしてみたところ、普通に作業できました。
仕事が忙しい日は30分だけ、忙しくない日は2時間がっつり、など臨機応変に調整可能
ただしタスクの枠が埋まっていると作業ができないこともある
このあたりは在宅ワーク特有の“稼動タイミングとタスク量のミスマッチ”が発生し得るので、効率的に稼ぐにはタスクが出ているうちは集中して受けるといった工夫が必要かもしれません。
4. つまずいたこと&工夫したこと
マニュアルを軽く読み流すのは危険
Assessmentは意外と引っ掛けが多い印象。指示に沿って厳密に答える必要があるので、最初は何度もマニュアルを読み返しました。英語表現をメモしておく
よく出てくる英語表現や単語、質問の流れをエクセルやメモ帳にまとめておくと楽。似たようなタスクが多いので、2回目以降はスムーズに対応できます。周りに同じことをしている人がいれば相談
私の知り合いにはOutlier AI仲間がまだいませんが、もし一緒に始める人がいたら情報交換できて心強いだろうなと思います。ネット上でもコミュニティを見かけるので、活用してみるのもいいかもしれません。
まとめ
というわけで、今回は実際にOutlier AIに登録して最初のAssessmentを受け始めるまでの流れをざっくりお伝えしました。英語に対する抵抗感はあるものの、正直やってみるとそこまで難解ではなく、「あ、意外と何とかなるかも?」というのが今のところの感想です。
◾️招待リンク↓
Outlier AIを始めるのはちょっと勇気が要りましたが、やってみないと分からないことばかり。
私の体験が、同じように副業を模索している皆さんの参考になれば嬉しいです。
それでは、また次回!