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【第3話】Outlier AIって本当に時給31ドルなの?

こんにちは。
私は普段IT企業でシステムエンジニアをしている、いわゆる「しがない会社員」です。

前回までの記事では、Outlier AIに登録するまでの流れや、Assessment(ミニテスト)で感じた英語の壁などをお伝えしました。

今回は、多くの方が一番気になっているであろう「時給31ドルって本当?」という点について、私の体験やリサーチ結果を交えながら正直に語っていこうと思います。


1. “時給31ドル” のうたい文句

最初に私がOutlier AIの情報に触れたとき、真っ先に目に飛び込んできたのが時給31ドルという高単価の報酬でした。

  • 「海外相場ならではの高時給なのかな?」

  • 「英語のスキルを活かせば稼げるのかな?」

そんな期待を抱きつつ、時給31ドルの案件を目指してAssessmentを頑張って合格しました。しかし、いざ仕事を始めてみると、「実際に稼げる金額はやや別物」という印象を受けたのが正直なところです。


2. 時給制だけど“時間制限”がある?

Outlier AIのタスクは、一つひとつに取り組める時間があらかじめ制限されていることが多いです。具体的には、

  • 15分

  • 25分
    といった具合で、その枠内に作業を終わらせる必要があります。

仮に「時給31ドル」としても、15分で終わるタスクであれば約7〜8ドル25分のタスクなら13ドル程度しか稼げない計算になります。
指定されている時間制限を超えた場合の追加料金は時給9.3ドルつきますが、これにも時間制限があります。
時間制限を超えた場合、そのタスクは「失格」となりお金も振り込まれないので、タイムマネジメントはしっかりしましょう!

時給31ドル × 0.25時間(15分) = 7.75ドル
時給31ドル × 0.4167時間(25分)= 約13ドル

このように、1つのタスクあたりの実質的な収入は“7〜13ドル前後”になるわけです。


3. “常時フルタイム”で稼ぐのは難しい?

「じゃあ、1時間ぶっ通しで4つの15分タスクを受ければ、時給31ドルに到達するんじゃないか」という考えもあるかもしれません。
私もその考え方だったのですが、下記のような制約があります。

1)タスクの在庫がいつも潤沢とは限らない

Outlier AIのタスクは24時間365日用意されているわけではなく、需要と供給のバランス次第で受注できる数が変動します。タイミングが悪いとタスクがゼロなんてこともあり、常にフル稼働できるわけではありません。

EQと呼ばれる、いわゆる"タスクがない状態"の画面

2)作業時間外の稼働

タスクによっては、マニュアルの中身を細かくチェックしたり、タスクにアサインされるまでの無給のタスクをこなさなければならず、時間を取られるケースが多いです。
こうした作業時間外の細々とした作業は時給換算には含まれません(😢)


4. それでも魅力を感じるポイント

「時給31ドル」と聞くと大きく感じますが、実質的には1タスクあたり7〜13ドルほど。連続してタスクを受注できる時間帯も限られているので、“月◯万円完全保障”のようなものではないと考えたほうがよさそうです。

それでも、個人的に「Outlier AIってアリかも」と思う理由がいくつかあります。

  1. 完全リモートで場所を問わない
    どこに住んでいてもネット環境さえあれば作業できるので、通勤時間のロスがなく自分のペースで働ける。

  2. スキルアップにつながる
    英語やITの知識が自然と身につくので、将来的に別の仕事で活かせる可能性も。

  3. スキマ時間を活用しやすい
    タスクごとに作業時間が決まっているので、朝の15分や夜寝る前の25分など、細切れの時間で取り組める。


5. 実際にどれくらい稼げるの?

実際に私の調子が良かった日の稼働例を紹介します。

  • 朝:15分タスク × 1件(7.75ドル)

  • 昼休み:25分タスク × 1件(約13ドル)

  • 夜:25分タスク × 2件(約26ドル)

合計で7.75 + 13 + 26 = 約46.75ドル。1日の合計作業時間は15 + 25 + 25 + 25 = 90分(1.5時間)です。タスクが運よく途切れず、待ち時間が無かったので1.5時間ほどで約47ドルは悪くない数字かなと思います。
ただし、これはあくまでタスクが連続して確保できた場合の話。

また、1.5時間以外の時間は作業しない(待機もしない)ので、実質的には「時給31ドル」というより「短時間である程度まとまった報酬が得られる」という感覚に近いですね。


まとめ

1) “1時間働けば31ドル”ではない

Outlier AIの時給31ドルはあくまで1時間換算したときの理論値で、実際にはタスク時間が15分や25分と制限されているため、1つのタスクでは7〜13ドル程度しか得られません。

2) 副業として割り切るならアリ

  • 完全リモート

  • 英語やITスキルの実践

  • 短時間でもそこそこの収益

これらのメリットを上手く活かして、「週に数時間だけスキマ時間を使って、ちょっと稼ぎたい」という私みたいな社会人にとっては、Outlier AIは魅力的な選択肢になり得ると思います。

次回以降、実際にどれだけ稼げたのか、あるいは作業量と報酬のバランスなど、もう少し踏み込んだリアルな体験を共有していく予定です。
まだ始めたばかりでどうなるのか分からないのですが、「本当に月5万円いけるの?」といった疑問にも答えられるよう、頑張って続けてみますので、どうぞお楽しみに!

もし興味を持ったら、招待リンクを貼っておくのでチェックしてみてください。一緒に頑張りましょう〜。

◾️招待リンク↓


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