我がトラックの車検に、
やれやれ。車検が通りました。随分オンボロなこの車ですが、我が家にとっては、まだまだ働き盛りのトラック。薪でもなんでも運べます。2000ccしかも四駆。
実はこのトラック、数年前になるけど大手の車センターで「これはもう車検通りませんよ。」と宣告されたモノなのだ。そりゃお金があれば新しい次の車に替えますよ。でもそうもいかない事情というものがあります。出来れば、乗り続けたいのですよ。がっくり。
しかたなく、ダメ元で近所の工場にもっていったら、あっさり「通るよ。」と言われた。そういう部分(オンボロな内装等のこと)は車検とは関係ないんだよ。それがたぶん3年程前の話。田舎はいいよ。人情がある。モノは大事にとことん使う、直し直し使う文化が残っているのです。
でも今年、そんなやさしい心の工場の大将が体調をくずしてしまい、いま工場が閉じています。困った。まだ他に数件ここらには工場があるのだけれど、そのように行くかなと内心不安でした。ところが、ところがですわ。
いました。こころやさしい業者さんがここにも。今回はさらにすごかった。ボロボロの極みの内装を、手作り感たっぷりに補修してくれた。ほー。ですよ。
以前飼っていた犬、私がこの車を一時犬小屋代わりにしていたもんで、このトラックの内部は、噛み痕やビリビリに破った内装だったのです。ドアの骨組みが丸見え状態。そこの補修ですよ。
ああ、請求書が来るのが楽しみだ。補修にいくらの請求がくるのか。
2020.12.18.典栄