アラフィフ サラリーマンおやじの和歌山県由良町滞在記 #3 お宿編
宿泊場所
前回4日間の滞在期間中での宿泊場所のことについて。
個人での訪問にあたり、まず宿泊場所を確保するために、役場の方に相談する。 私が出した希望はただ一つ雨風がしのげる場所であればどこでもいい。
すると、以前民泊をされていた家ということで、役場の方から事前に私のことを説明していただき、直接連絡先を教えていただいた。
緑の家
私が紹介いただいたのは、緑の家という名前で民泊をされている坂田さんというお方。
まずは、携帯電話にて宿泊について伺う。以前はAirbnbで登録されていたらしいが、コロナ過でしばらく営業をされていなかったとのこと。
その前に、私はAirbnbなる宿泊形態をよく知らなかったので、ネットで情報収集。海外ではよくある部屋貸し宿が日本にも広まっている事を知らなかった。 早速、今回の緑の家を検索するが、一向に検索できない。前回お世話になった、農家さん、地域おこし協力隊の方にも話伺うが情報なし。
まあ、役場の方の紹介だし、電話でのお話も大変感じのいい方だったので予約を入れる。
1日目
前記の通り、紀伊由良駅に到着後、荷物を置かせてもらうために訪問。
あ、あれだ確かに外観が緑色になっている。
農家さんでの作業時間がすぐ始まるので、ご挨拶だけさせていただき玄関で荷物を置き直ぐに農園に向かう。
作業を終え、緑の家に戻って来たのは夕方6時半。
まずは、部屋に案内いただくが非常に綺麗で広く大満足である。
直ぐにお風呂に入らせていただき、坂田さんご一家と夕食を共にする。
奥さんお手製の料理、由良町は海に面しているので、海の幸に恵まれているので、魚中心のメニュー、私も肉より魚党なので大歓迎。
そういえば、事前に”アルコールはいけますか?”という問い合わせがあったので、これはもしやと思いきや皆さんお好きなようで、まずは乾杯。
ご夫婦と娘さんの3人ご家族でのお住まいで、私が前回由良町に来た経緯、そして今回再訪した経緯を説明してまずは、自己紹介。
民泊業は数年前に申請されたようだが、コロナ過で実際の宿泊者は私が2組目ということで、色々と気を使っていただいた様子。
Airbnb にも以前は登録されていたがしばらく利用を止められていたとの事。
私自身も、民泊に宿泊するのは初めてであるが、今回の目的である私の思いが最適な場所であることを確認した。
会話も弾み、気が付けば日付も変わっていたので、そろそろ就寝させていただく。
2日目
奥さんが朝からお仕事とのことで、朝食は机にあるパンを好きに焼いて食べてくださいとのことで。一人、気兼ねなく食堂でいただく。
昨晩到着時には、暗かったので解らなかったが、周りは田畑に囲まれており、最高の景色であることを認識した。
この日の夕食は外で食べる予定であったが、どこも開いていないことが分かり、コンビニで済まそうとしたが、有るものでいいならと急きょ、夕食を用意していただいた。これも民泊ならではのサービスだろう。
この日も、会話に花が咲く。娘さんは海外滞在経験豊富な方とわかり、すぐに意気投合。この日も気が付けば日付を回っていた。
3日目
この日は、奥さんはお休みとのことで朝からパンを焼いていただき、朝食も堪能させていただき、雨で作業がないために暫く自室で休ませていただく。
この日が最後の夜、そして私の今回のミッションもすべて完了したので。お食事と会話を堪能させていただく。
4日目
この日は、お昼過ぎの電車で帰ることを決めて、お代を渡し緑の家を後にした。
お宿とは
今回の滞在において民泊の良さを改めて感じた、それはどんな5つ星ホテルでも味わうことの出来ない体験である。
ネットで探せば安価なホテル、旅館もあったが今回私が求めていたのはこの様な滞在である。
また、この町が好きになった。そして、坂田さんご一家とのご縁も今後も続くことを願う。