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3分で読める本日の注目ニュース(2024年7月25日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は24日、2024年度の最低賃金引き上げ額の「目安」を50円とすることで合意した。

 最低賃金の全国平均は、現在の時給1004円から1054円に5.0%引き上げられる。歴史的な物価高や、今年の春闘で大幅賃上げが実現したことを踏まえて引き上げ幅、引き上げ率ともに過去最大。新たに北海道や静岡県など8道県で最低賃金が1000円台に達し、大台超えは16都道府県に増える。

 目安額は経済情勢に応じ、各都道府県をA~Cの3ランクに分けて提示されるが、今回は3ランクすべてで同じ50円だった。前年度は東京や大阪など6都府県のA地域の引き上げ幅が、宮城や兵庫など28道府県のB地域、青森や沖縄など13県のC地域を上回っていた。

 ただ、前年度は人口減少に直面する地方を中心に働き手を隣県に奪われたくないとの危機感が広がり、24県の審議会が中央審議会の示した目安額を上回る引き上げを決めた。今年度の改定協議でも、労働者側の委員は最低賃金の低い地方から都市部に人口が流出していると指摘。特にB、C地域の大幅な引き上げを求めた。

 こうした事情が地方の賃金水準を底上げすることにつながったとみられるが、現在最も高い東京(1113円)と最も低い岩手(893円)の差は、目安通りに決まれば220円のまま縮まらない。

 引き上げ率は、連合が集計した今春闘の平均賃上げ率5.1%に迫る高水準。労働者側の委員が前年度を超える引き上げを求めたのに対し、経営者側は中小零細企業の支払い能力を考慮して大幅引き上げに慎重だったが、最終的に受け入れた。

 目安通りなら、最低賃金は全都道府県で900円を超える。連合の幹部は小委員会の終了後、「1000円を超えないと暮らしが成り立たない。今年の50円増は大きな一歩だ」と述べた。

 それでも、内閣府によると主要先進国に比べて日本の最低賃金の水準は見劣りする。また、高齢者は最低賃金に近い給与水準で働く割合が高く、物価高の影響を受けやすい。

 最低賃金は雇い主が従業員に支払う最低限の時給で、毎年改定される。中央最低賃金審議会が示す目安額を参考に、各都道府県の審議会が8月ごろに実際の引き上げ額を決め、10月以降に適用される。

芸能ニュース

・ビッグカップルの誕生だ。国民的女優の綾瀬はるか(39才)が、SixTONESのジェシー(28才)と真剣交際していることがわかった。明日7月25日発売の『女性セブン』が詳報する。

 出会いは2022年。映画『リボルバー・リリー』での共演だった。ハードボイルド作家・長浦京の代表作を映画化した、アクションサスペンス作品だ。

 主演の綾瀬は「史上最強のダークヒロイン」として活躍する元敏腕スパイを熱演。一方のジェシーは、命令を遂行するためなら非道な手段もいとわないシベリア帰りの陸軍大尉。ふたりは敵対する役どころで、劇中では幾度となく戦闘シーンを繰り広げた。

 本格的なアクションシーンを阿吽の呼吸でこなしたふたり。映画のクランクアップ後に、個人的に連絡を取り合うようになったという。

「お互い立場があるふたり。なかなかすぐに交際というわけにはいかなかったようです。完全個室のお店で食事会をするなど友人付き合いが始まりました。慎重に丁寧に関係を作っているという感じがしましたね」(芸能関係者)

 綾瀬はこれまで、インタビューなどで恋愛観や結婚観を率直に明かしてきた。一方で、浮いた噂からは遠い存在でもあった。過去には大沢たかお(56才)や松坂桃李(35才)、韓国人俳優のノ・ミヌ(38才)らとの関係が取り沙汰されたこともあったが、いずれも否定してきた。

 ただ、前出の芸能関係者は今回については「単なる交際や熱愛発覚といった浅いレベルではない、ふたりはかつてないほどお互いに真剣に向き合って、たくさんの時間を一緒に過ごしているのです」と語る。

「ジェシーの年齢は学年でいうとちょうど綾瀬さんと一回り下。でも彼はとにかくマメで、優しい。綾瀬さんが家事ができなくても、“いいよ、やるよ”と自分が立ち上がるタイプです。そんなところも波長が合ったんでしょう」(同前)

 綾瀬の所属事務所は、『女性セブン』の取材に「プライベートは本人に任せております」と回答。一方、ジェシーは設立したばかりの個人事務所ZDN(ズドン)を通して「プライベートはお任せください! 仲良くさせていただいております。ズドン」と決めゼリフつきでコメントした。ジェシー本人が代表取締役を務めるため、「お任せください!」なのだろう。

 明日7月25日発売の『女性セブン』では、【〈独占スクープ〉 綾瀬はるか極秘同棲愛12才年下トップアイドルと「約束した未来」】と題する記事で、2年に及ぶふたりの極秘交際の経緯、ホリプロ3人娘といわれた綾瀬の身に起きていた異変、匂わせなかったふたりが唯一「お揃い」で持っているもの、そしてふたりが見据える「結婚」という未来についてなどを詳しく報じている。

スポーツニュース

・■パリオリンピック™ サッカー男子 予選リーグ 日本ーパラグアイ(日本時間25日、フランス・ボルドー競技場)

サッカーU-23日本代表は予選リーグ初戦で南米予選1位のパラグアイと対戦し、5-0で完勝。前半にMF三戸舜介(21)が先制点を奪い、後半も三戸が追加点を挙げると途中出場の藤尾翔太(23)も2ゴールを決めるなど大量5得点を奪った。56年ぶりのメダルに向け初陣白星発進の日本は次戦28日、マリとの一戦に臨む。

日本のスタメンは、GKに小久保玲央ブライアン(23)、DFに大畑歩夢(23)、関根大輝(21)、木村誠二(22)、高井幸大(19)の4人、MFに山本理仁(22)、藤田譲瑠チマ(22)、三戸舜介(21)の3人、そしてFWに細谷真大(22)、斉藤光毅(22)、平河悠(23)の3トップの布陣となった。

アジア王者の日本と南米王者、パラグアイの一戦。まず日本がチャンスを掴む。前半5分、コーナーキックのチャンスで、ニアに走り込んだ関根が頭で合わせるが、GKにセーブされる。その後も圧倒的にボールを保持し敵陣内に攻め込む日本。19分、左サイドのスルーパスに大畑が追いつきゴール前にクロスを入れると、三戸が落ち着いてトラップし右足を振り抜いた。ボールはゴールネットを揺らし、日本が1点を先制する。

さらに日本に追い風が吹く。25分にパラグアイの選手が平河へのラフプレーで一発退場。日本は10人のパラグアイと戦うことになった。相手のカウンター攻撃にもDF陣が素早い寄せでシュートを打たせない。アディショナルタイムには平河に代わって入った佐藤恵允(23)が強烈なシュートを放つなど、試合の主導権を握った日本が1点リードで前半を折り返す。

後半立ち上がり、日本はパラグアイのセットプレーに苦しめられる。5分にはフリーキックから、ペナルティエリア内でシュートを浴びる。11分にはコーナーキックからのこぼれ球に強烈なシュートを打たれるが、サイドネットに救われる。

中盤に入り、日本は素早いパスが繋がるようになる。19分に、左サイドでボールを持った斉藤が個人技で一人かわして、ゴール前の三戸にピンポイントクロス。フリーの三戸が頭で合わせて、この日2点目となるゴールを奪い、2-0とリードを広げる。24分には右サイドからのクロスをゴール前で斉藤が落とし、走り込んできた山本が狙いすました一撃。ボールはゴール右隅に突き刺さり、3点目を奪った。

さらに後半から入った藤尾翔太(23)が2ゴールを奪い5得点の日本が、南米の雄・パラグアイに勝利。日本は2000年シドニー大会以降、初戦に勝利した3大会(シドニー、12年ロンドン、21年東京)は全て決勝トーナメントに進出している。

試合後、大岩監督は「相手に退場者が出たんで、ボールを支配する時間が長く大量得点につながりましたが、次に向けて準備していきたいです。もう一つ一つ勝つだけですね、その先に決勝トーナメントに行けると信じていますので」と話し、次戦のマリ戦を見据えた。

3点目を決めた山本は「家族が見にきてる前で最高のゴールという形でチームに貢献できたのはうれしかった」と笑顔を見せ、28日のマリ戦に向けて「次勝ったら決勝トーナメントが見えてくると思うので、次の試合、全力で勝ちたいと思います」と力を込めた。

大岩ジャパンは、8大会連続12回目となる五輪切符を獲得。1968年メキシコ大会以来56年ぶりのメダル獲得を目指す。パリ五輪で日本はグループDに入り、25日にパラグアイ、28日にマリ、31日にイスラエルと対戦。グループ上位2チームが準々決勝へと駒を進める。

話題のニュース

・斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書の中で、業務を理由に療養中だと言及されていた元課長の男性が4月に死亡していたことが24日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。県は個人情報保護を理由に3カ月にわたり公表していなかった。すでに文書を作成した元幹部の死亡が判明しており、3月末に文書問題が浮上して以降、2人の職員の死亡が明らかになった。

 元西播磨県民局長の男性が3月中旬に作成した斎藤氏のパワハラ疑惑などを告発する文書には、昨年11月のプロ野球阪神とオリックスの優勝パレードに関わる経費を巡る不正疑惑が挙げられ、担当課長だった男性が業務により疲弊し、療養中だという趣旨の記載があった。その後、男性が死亡したとの情報が県庁内に広がったが、県は「個人情報に関わるので答えられない」としていた。

 斎藤氏は24日の記者会見で「遺族の意向で公表していなかった」と述べた。

 関係者によると、男性は4月20日に死亡。男性の子どものために職場の有志で「遺児育英資金」を集めようとする動きを県幹部が止めていたという。

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