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3分で読める本日の注目ニュース(2024年11月11日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ 学習塾の倒産がコロナ禍を経て過去最多水準で推移している。2024年1~10月の倒産件数(負債1000万円以上、法的整理)は32件で、前年同期(25件)比で28.0%増加。このままのペースで推移すると、通年の倒産件数は過去最多の2019年(39件)とほぼ同水準になる見通しだ。

 倒産した32件を負債規模別にみると、1億円未満の小規模倒産が28件と大半を占めた。今年の負債額トップは、個別指導塾をピーク時に全国で約500校展開していた㈱個別指導塾スタンダード(福岡、6月民事再生法)の約60億3830万円で、2000年以降で2番目の負債規模となり、㈱教育春秋社(東京、9月破産、負債約10億円)が続いた。都道府県別でみると、東京(7件)が最も多く、大阪(6件)、神奈川(4件)が続き、16都府県で発生した。

 学習塾の倒産は、少子化による生徒数の減少や大手との競争から2019年までは増加傾向だったが、コロナ禍では支援策もあって減少に転じた。ただ、主な学習塾利用層である6歳から18歳の人口は2013年(1488万人)から2023年(1351万人)の10年間で約9%減少(総務省「人口推計」)するなど、アフターコロナでも生徒数が回復せず授業料収入が減少し、倒産するケースが増加している。また、中堅クラスの学習塾では教室など設備投資のために借入金が膨らんでいるケースもあり、今後も少子化の深刻化やコロナ融資の返済負担による倒産リスクは拡大する公算が大きい。

 なお、負債1億円以上の学習塾では、法的整理前に事業を他社に譲渡するケースも見受けられ、今後は倒産とともに事業譲渡などによって、業界再編が加速する可能性がある。

芸能ニュース

・明石家さんまが、ダウンタウン松本人志の訴訟取り下げについて言及し、注目を集めている。

 さんまは、11月9日放送のMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』に出演。「松本が(訴訟が)取り下げになって、残念なことにこの後、吉本のお偉いさんと『そのことを詳しくお話ししたい』っていうので、来るんですよ」とこの件について語り出した。

 まだ話を聞く前なので、詳しいことは話せないというさんまだが、「松本がテレビに復帰して、頑張ってくれることを俺らは祈ってるわけやからな」と、松本の復帰について擁護する立場であることを言明。その上で、「まあ、そう冷静に考えても、ややこしくなる」と、復帰は容易ではないとの考えも明かした。

 この「松本擁護」発言に、Xでは

《さんま兄さん、さすがや》

《ありがとうさんま、いや、さんまさん!!!芸人の先輩はかくあるべきよな》

 と、賛同する意見があるものの、多いのは次のような声だ。

《松本人志をこのタイミングで擁護するということは、問題になった行為を容認(肯定)するということ。明石家さんま、終了》

《明石家さんまも松本人志を擁護。性加害を軽視しすぎ》

《お前まじで余計なことすんじゃねーぞ?》

 さんまは、松本の話に続けて、「仲がいい」というスピードワゴンの小沢一敬についても触れ、「小沢はこの件で、帰ってこれるのか、これないのか。このへんは、小沢に聞いてみようとも思ってんねんけども」と心配していることを明かした。

「松本さんは『週刊文春』で性的行為の強要疑惑を報道され、1月8日に活動休止を発表。名誉棄損で発行元の文藝春秋に5億5000万円の損害賠償などを求める訴訟を起こしましたが、11月8日になって取り下げを表明しました。

 ただ、これを機にすぐに芸能活動に復帰できるかどうかは不明です。小沢さんは、松本さんの飲み会をセッティングした一人と報じられ、本人の申し出により芸能活動を自粛したままです」(芸能記者)

 Xには、

《さんまさんの、松本さんや小沢さんの復帰を応援する言葉には正直ガッカリ。思っていても公には発言してほしくなかったなぁ。世間はまだまだ受け入れるような風潮ではないよ?》

《復帰有りきとは さんまさん見損なったよ(-_-#)》

 との厳しい言葉も並んでいる。

「闇営業」問題が持ち上がった2017年、さんまは事務所の後輩である元雨上がり決死隊・宮迫博之らを擁護したが、その際にも批判が集中したことがある。今回、“お笑い界の大御所” の影響力はどこまで――。

スポーツニュース

・◆東京六大学野球秋季リーグ戦最終週第2日 ▽慶大2―1早大(10日・神宮)

 早慶戦は慶大が連勝。4番の清原正吾一塁手(4年)は大学野球の最終戦を白星で飾り、「勝てば優勝」の早大Vを阻止。試合後は大粒の涙を流して父・和博さん(57)ら家族やチームメートへの感謝を口にした。

 和博さんはこの日もネット裏で、愛息の奮闘を見守った。「息子はつらいこと、苦しいことがたくさんあった中、よくここまで頑張ったと思います。伝統ある早慶戦では、両チームの魂こもった闘う姿に、胸を熱くし、自分の経験しなかった大学野球がこんなにも感動するとは思いませんでした」とのコメントを寄せた。

 ◆清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年8月23日、東京都渋谷区生まれ。22歳。慶応幼稚舎(小学校)3年から「オール麻布」で野球を始め、慶応普通部(中学)でバレーボール部、慶応高でアメフト部。慶大で野球に再チャレンジ。2年秋にリーグ戦デビュー。4年春から4番を担う。今春のリーグ戦で一塁手のベストナイン。186センチ、90キロ。右投右打。

話題のニュース

・ 日本維新の会は10日、両院議員総会を東京都内のホテルで開き、11日に行われる首相指名選挙について、決選投票も含め、馬場伸幸代表に投票することを決めた。

 石破茂首相(自民党総裁)と立憲民主党の野田佳彦代表が決選投票に進んだ場合、馬場氏への投票は無効となり、結果的に石破氏の再指名を後押しする形となる。

 野田氏は10月30日に馬場氏と会談し、決選投票での自身への投票を要請。馬場氏は回答を保留していた。 

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