3分で読める本日の注目ニュース(2024年11月20日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・ NHKは19日、令和6年度中間決算の概要を発表した。令和5年10月の受信料値下げなどが影響し、受信料収入は前年同期比402億円の大幅減少。中間決算では5年連続の減収となった。事業収支差金は48億円の黒字を確保したが、通期では赤字に転落する見通し。8千億円超ある純資産から充当する。
事業収入は同382億円減の3083億円で、うち受信料収入は2958億円。中間決算の公表を始めた平成23年度以降、3千億円を下回るのは初めてという。事業支出は同78億円減の3035億円だった。
受信契約総数は半年で27万件減少の4080万件。1年以上受信料を支払っていない未収数は半年で2万件増で、168万件だった。
芸能ニュース
・11月19日、大晦日におこなわれる『第75回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。Creepy Nuts、こっちのけんと、Number_i、ME:Iら初出場組が話題となるなか、昨年は出場していたYOASOBIの名前がリストになく、驚きの声があがっている。
YOASOBIはこれまで20年、21年、23年の三度紅白に出場している。昨年は大ヒット曲『アイドル』を日本のテレビ番組で初披露。ano、NewJeans、乃木坂46といった他の出場歌手や司会の橋本環奈(25)などもパフォーマンスに参加し、トリ前での大がかりな演出が注目を浴びた。
今年もアメリカでの初の単独公演や、日米首脳会談への招待など昨年以上に活躍の幅を広げていたYOASOBI。夏にはNHKのパリ五輪テーマソングも担当していただけに、ファンにとっては今回の“落選”は寝耳に水だったようだ。これを受け、Xでは今年ネット上で問題となった“騒動”が原因なのではないかという憶測の声が広がっている。
《YOASOBIはタトゥーだろ… NHKのオリンピック主題歌歌ってでられないのは》
《YOASOBIはアヤセさんのタトゥー増し増しが原因じゃないよね?》
《YOASOBI出ないのね。やっぱタトゥーがゴツ過ぎたか》
《YOASOBI紅白でないとか、もしYOASOBI側でオファー断ってなかったら、Ayaseのタトゥーが原因としか思えない(笑)》
YOASOBIは今年10月1日に結成5周年を迎えたことをXで報告。コンポーザーのAyase(30)とボーカルのikura(24)が2人でシャンパングラスを手に、乾杯する写真をアップした。その際、Ayaseはストライプ柄のシャツを肘までまくり上げていたために、腕から指までびっしりと入ったタトゥーが露わになっていたのだ。
昨年、紅白に主演した際のAyaseは長袖を着用しており、腕のタトゥーが目に触れることはなかった。そのため、この写真に驚いた人は多かったようで、ネット上で《本人の自由だけど残念だ、、》などと落胆の声があがっていることが一部メディアで報じられていた。しかし、実際タトゥーが原因で紅白に落選することなどあるのだろうか?
「NHKが他局以上にタトゥーに厳しいというのは事実です。02年の紅白で、安室奈美恵さんの左腕の肩近くに入った息子さんの名前のタトゥーが映った際、視聴者から抗議が殺到したのだとか。翌年の出場時、安室さんのタトゥーは確認できず、ドーランで隠すように指示があったのではないかと話題になりました。ただ、一方で14年にゲスト出演したギタリスト・MIYAVIさんの腕のタトゥーは普通に映っていましたし、時代とともに基準も多少変化してきているのでしょう。
そもそもタトゥーが問題なのであれば、昨年と同じように長袖で隠せばいいだけですし、それだけが原因で落選したとはちょっと考えづらいですね。YOASOBIは現在、国内ツアーを終えて海外ツアーに力を入れている状況です。年末もアジアツアー真っ只中で12月26日、27日には香港でライブをおこなっているので、もしかしたらスケジュールを理由にオファーを断ったのかもしれません」
スポーツニュース
・日本バスケットボール協会(JBA)は19日、20日に宇都宮市内で渡辺信治事務総長による対応を実施すると発表した。
この日、バスケットボールBリーグの島田慎二チェアマン(54)が都内で取材に応じ、波紋を呼んでいる八村塁(レーカーズ)の発言について言及。日本バスケットボール協会(JBA)の副会長も務める島田氏は「(発言の)事実があって、あれだけ反響を呼んでいることはポジティブな話ではない。どちらかというと、彼の発言の前に、この状況が残念だというのはある」と受け止めを語り「大事なことは、事実関係を含めて、どのような話し合いがあったのか。ビジネスに対してのネガティブはどういうものなのか。今は臆測の域を出ない。JBAは代理人のワッサーマンを通じて、事実確認をしている」と現在の状況を説明し、JBAとしては近日中に一連の騒動を説明する場を設ける方針を示していた。
また「代表のバリューアップをしている中で、試合をしたり、(試合や相手チームなどを)誘致できる費用を捻出したりするというところで、ビジネスと強化は車の両輪。代表は、この1、2年でバリューが変わって、大きく動いた局面だった。見え方によっては(八村に)そういう印象を持たれたかもしれない」と語っていた。
八村は13日に本拠地ロサンゼルスで河村勇輝が所属するグリズリーズ戦に出場。試合後の取材で「あまり言いたいことではない」として慎重に言葉を選びながら「日本代表のやり方というか、あまり僕としてはうれしくないところがある」と言及。「僕もNBAでやっている中で、強化というか、子どもたちのためとか、日本のバスケを強くしていくためにやってきている感じはあったんですけど。日本代表の中でその目的じゃなく、僕が思うに、お金の目的があるような気がする」と口にした。
パリ五輪後にトム・ホーバス監督が続投した男子代表についても「僕らは日本の男子のトップのプレーヤー。日本代表にふさわしい、男子のことを分かっている、プロとしてもコーチをやっていたことがある、そういう人がコーチになってほしかった。今回、そういうふうになってしまったのは僕としても残念」と話していた。
八村は沖縄などで行われた23年W杯はレイカーズに移籍した直後ということもあり、NBAでのキャリアを優先して辞退。今夏のパリ五輪では東京五輪以来の代表入りを果たしたが、1次リーグ第2戦フランス戦で24得点をマークしたものの、2度のアンスポーツマンライクファウルをとられて退場に。3戦目のブラジル戦を前に左ふくらはぎの怪我のため、チームを離脱していた。
話題のニュース
・17日投開票の兵庫県知事選で再選された斎藤元彦氏は19日、県庁で当選証書を受け取り、2期目の斎藤県政がスタートした。午後3時から行われた記者会見では、選挙中に交流サイト(SNS)で飛び交った誹謗中傷への対応についての質問に「SNSも一つの大きなポイントだったが、私は街頭活動で県民に直接自分の訴えをさせていただいた。県民からは政策への期待が大きかった」と明言を避けた。
斎藤氏は1期目の在任中、SNSでの誤った情報拡散や誹謗中傷を防止するための条例制定を進める方針を示していた。この件を問われると「誹謗中傷は控えていくことが大事。SNS条例の制定については(担当部局で)検討をしていると思うので、引き続き準備や検討を続けたい」と述べた。
また、自身のパワハラ疑惑などを告発した文書の真偽を解明する県議会調査特別委員会(百条委員会)への対応について「自分が答えられることはしっかり答えていく」と表明。一方で、25日に予定されている証人尋問については「政府主催の全国知事会議が東京で予定されているため、出席が難しい」とした。