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3分で読める本日の注目ニュース(2024年9月10日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・元連合会長の高木剛(たかぎ・つよし)さんが2日に死去したことが分かった。

 80歳だった。連合が9日発表した。葬儀は近親者で済ませた。

 三重県出身。東大法学部を卒業後、1967年旭化成工業(現旭化成)入社。UIゼンセン同盟(現UAゼンセン)会長を経て、2005年10月から4年間、第5代連合会長を務めた。

 連合会長時代は当時の小沢一郎民主党代表と親密な関係を築いた。07年の参院選では小沢氏と「二人三脚」で全国を行脚し、民主党を参院第1党に躍進させた。09年の衆院選で同党が大勝し、鳩山政権が誕生した際は、政権交代実現の立役者の一人とされた。

 労働運動に当たっては、正社員だけに目を向けるのではなく、パートの賃上げなど非正規労働者の待遇改善にも尽力した。

 憲法への自衛隊明記を唱えるなど、改憲論者として知られた。外務省の異分野との人事交流で、タイの日本大使館に1等書記官として勤務したことがあり、経歴の面でも異色だった。

 連合会長を退いた後、09年12月に鳩山由紀夫首相(当時)から国家公安委員に任命され、5年間務めた。 

芸能ニュース

・歌手の浜崎あゆみ(45)が9日までに自身のインスタグラムを更新。2日から始まったツアーのリハーサルの様子が話題となっている。

 浜崎は「a-nation翌日から無事にTAツアー始まりました」と投稿。1日に行われた音楽イベント「a-nation」に出演したあと、2日に東京・Zepp DiverCityで開催されたファンクラブ限定の「TA LIMITED ~Thank U tour~ 2024」がスタートしたようだ。

「#浜崎学園 #5枚目テンパリ2人いますね笑」などのハッシュタグとともに、リハーサルの写真を8枚アップ。胸元が見えるグレーのようなダボッとしたセットアップのスウェットを着た浜崎の姿が。真剣なまなざしでスタッフらと打ち合わせをしている。

 この投稿に「どの写真のあゆさんもかわいくて好き」「髪型違うだけで、違って見えるね」「表情かっこいいほれる」「2枚目爆イケ」「メイク変えたー?」「まじでかわいすぎる」「ビジュよすぎる」「髪色かわいい」など絶賛する声が上がっている。

スポーツニュース

・パリ・パラリンピックの車いすテニス男子シングルスで金メダルに輝いた小田凱人(18=東海理化)が9日、羽田空港着の日航機で帰国した。

 10台を超えるテレビカメラ、100人以上のファンが出迎える中、小田は笑顔で空港内に到着。「お疲れさまー!」「おねでとう!」の祝福の声に手を振り応えた。そして首からかけた金メダルをかむパフォーマンスも披露。空港内に歓声が響き渡った。

 決勝では世界ランキング1位のアルフィー・ヒューエット(英国)にマッチポイントを握られながらも6―2、4―6、7―5で逆勝利。18歳での優勝は同種目で史上最年少の快挙となった。パリは名前の由来となった凱旋門があり、今大会の金メダルを「運命」と捉えてきた。優勝直後のコートインタビューでは「やばい、格好よすぎる、俺」と絶叫。「俺はこのために生まれてきた。ここで優勝するために、金メダルを取るために生まれてきました」と喜びを爆発させた。

 開幕当初は想像と違うパラリンピックの現状に戸惑った。4大大会よりも報道陣が少なく、準々決勝まではテレビ中継もなし。SNSで放送を熱望し「これが車いすテニスの現状。僕はそれを変えに来ている」と魅せるプレーにもこだわった。準決勝とダブルス決勝は急きょ放送が決定。決勝は満員の観衆となり、自らの力で理想の舞台を実現させた。

 次戦は27~29日に開催される木下グループ・ジャパン・オープン(有明テニスの森)に出場予定だ。競技をメジャーにして、障害がない人も車いすテニスを楽しむ時代を築くことを目標に掲げ「車いすをスケボーみたいな乗り物にしたい」と言う。夢の実現に向け、凱旋試合でも魅せるプレーにこだわる。

話題のニュース

・滋賀県警大津北署は9日、琵琶湖の沖合でカヤックで航行していた、びわこ成蹊スポーツ大学の学生ら50人が遭難した可能性があると発表した。その直後、学生らが全員、岸に戻って無事だったことを確認した。

 署によると、50人はサッカー部員らの活動で訪れていた。午後2時半ごろ、大津市北比良の艇庫から2人乗り10艇と1人乗り30艇の計40艇で琵琶湖岸を出発。午後4時ごろ、6キロほど離れた滋賀県高島市鵜川の白鬚(しらひげ)神社に到着し、午後6時に艇庫に戻る予定だったが、午後7時半までに戻ったのは13艇の17人だけだった。

 残りの33人のうち、28人は途中で岸に上がっていた。2人乗りの2艇と1人乗りの1艇が転覆したが、航行していた5人は岸に上がっていた。

 署には、この日午後6時15分ごろに「日が沈んだのに(琵琶湖の沖合で)20人ぐらいがカヤックのようなもので航行している。危ないのではないか」と通報があり、遭難の可能性が浮かんだという。午後9時5分になって、50人全員の無事が確認された。

 50人はいずれもライフジャケットを着用していた。ある部員は「風が強く、波が高かった」と話していたという。

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