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3分で読める本日の注目ニュース(2024年6月2日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・家庭でおなじみのオレンジジュース。

 原料の果汁はほぼ全量を輸入に頼っているが、オレンジ生産国での自然災害や病害発生で供給不足に陥り、円安の進行も加わって価格が高騰している。果汁を確保できない国内メーカーは相次いでジュースの販売を休止。かつてない「オレンジショック」が食卓を覆っている。

 財務省の貿易統計を基に計算すると、冷凍濃縮オレンジ果汁の平均輸入価格は2021年に1リットル当たり293円だったが、23年には円安の影響もあり550円に上昇。24年1~3月期はさらに上がって706円となった。5月には国際指標となる米インターコンチネンタル取引所の先物価格が史上最高値を更新、値上がりの勢いは止まらない。

 背景には、オレンジの主要生産国ブラジルで発生した干ばつや大雨、果樹の病害がある。米国のハリケーン被害も深刻で、世界的な供給不足が起こった。日本の場合、20年に3084万リットルだった冷凍オレンジ果汁の輸入量は、22年には1770万リットルまで急減した。

 23年には3738万リットルに回復したが、21、22年の輸入量が少なかった影響で、オレンジ果汁の国内在庫は不足状態が続く。

 果汁不足を受け、国内大手メーカーのアサヒ飲料(東京)はオレンジジュースの販売を23年に停止、雪印メグミルクも一部休止した。森永乳業も6月以降に取りやめる予定で、同社の担当者は「心苦しいが、果汁の供給が安定しない中での販売継続は困難」と顔を曇らせる。

 今後、オレンジ果汁の価格はどうなるのか。商品先物に詳しいマーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘代表取締役は、「5~7月のエルニーニョ現象の影響にもよるが、少しずつ低下する」との見方を示す。一方、ある果汁専門商社は「ブラジルでは今季も不作が避けられず、25年の末端価格は現行の約2倍まで上昇するとの覚悟が必要だ」と危機感をあらわにする。 

芸能ニュース

・5月30日をもって、STARTO ENTERTAINMENTから個人活動において独立した嵐の松本潤(40)が1日、自身のインスタグラムを更新した。独立後初仕事を終えたことや、新会社設立を報告した。

 「本日6月1日、独立して初仕事をしてきました」と伝え、さらに「MJC Inc.という会社を立ち上げ、また、ホームページを作りました」と報告した。「これから一歩ずつ、進んでいこうと思います。まずは舞台の稽古、頑張っていこうと思います。引き続き宜しくお願い致します!! 松本潤」とつづった。

 7月11日初日の野田秀樹作、演出のNODA・MAP公演新作「正三角関係」を控えており、「#正三角関係」「#稽古始まったー」などとハッシュタグも添えた。

 投稿では、新会社の公式サイトのリンクも記した。同サイトでは「Majestic Joint Creativity クリエイティビティが紡ぐ物語」と掲示。「MJCは、創造する仲間と共に、人々の心に響く感動を創り出すこと。創造性と絆を大切にし、新しい価値を生み出すことで、エンターテインメントを通じて日本、そして世界をより良い未来へ導くことを目指します。また企画、制作、演出など、これまで以上に創造的な取り組みに情熱を注ぎ、新たな表現を追求し、素晴らしい作品創りを目指します」と説明した。

 さらに「創造とつながりの深化」「新時代のクリエイティブコミュニティ」と企業理念を紹介。その上で「これまで支えてくださったみなさまに感謝申し上げます。その温かい応援と信頼が私たちの情熱をさらに高め、創造の世界への想いを強くさせます。この新しい章の始まりに、創造に満ちた未来を共に築いていきたいと心から願っています」とファンにあらためてメッセージを伝えた。

 その上で「Chief Entertainment Officer 松本潤」とし、“CEO”という立場を明らかにした。

スポーツニュース

・「日本ハム3-4DeNA」(1日、エスコンフィールド)

 試合前にサプライズでの「プロポーズ大作戦」が行われた。内緒で応募したという金丸優雅さんと、恋人の村岡真歩さんがユニホーム姿で登場。金丸さんが「まほさん、僕がストライクを取れたら、プロポーズさせてください」と宣言すると、村岡さんはうなずいた。

 金丸さんの魂のこもった投球は見事に外角にノーバンでストライクに。上川畑が豪快にスイングで“アシスト”した。金丸さんはマイクを握り、「一緒にエスコンにきて、ファイターズ応援したり、家でも一緒にテレビで応援歌を歌ったり…。死ぬまで一緒にいたい。僕と結婚してください」と涙を流しながらプロポーズし、ひざまずいて指輪の箱を開けた。村岡さんも涙を浮かべながらは「よろしくお願いします」と受諾し、プロポーズは成功。日本ハムの新庄監督やDeNAの三浦監督らも笑顔で祝福。スタンドではもらい泣きするファンもおり、拍手が降り注いだ。

 この日はベルコプレゼンツ「プロポーズ大作戦!2024」企画として行われた。「真剣にプロポーズを考えていて当日エスコンフィールドにご来場可能な18歳以上の男女」などの条件から1組が選ばれた。昨年の同企画ではブルーのドレスを着た女性が「私がストライクを取れたらプロポーズさせてください!」と宣言して、投球。ベンチから上沢が登場し、打席に入ると、ホームラン予告。女性の投球はホーム手前でバウンドしたが、魂のこもったボールに、上沢は粋な豪快空振りで“アシスト”。その後、プロポーズは成功し、球場は拍手喝采に包まれた。

話題のニュース

・大相撲で通算1891回出場の史上1位記録を持つ元小結大潮で、先代式秀親方の波多野兼二(はたの・けんじ)さんが死去したことが1日、日本相撲協会関係者の話で分かった。76歳だった。北九州市出身。5月下旬に体調が急変したという。

 1962年初場所に時津風部屋で初土俵を踏み、69年九州場所で新十両、71年秋場所で新入幕を果たした。昭和以降最多の幕内昇進13度、戦後最年長の39歳5カ月での再十両も記録。40歳の88年初場所まで現役を続け、史上4位の通算964勝を挙げた。左差しの速攻で幕内在位は51場所。敢闘賞1回、技能賞1回。

 92年4月に茨城県龍ケ崎市に式秀部屋を創設した。

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