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3分で読める本日の注目ニュース(2024年12月15日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ 粉ミルク代が家計の大きな負担になっている。

 一人親世帯などを支援するNPO法人「キッズドア」(東京都中央区)のアンケートでは、2歳未満の子がいる世帯の約3割が粉ミルク代への支援を求めた。物価高に伴う値上がりを受けて粉ミルクを薄めて使う家庭もあり、担当者は「行政が責任を持って取り組んでほしい」と訴える。

 キッズドアは5~6月、支援家庭150世帯にアンケートを実施。その結果、55世帯が粉ミルク代への支援を求めていた。

 アンケートの自由記入欄には、経済的に苦しいため乳児に粉ミルクを与える回数を減らしたり、与える際も薄めたりしたとの記述が10件以上あった。「1日1食になり、母乳が出なくなった。粉ミルク代は生後3カ月で1カ月1万円を超え、これからが不安」と切実な声もあった。

 キッズドアが支援する親子の2人世帯では、1カ月の食費は約7割が3万円未満といい、担当者は「粉ミルク代は子どもの成長に伴い月数万円になることもあり負担が大きい」と指摘。粉ミルクは摂取回数を減らすと成長に良くないほか、規定の濃度で飲ませないと乳児の腎臓に負担がかかる。担当者は「乳児の体への影響は一生残る恐れがある」と話す。

 浜銀総合研究所(横浜市)によると、粉ミルクの価格は物価高の影響で、2022年後半から23年前半にかけて急上昇。20年の価格を「100」とした指数でみると、今年10月には122.1に上がった。同月の全国消費者物価指数(109.5)より高く、同研究所の遠藤裕基上席主任研究員は「必需品は高くてもやめられない。子育て家庭の負担は大きい」と話している。

芸能ニュース

・料理研究家のムラヨシマサユキさん(本名村吉雅之〈むらよし・まさゆき〉)が12日、急性心筋梗塞で死去した。46歳だった。

 製菓学校を卒業後、ケーキ店やカフェでの勤務を経て独立。NHK「きょうの料理」などのテレビ番組や雑誌で活躍した。2019~22年に朝日新聞beでレシピコラム連載「おやつ×つまみ」をてがけた。

スポーツニュース

・バルセロナのレジェンドで、ヴィッセル神戸でも活躍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの引退試合が12月15日、東京の味の素スタジアムで行われる。

 バルセロナと宿敵レアル・マドリーのレジェンドOBたちが相まみえるこの注目の一戦を前に、イニエスタらがパチンコ店アミューズの浅草店で行なわれたイベントに登場し、ファンを喜ばせた。

 来店したのは、バルセロナOBのイニエスタとシャビ、レアル・マドリーでプレーしたファビオ・カンナバーロとロベルト・カルロスの4人だ。

 この模様は、瞬く間にSNSで拡散され、次のような声が上った。

「イニエスタにロベカルにシャビとかスター大集合やんw」
「パチ屋にイニエスタはやばいな」
「浅草にこのメンツが来るなんて…」
「なんでパチ屋にイニエスタ来てるんだよ意味わからんだろw」
「パチ屋のイベントにイニエスタ他錚々たるメンツ呼ぶなんていかれてる」
「この4人呼ぶのにいくら掛かったんだろうw」
「パチンコ屋の来店イベントに サッカー界のレジェンド イニエスタ 、シャビ、カンナバーロ、ロベルトカルロスが来るという奇跡が起きた!」

 15日の試合でも、日本のサッカーファンを沸かせてくれるはずだ。

話題のニュース

・14日午後8時半ごろ、北九州市小倉南区徳力1丁目のマクドナルド322徳力店で「(人が)ナイフで刺された」と119番があった。福岡県警によると、中学生の男女2人が刃物のような物で刺され、女性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。男性も搬送されたが意識があり、命に別条はないもよう。刺した男は身長170センチくらいで40歳くらいとみられ、逃走した。

 県警は殺人事件として逃げた男の行方を追っている。

 県警によると、2人はレジに並んでいた際、後から入店してきた男に刺されたとみられる。凶器は見つかっていない。県警が詳しい状況を捜査している。

 現場の店は大通り沿いにあり、敷地の周囲には規制線が張られ、警察官が警戒に当たった。捜査員が周辺の店舗に聞き込みをしていた。

 小倉南区に住む高校2年の女性(17)は「親戚の知人が刺された。よく使うマクドナルドなので怖いし、悲しさもある。犯人が早く捕まってほしい」と話した。
 現場は、北九州モノレール徳力公団前駅から南西約350メートルの国道沿い。

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