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3分で読める本日の注目ニュース(2024年9月16日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間の延伸開業から16日で半年となる。新たに沿線となった福井に観光、ビジネス両面で効果をもたらしたほか、東海道新幹線が運転を見合わせた際の大阪―東京間の迂回(うかい)ルートとしても活用されている。

 「恐竜一推しできたが、(福井の)認知度が非常に上がっている」。福井県の杉本達治知事は6日の記者会見で、延伸開業に合わせて主に関東で行ってきたPR活動への手応えを示した。

 県内には、芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀の4駅が誕生した。県などは、多数の恐竜化石が発掘された「恐竜王国」を猛アピール。福井駅前には、肉食恐竜「ティラノサウルス」の実物大ロボット(体長約12メートル)など22体を整備した。

 県立恐竜博物館の来館者数は、再オープンした昨年7月からの1年間で約118万人と過去最高を記録。延伸開業後は関東、甲信越からの来館者が全体の25・5%を占め、延伸前から5・5ポイント増加した。

 学術や経済関係の大規模会議の開催も増えた。県内で50人以上が参加する会議は2023年度、80件だったが、延伸開業後の今年度は約130件に達する見通しだ。

 関西方面の在来線特急「サンダーバード」から北陸新幹線に乗り継ぐ敦賀駅では、途中下車して観光する人が目立つ。駅前の土産物店「おみやげ処 敦賀かわと」は、売り上げが5倍近くに増えたといい、店主の河藤正樹さん(55)は「新幹線がにぎわいを運んでくれた」と喜んだ。

 一方、延伸開業後の県内の宿泊者数は、コロナ禍前の19年を1割ほど下回っている。訪れた後、そのまま移動する観光客が多いとみられる。

 北陸新幹線に詳しい仁愛大の南保勝・特任教授(地域経済学)は「どのように開業ブームを維持するかが課題だ。恐竜以外の多様な沿線の魅力を発信する工夫が必要になる」と指摘する。

芸能ニュース

・Kis-My-Ft2の二階堂高嗣(34)が、体調不良のため一時活動休止することが15日、分かった。所属するSTARTO ENTERTAINMENTの公式サイトなどで発表された。

 「弊社専属契約タレント二階堂高嗣は、体調不良により、病院で受診をしたところ、医師より治療に専念すべきとの指導をいただきましたので、当分の間、活動を休止することといたしました。ファンの皆様、関係各所の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけする事となり、心よりお詫び申し上げます」と報告した。

 二階堂は01年に事務所入りし、11年に「Everybody Go」でKis-My-Ft2としてCDデビューした。

 グループは6月8日の京セラドーム大阪公演から9月8日のバンリンドームナゴヤ公演まで、3大ドームツアーを完走していたが、二階堂は千秋楽公演を欠席していた。

スポーツニュース

・「広島10-2DeNA」(15日、マツダスタジアム)

 七回に乱闘騒ぎが起こった。温厚な広島・新井貴浩監督が激怒してベンチを飛び出すなど、球場はものものしい雰囲気となった。

 場面は10-2の8点リードで迎えた七回、先頭の秋山が伊勢から右膝付近に死球をうけた。その後、新井監督が三塁ベンチを指さし「出てこい!」と激高した。DeNAベンチから何かしらの声があったとみられ、三浦監督らもベンチから飛び出し、選手たちも続いた。

 バックネット付近では新井監督と助っ人のウイックが激しく言い争う状況に。その2人を両軍の選手&首脳陣、そして審判員が止めに入った。

 ほどなくして両チームは落ち着きを取り戻したが、責任審判の吉本審判員が「両チームに警告を発します」と場内マイクでアナウンスした。五回には広島の先発・常広が山本に死球を与え、山本は負傷交代していた。遺恨の残る形となった。

 試合は広島が大勝し連敗を6で止めた。ドラフト1位の常広がプロ初登板初先発で初勝利をあげ、負の連鎖にくさびを打った。試合中に激高していた新井監督は笑顔でドラ1右腕と記念撮影。普段の表情に戻っていた。

 試合後、指揮官は「まあまあまあ。お互いに真剣勝負をやっているので、それも野球の一部だと思います」と語っていた。

 一方でDeNAの三浦監督は乱闘騒ぎについて「戦ってますからね」とひと言だけはなした。

話題のニュース

・山形県の郷土料理・芋煮を巨大な鍋で調理する「日本一の芋煮会フェスティバル」が15日、山形市の馬見ヶ崎(まみがさき)川河川敷で開かれ、雷雨の中で3万食を完売した。

 会場では直径6・5メートルの鍋に、サトイモ3・2トン、牛肉1・2トン、長ネギ3500本などを次々と投入。ショベルカー2台で食材をかき混ぜ、約4時間半かけて伝統の味を完成させた。クレーンで巨大な木製の蓋を鍋の上につるし、雨を防いだ。
 東京都江戸川区から訪れた女性(26)は「工事現場のような光景が面白い。芋煮の味も大満足」と笑顔で話していた。

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