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3分で読める本日の注目ニュース(2024年11月7日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ 6日のニューヨーク株式市場で米電気自動車(EV)テスラの株価が急騰した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が支援するトランプ氏が大統領選で勝利したことで、今後の事業展開に有利に働くとの期待が強まった。

 前日終値に比べ13%高で取引を始めた。5日の時間外取引でも、トランプ氏優勢との情勢を受け、上昇していた。

 トランプ氏はEV推進に反対の立場で、バイデン政権のEV購入補助策などを見直す考えを示している。トランプ政権誕生はEV業界にとって逆風のはずだが、テスラは自動運転技術の開発などにも力を入れており、市場では「テスラにとって非常にポジティブ。EV以外の分野で、明確な優位をもたらす可能性がある」(大手証券アナリスト)との見方が出ている。

 マスク氏は7月のトランプ氏銃撃事件の後に支持を公言し、巨額の寄付金などで陣営を支えてきた。トランプ氏は新設する「政府効率化委員会」のトップにマスク氏を起用する考えを示している。

 テスラは今年上半期の販売不振などで株価が低迷。5日の終値は年初比でほぼ横ばいだった。

芸能ニュース

・タレントの中山秀征が6日、ABC「これ余談なんですけど…」に出演。超大御所タレントがMCを務めていた番組の収録中に、ブチ切れて帰った話を明かした。

 この日は松本明子、おいでやす小田とともに出演した中山。「日本一大物と絡んだ男が昭和レジェンドMCの大暴走を語る!」をテーマに、一番最初に話したのが上岡龍太郎さんだった。

 1996年にABCで始まった「大発見!恐怖の法則」。上岡さんとコンビを組んだのが中山だった。「身近な法則をVTRで検証する」内容だったが「番組が企画内容を変更するというのがあって…」と説明した。

 「方向転換みたいな時期があって、その収録が始まりました。お客さんも(スタジオに)入ってます。(共演した)加藤紀子ちゃんもいて。ある程度、番組が進行していったときに上岡さんがね、『私はね。こんな番組をやるために、この仕事を受けたんじゃないんだ。私は帰る』って立ち上がって、帰った」

 上岡さんがブチ切れ、ピリついた空気を再現した中山に、かまいたちの山内健司は「えーっ!」と驚愕(きょうがく)した。

 中山は上岡さんなきあとのスタジオでのことを語った。

 「僕はさすがに戻ってくるだろうと、つないだんですよ。スタッフも全員出て行ったんですよ。『師匠!』『上岡さん!』ってなる中で、いるのは私とゲストとお客さんだけになったんです。でも『ねえ、とはいうものの…』なんてつないでいたんですけど、結局、お戻りにならないで、上岡さん終わられて。番組そのまま打ち切りになりました」

 共演番組は、壮絶な終わり方を迎えたが、当時、全盛期の上岡さんを振り返り、「キレキレでやることなすこと見事だった。しゃべりは、感心しかなかった」と圧倒された思いを懐古した。

スポーツニュース

・ドジャース大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、ロサンゼルス市内の病院で左肩の手術を行った。球団が公表した。

 関節唇(かんせつしん)の損傷を修復する関節鏡視下手術で、過去に右肘の手術を執刀してきたエラトロシュ医師が行った。来年2月の春キャンプには間に合う見込みだという。

 ◆横浜南共済病院・山崎哲也スポーツ整形外科部長の話

 大谷投手は脱臼が初めてなのかどうか。2回目以上なら「癖になっている」と手術が選択肢に挙がる。初回でも痛みが残ったり、今後、反復性になるかもしれないので予防的な手術を行うケースもある。初めてなら、体への負担が少なく回復までが早い「関節鏡視下手術」が可能という点も考慮されたのでしょう。

 一般的に「亜脱臼は脱臼より軽い」と思いがちですが、間違いです。亜脱臼というのは自然に関節が入った状態で、脱臼は他人に整復されたものです。どちらも瞬間的に関節が外れた状態です。MRI検査で上腕骨頭を収め、肩関節を安定させる関節唇が傷ついている「バンカート病変」と診断されたのでしょう。

 私の経験では、肩の関節唇損傷手術は制限なくスポーツ活動に復帰するまでは4カ月、パフォーマンスが完全に戻るまでは6カ月かかります。投球側(右投げの大谷は右腕)だと、完全復帰に1年かかるケースもあります。

 今回の手術は投球側とは反対の左肩なので、復帰を目指している投手としては、手術が投球に影響を及ぼすことはないでしょう。野球で亜脱臼が多いケースは、ダイビングキャッチとヘッドスライディング、右手で行う「けん制」での帰塁などです。キャンプインはしても、野手としての走塁、投手としての守備には制限をかけていくことになるでしょう。

話題のニュース

・法務省は今年の司法試験で、現在の試験制度で最年少となる17歳(2024年12月末時点)の合格者がいたことを明らかにしました。

法務省によりますと、今年の司法試験には3779人が受験し、このうち1592人が合格したということです。

合格率は42.13%で、男女別の合格者数は、男性が1111人、女性が481人でした。

2024年12月末時点で、合格者の平均年齢は26.9歳で、最高齢は70歳、最年少は17歳でした。

17歳での司法試験の合格は、現在の試験制度が開始された2006年以降、最年少だということです。

司法試験の合格者は、去年につづき2年連続で1500人を超えています。

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