3分で読める本日の注目ニュース(2024年11月12日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・ 財務省が11日発表した2024年度上半期(4~9月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は15兆8248億円の黒字だった。
黒字額は前年同期比12.3%増で、半期ベースで過去最大。配当金や利子収支を示す第1次所得収支の黒字拡大が主因だ。
第1次所得収支は22兆1229億円の黒字。黒字額は13.3%増で過去最大となった。海外金利の上昇や、円安の影響で債券利子の受け取りが増えたほか、海外子会社からの配当金も伸びた。4~9月の円相場は平均1ドル=152円51銭と、前年同期比8.2%下落した。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆4148億円の赤字で、前年同期に比べ赤字幅は拡大した。輸出額は5.0%増の52兆2222億円、輸入額は7.1%増の54兆6369億円。パソコンなど電算機類や、医薬品の輸入が増え、輸入額の伸びが輸出額の伸びを上回った。
輸送や旅行などのサービス収支は1兆9748億円の赤字。ネット広告などサービスの取引を示すデジタル関連収支は3兆7160億円の赤字だったが、訪日客の増加で旅行収支が過去最大の3兆992億円の黒字となり、サービス収支の赤字幅は縮小した。
同時に発表した9月の経常収支は1兆7171億円の黒字。20カ月連続の黒字となった。
芸能ニュース
・女優桜庭ななみ(32)が11日深夜、自身のインスタグラムで同日付で芸能事務所「スウィートパワー」を退所したことを発表した。独立し、今後は個人事務所で女優業を続ける。
「何もわからなかった15歳だった私を、この世界に連れてきてくださり、女優として様々な経験と沢山の素敵な出会いをくださった事務所の皆様、関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」とし「17年間、桜庭ななみとして活動して参りましたが、これからは新たな挑戦として心機一転、本名の宮内ひとみとして活動していきます」と報告した。
また、スウィートパワーも桜庭の退所を公式ホームページで発表。「この度、自分のペースで活動をしていきたいという本人の気持ちを尊重し、円満に契約を終了する運びとなりました」と記した。
桜庭は2007年にスカウトされ、08年に芸能界デビュー。同年「ミスマガジン2008」グランプリに約1万7000人の応募者の中から選ばれた。清純派女優として頭角を現し、2010年公開の映画「最後の忠臣蔵」で、第35回日本アカデミー賞新人俳優賞(2011年度)のほか、第53回ブルーリボン賞新人賞(2010年度) 、第20回日本映画批評家大賞新人女優賞(2010年度)などを受賞。その後も20年後期のNHK連続テレビ小説「スカーレット」など、多数の映画やドラマに出演。中国語、韓国語が得意で、22年公開の韓国オムニバス映画「深夜怪談 真夜中に一人で」の「注文」で主演も務め、話題となった。
プライベートでは2023年9月1日、かねてから交際中だった一般男性と結婚したことを報告した。
▽桜庭退所コメント
この度、私は2024年11月11日をもちまして17年間お世話になりましたスウィートパワーを退所することとなりました。
何もわからなかった15歳だった私を、この世界に連れてきてくださり、女優として様々な経験と沢山の素敵な出会いをくださった事務所の皆様、関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、17年間「桜庭ななみ」として活動して参りましたが、これからは新たな挑戦として心機一転、本名の「宮内ひとみ」として活動していきます。温かく送り出してくださった事務所の皆様に改めて感謝しつつ、応援してくださっている皆様に、女優として新たな姿をお見せできるよう、より一層精進して参りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。
2024年11月11日
桜庭ななみ
▽スウィートパワー退所発表全文
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、弊社所属タレント桜庭ななみが、2024年11月11日をもって契約満了となり、弊社を退所して独立することとなりましたことをご報告いたします。2007年に弊社所属タレントとして活動を開始し、17年間という長きにわたり、共に歩んで参りました。この度、自分のペースで活動をしていきたいという本人の気持ちを尊重し、円満に契約を終了する運びとなりました。
ファンの皆様、関係者の皆様に心より感謝を申し上げますとともに、今後も引き続き、桜庭ななみへの温かいご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
2024年11月11日
株式会社スウィートパワー
スポーツニュース
・「JFL、新宿0-3鈴鹿」(11日、国立競技場)
鈴鹿の元日本代表FW三浦知良(57)が、プロ40年目となる来季も現役続行することを明言した。
試合後、鈴鹿との契約が26年1月までだったことを明かし、「ポルトガルから帰ってきて1年半の契約をしていましたので、それは自然な流れかなと思いました」とし、「あと2試合あるんでしっかり準備したいと思いますし、来年も12月1月とキャンプの予定もある。3月から始まるリーグ戦に備えたい」と来季も含めた今後への決意も示した。
この日、自身にとって2年ぶりの“聖地”国立競技場での試合は、けがのため無念のベンチ外。「残念ながら2週間前に練習中にトラブルがあって、自分自身最善を尽くして(ピッチに)立つつもりだったが、間に合わなかった。自分自身は残念だったが、チームメートが素晴らしい勝利をプレゼントしてくれた。みんなにお礼を言いたい」と勝利を喜んだ。
カズが最後に国立での試合へ出場したのは、鈴鹿での22年10月9日・新宿戦。当時のJFL最多記録となる1万6218人の観客を集め、大きな話題となった。
試合前のセレモニーでは11月11日にちなみ、両チームの背番号「11」の選手へ花束を贈呈。スーツ姿で現れたカズは、自身の名前がコールされて大きな歓声が起こると、スタンドへ向けて手を振って応えていた。この日の観衆は1万4907人。カズも「(次は)6万人入れられるように頑張りますよ」と笑顔だった。
話題のニュース
・ 国民民主党・玉木雄一郎代表が11日、東京・有楽町で街頭演説を行い、同日に一部週刊誌で報じられた女性との密会報道について謝罪した。同日行われた首班指名では、予定通り同党の議員が玉木氏の名前を書き、また代表辞任なども回避されたが、玉木氏は街宣車に上がらず、路上から演説をはじめ「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。集まった有権者からは「馬鹿たれ」「頑張れー」といった声が飛んだ。
玉木氏は10月27日に行われた衆議院選挙で、国民民主党が7議席から4倍の28議席に伸ばしたことで一躍、注目の人に。いわゆる「103万円の壁」を178万円に引き上げるという政策も、各種メディアで連日取り上げられるなど、今回の衆議院選挙で議席も認知度も大きく伸ばした。ところが11日、週刊誌に女性との密会が報じられると午前に謝罪会見。「概ね事実。謝罪しても許されるものではないが、謝罪を続けたい」と述べていた。街頭演説全文は以下の通り。
玉木代表の演説 今日は恥を忍んでここに来ました。見えにくいんですが、あえて下から、地べたからやらせてください。選挙中も高いところに乗って、街宣車の上、お立ち台の上からみなさんに訴えをしました。そんな高いところから、みなさんを見下ろすような中で演説をしたり、思いを伝える中で、何か自分の中で慢心や勘違いが起こったことを深く反省しています。
今朝報道された内容については、朝記者会見をした通りでありますが、家族のみならず、今日こうしてお越しいただいているみなさん、期待を寄せていただいた国民民主党の党員サポーターや全国で応援をいただいているみなさん、そして今日はいつも支えてくれている自治体議員、国会議員の仲間、そんなみなさんにまずは心からお詫びを申し上げなければなりません。
大変厳しいご意見もいただいています。そういった意見にもしっかりと耳を傾けていきたい、そんな思いもあって今日は見えにくくて申し訳ないですが、あえてここから、台に上がらず思いを伝えたいと思います。
今本当に大事な時期にも関わらず、今回のような騒動を起こしたこと、悔やんでも悔やみきれませんし、家族にも謝って謝って謝って、謝罪を続けたいと思います。と同時に、国民民主党にお寄せいただいた皆さんからの期待に応えるために、手取りを増やす経済政策、とりわけ今、皆さんに押し上げていただいて議席を増やし、その中でいわゆる103万円の壁の引き上げの問題、この実現に全力で取り組んでいきたいと思っています。
ただ今回、私自身のプライベートの問題で、大変党のみなさんに迷惑をかけました。だらしない代表で本当に申し訳ない。だからこそ、今最前線で交渉にあたっていただいている、浜口誠政調会長そして古川元久税調会長、彼らをはじめ、幸いにも我が党には極めて優秀な議員が集まってくれています。こんな時だからこそ、そんな力と助けを借りて、チーム一丸となって皆さんにお約束をした、手取りを増やす経済政策を、103万円の壁を引き上げるこの政策を、何としても実現していきたい、そう思っています。
未熟な党の代表で本当に申し訳ございません。そんな私がお願いするのは、はばかられますけれども、私たちが選挙で約束をした103万円の壁の引き上げ、基礎控除を引き上げ手取りを増やす政策は今の日本に必要です。だからこそ改めて皆さん、力を貸してください。選挙中にお貸しいただいた皆さんのその力を、今度は政策実現の力に、そして私たち国民民主党の仲間に、最前線で交渉にあたってくれている、そんな私たち国民民主党のチームに、皆さんの力をお貸しいただくこと、お願いを申し上げたいと思います。
最後に改めて全国で国民民主党に期待をお寄せいただいた、その皆さんにからお詫びを申し上げますとともに、今回のこの私が引き起こした問題を挽回するためにも、何としても103万円の引き上げ、基礎控除の引き上げを実現してまいりますので、どうぞ引き続きのご支援と後押し、賜りますことをお願い申し上げ、玉木雄一郎からの訴えとお詫びの挨拶をさせていただきます。皆さんありがとうございました。