3分で読める本日の注目ニュース(2024年2月23日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・22日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比456・87ドル高の3万9069・11ドルだった。生成AI(人工知能)関連ビジネスの拡大が続くとの見方が強まり、史上初めて3万9000ドル台に乗せた。
21日に発表された米半導体大手エヌビディアの決算が市場予想を上回り、生成AI向け需要の増加による成長期待が高まった。セールスフォースやIBM、マイクロソフトなどIT銘柄を中心に買われ、12日に記録した最高値(3万8797・38ドル)を更新した。値上がり幅は一時500ドルを超えた。
エヌビディアはダウ平均の構成銘柄ではないが、前日終値から16%上昇し、相場を先導した。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待も相場を支えている。
IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は460・75ポイント高の1万6041・62だった。
東京市場では22日に日経平均株価が約34年ぶりに最高値を更新した。米国株の高騰が日経平均をさらに押し上げる可能性もある。
芸能ニュース
・1998年の夏に放送された俳優・反町隆史主演の連続ドラマ『GTO』が26年ぶりに復活し、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』として4月1日午後9時から放送される。それを前に、98年版『GTO』に出演していた池内博之、山崎裕太、窪塚洋介、徳山秀典、小栗旬、藤木直人が“一夜限り”で再集結することが23日、決定した。併せて、本作のポスタービジュアルも解禁となった。
『GTO』は、藤沢とおる氏による同名漫画が原作で、元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が、破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。立場や損得とは無縁の教師・鬼塚が、本音をぶつけ合い、命がけで生徒に向き合うことで、社会の裏側にくすぶっている問題を解決していく。『GTOリバイバル』でも、かつてグレート・ティーチャーと呼ばれた鬼塚が問題だらけの高校に教師として赴任し、悩みを抱えた令和の高校生たちに鬼塚流の熱血授業を繰り広げる。
今回反町演じる鬼塚が赴任するのは、私立相徳学院高校。この高校で問題となっているのは、フォロワーが200万人近くいる暴露系インフルエンサー“裁ノカ笑”。有名人も一般人も関係なく、どんなネタでも詮索&拡散して炎上させており、これまでに相徳学院の教師や生徒が何人も晒されてきた。あまりに狙われるため、校内に“裁ノカ笑”にふんする犯人がいるのではないかとのうわさもあり、生徒たちは日々互いの顔色を伺い、疑心暗鬼になりながら学校生活を送っている。
98年版『GTO』に出演していたメンバーは本作で、かつての鬼塚の教え子である村井国雄(池内)、渡辺マサル(山崎)、菊池善人(窪塚)、依田ケンジ(徳山)、吉川のぼる(小栗)をそれぞれ演じる。当時、高校生だった5人は、あれからどんな道を歩んできたのか。鬼塚の親友・冴島龍二(藤木)も含め、彼らの意外な“26年後”の姿に注目だ
スポーツニュース
・パドレスの松井裕樹投手が22日(日本時間23日)、ドジャースとのオープン戦で対外試合デビュー。3回に5番手としてマウンドに上がり、1イニングを投げて3奪三振無失点。3者連続で空振り三振に仕留める衝撃デビューを飾った。登板を終えると、「ホッとしました」と安堵の表情を浮かべた。
8点ビハインドの3回にマウンドに上がった松井は、先頭のギャビン・ラックス内野手を変化球で空振り三振。続くクリス・オーウィングス内野手も落ちるボールで空振り三振に仕留めた。アンディ・ページズ外野手も外角高めの変化球で空振り三振を奪い、完璧な投球を披露した。
登板を終えた松井は「ライブBPの時より、ブルペンから感覚が良かった。いいところも出せたのかなと思います。結果は出来すぎたかなと思いますけど、スプリットのところがもうちょっとですかね」と笑顔を見せた。
緊張の中マウンドに上がった松井は、遊撃手のキム・ハソン内野手から「頑張って」と日本語で声をかけられ、ボールを受け取った。三振を奪ったのはいずれもスライダー。「今日はスライダーで空振りを取れたので、軸となるボールを3つ作りたい。思った通りに操れれば手札が広がる」と話し、スプリットの扱いを課題に挙げた。
この投球には、詰め掛けた多くのファンから拍手が送られた。パドレスは先発のジョー・マスグローブ投手が初回に無死満塁からテオスカー・ヘルナンデス外野手に左中間への適時二塁打を浴びて降板するなど、初回に8失点していた。
オープン戦初戦は、韓国で行われる開幕戦と同じカード。ドジャースの大谷翔平投手はもともと欠場予定。山本由伸投手は試合前のライブBPに登板、パドレスのダルビッシュ有投手は登板せず、日本人選手の出場は松井のみだった。
話題のニュース
・米宇宙企業インテュイティブ・マシンズの無人月着陸船が米東部時間22日午後(日本時間23日午前)、月面着陸に成功した。民間企業としては世界で初めて。米国としても、米航空宇宙局(NASA)による最後の有人着陸となった1972年のアポロ17号以来となった。
今回は人類の月面再訪を目指すNASAの「アルテミス計画」の一環。着陸船「ノバC(愛称オデュッセウス)」が月の南極に近い地点に降り立った。
ノバCは今月15日、米南部フロリダ州から米宇宙企業スペースXのロケットで打ち上げられた。NASAの観測機器のほか、米著名芸術家ジェフ・クーンズさんの月に関連する彫刻作品も載せている。
これまで月面に探査機の着陸を成功させたのは米国、旧ソ連、中国、インド、日本の5カ国のみ。日本は1月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型無人探査機「SLIM(スリム)」で初めて成功した。
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