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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月11日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・小林製薬は10日、2024年1~3月期の決算を発表し、「紅麹」を含むサプリメントを摂取後に健康被害が起きている問題を受けて、38億6200万円の特別損失を計上しました。
 特別損失の内訳は、製品回収関連の損失が36億4800万円、関連する製造設備の減損損失が2億1300万円。1~3月期の売上高は364億円(前年同期比9%増)、最終利益は9億円(同73%減)で増収減益でした。

 また、小林製薬は2月時点で、2024年1~12月期の業績予想について売上高が1856億円、最終利益が205億円の増収増益を見込んでいましたが、10日、紅麹の問題を受けて取り下げました。「業績予想の算定が可能となった段階で改めて公表する」としています。

 厚生労働省によりますと、小林製薬の「紅麹」をめぐる健康被害の問題では、5月8日時点で5人が死亡、273人が入院し、1556人が医療機関を受診しています。小林製薬にはこれまでに、のべ11万1000件の相談が寄せられているということです。

 これまでに紅麹原料から青カビから生成される天然化合物の「プベルル酸」のほか、複数の物質が検出されたことが明らかになっていますが、健康被害の原因は今も分かっておらず、国や大阪市などが原因究明を進めています。

芸能ニュース

・女優の上戸彩(38)が10日、2日に老衰のため94歳で死去した脚本家の小山内美江子(おさない・みえこ、本名・笹平美江子)さんを追悼した。

 小山内さんはTBS「3年B組金八先生」やNHK連続テレビ小説「マー姉ちゃん」、大河ドラマ「徳川家康」、「翔ぶが如く」などの名作ドラマの脚本で知られ、「金八先生」では「腐ったミカンの方程式」や「15歳の母」など現在も語り継がれるエピソードを生み出していった。

 上戸は01年10月~02年3月に放送された「3年B組金八先生」第6シリーズで、当時、世間的な理解の低かった性同一性障害の生徒を演じて話題となった。

 ▽上戸のコメントは以下の通り

小山内先生、

ただただ悲しいです。

寂しいです。

会いたいです。

金八先生のオーディションで打ちのめされていた私に、”鶴本直”という役を与えてくださったのが小山内先生でした。

あのときに経験させていただいたすべての出来事が私の糧となり、それは今でも確かに私を支えてくれています。

先生とはずっと文通をさせていただいていましたね。

そのお手紙の一通一通が私には一生の宝物です。

金八先生の撮影時は叱られることがほとんどだった私ですが、

いつの日か先生に褒めていただけるようなお芝居ができるよう、

これからも芝居に真摯に向き合っていきたいと思います。

小山内先生

本当にありがとうございました。

そして、ゆっくり休んでください。

心よりお悔やみを申し上げます。

スポーツニュース

・「DeNA3-4阪神」(10日、横浜スタジアム)

 阪神・島本が登板直前の珍事の舞台裏を明かした。

 場面は六回無死一、二塁で阪神の2番手・石井に対し、DeNA・東は3バント失敗。1死一、二塁となったところで、マウンドに内野陣が集まると、守備位置の交代と勘違いしたのか、左翼の井上がベンチの方へ。

 しかし監督は笑顔で「違うわ」というような表情を見せ、井上は再び左翼に戻った。その直後には島本がリリーフカーに乗って登場したが、外野付近でリリーフカーは出入り口へ引き戻した。結局選手交代は何も起こらず。

 代打・蝦名が空振り三振し、2死一、二塁となったところで、5番・井上のところに島本が入り、マウンドへ。左翼にはノイジーが入る選手交代が行われた。

 左の神里に右の代打・蝦名が起用されたことで、島本の登板が見送りとなったもよう。島本は「代打が右だったのであれと思ったんですけど。2回目なのでこれ。恥ずかしかったです」と苦笑い。それでも、仕切り直しの登板で、きっちり仕事を果たした。

話題のニュース

・ウクライナ軍の情報筋は10日、ロシア国境に接する東部ハリコフ州で同日朝からロシア軍が攻勢を強め、ウクライナ領内に約1キロ進軍したと明らかにした。州知事によると、州北部ボルチャンスクで砲撃により住民1人が死亡し複数が負傷。10日午後も戦闘が続いた。情報筋は、ロシア軍が自国領内への砲撃を減らすため国境から約10キロの範囲に緩衝地帯を設けようとしているとの見方を示した。

 ロシアが進軍したのはボルチャンスク周辺。ボルチャンスクでは住民の避難が始まった。ロシア軍は3月ごろから同州への攻撃を激化させており、ウクライナ側は防衛拠点の構築を急いでいた。

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