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3分で読める本日の注目ニュース(2024年9月7日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・セブン&アイ・ホールディングスは6日、買収提案を受けているカナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールに対し、「提案は当社の本源的価値を著しく過小評価している」などとする書簡を送付したと発表した。

 提案が、1株当たり14.86ドルで現金で全株式を取得する内容だったことも明らかにした。買収総額は6兆円規模になる計算だ。

 書簡では、両社が店舗展開する米国の競争法上の課題についても「適切に考慮されていない」と指摘、懸念を払拭する具体的な説明を欠いていると批判した。5日の取締役会で、「株主などの最善の利益に資する提案ではない」と全会一致で結論付けたとしている。 

芸能ニュース

・「あのちゃん」こと歌手・あの(年齢非公表)が6日に更新された、テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」に出演し、好きな男性のタイプについて語る場面があった。

 「スナックあの」とし、お笑いタレント・ヒコロヒーと歌手のアイナ・ジ・エンドとトークする企画。

 そこで「好きな男性のタイプ」の話題になると、あのちゃんは「歯並びが悪い人」と回答。そこで、アイナが「私も歯並び悪い人。なんか安心する」と同調すると、あのちゃんは「初めて見た、同じタイプの人!」と驚いていた。

 また、芸能界ではお笑いコンビ「ウエストランド」の井口浩之の歯が特に好みだという、あのちゃん。「井口さんは本当にモテなくて、彼女もいないらしくて。どうですか?」と提案すると、アイナは「あっ、うん…それは」と苦笑しながら断っていた。

スポーツニュース

・◇パリ・パラリンピック第10日 車いすテニス(2024年9月6日 ローランギャロス)

 車いすテニスの女子シングルス決勝が6日に行われ、第2シードの上地結衣(30=三井住友銀行)が第1シードのディーデ・デフロート(27=オランダ)を4-6、6-3、6-4で破り、この種目で日本勢初となる金メダルを獲得した。上地は田中愛美(長谷工コーポレーション)と組んだダブルスでも金メダルを獲得しており、今大会2冠に輝いた。21年東京大会女王のデフロートは連覇を逃し、オランダ女子勢はダブルスに続いて大会連覇が8でストップした。

 日本女子初の金メダルを手にした前日5日の勢いのまま臨んだ。女子ダブルス決勝で3時間の死闘の末にデフロート組を撃破した上地は第1セット、いきなり3ゲームを奪取。ファーストサーブでも前に出てリターンを強く打ち込み、3年連続年間グランドスラムなど四大大会23勝を誇る絶対女王のミスを誘った。その後は深いボールを多用されて4-1から5ゲームを連取されたが、ブレーク合戦となった第2セットは4-3で迎えた第8ゲームをエースで締めてキープし、取り返した。

 ファイナルセットは第2ゲームから3ゲーム連続奪取。3-3と追いつかれた第7ゲームでは相手バックハンドのミスを誘ってサービスをキープし、続く第8ゲームをブレークして金メダルをたぐり寄せた。最後は相手のダブルフォールトで決着がつくと、両手で顔を覆って涙。駆けつけたデフロートにハグで祝福を受けた。

 これまでの対戦成績は上地の16勝46敗。東京パラ決勝で完敗するなど29連敗(棄権1含む)を喫していたが、7月のブリティッシュ・オープンで約3年5カ月ぶりの勝利を収めた。「しっかりとプレーできれば勝機はある」と手応えを得てパリへ乗り込み、ダブルス決勝ではスライス系のボールやドロップショットを駆使して粘り勝ちした。

 東京後の3年間では引退したレジェンド・国枝慎吾さんにアドバイスを受け、車いすを改良してプレースタイルも見直した。アニク・ファンクート(オランダ)を撃破したシングルス準決勝では「車いすと体が本当に一体化して打てた」、ダブルス決勝では「やっと壁を崩すことができた」と話した。14年の全仏オープンで四大大会初優勝を飾った思い出の地ローランギャロスに、最高の状態で臨んだ今大会。3年前の雪辱を果たして凱歌を上げた新女王の、赤いウエアが赤土のコートに映えた。

 ▼上地 第1セットを取られて厳しい時間も長かったが、コートサイドで見守ってくれたチーム、たくさん応援に来てくださった方々の応援があって最後まで諦めずに戦うことができた。諦めなかったからこそチャンスが来て、それをしっかりモノにできた。自分一人ではなく、たくさんの人と戦っている気持ちで毎日を過ごして、最高の結果を報告することができて本当にうれしいです。

話題のニュース

・兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑を巡り、県議会の最大会派・自民党県議団が今月12日知事に対し辞職の申し入れを行うと発表しました。

■証人尋問で「食い違った」知事と元側近の証言

斎藤元彦知事 6日の百条委員会
ことし3月、元西播磨県民局長が知事のパワハラ疑惑などを告発し、県は内部調査で「事実無根」と判断し、元局長を懲戒処分しました。

6日の百条委員会では内部調査で元局長の聞き取りを行った片山前副知事と斎藤知事の証人尋問が行われました。

告発文の作成者について調査した経緯について、片山前副知事は斎藤知事から「徹底的に調べてくれ」と指示があったと証言し、斎藤知事も指示について認めました。

一方で、片山前副知事は告発文の存在が明るみになったあと、「第三者機関で調査を行うべきと知事に進言していた」と証言しましたが、斎藤知事は「進言があった記憶はない」と否定しました。

■「人の命は重い」と自民幹事長 他会派含む全議員に「辞職申し入れ」の賛同求める

兵庫県議会 自民党県議団 北野 実幹事長 6日午後8時すぎ
県議会の最大会派・自民党県議団(37人)は知事の証人尋問終了後に臨時総会を開き、今月12日に斎藤知事に対して辞職を申し入れることを決めました。

臨時総会後の会見で自民党県議団の北野実幹事長は「斎藤元彦氏の道義的な責任がないというのは違うと思う。それとやはり、通報者が亡くなられたという、人の命というのは本当に重い。このことはしっかりと受け止めなければダメだという意見もありました」と述べました。

自民党は知事への「辞職申し入れ」について12日までに、維新や公明など他会派含め兵庫県議会に所属する全議員の賛同を得たいとしています。

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