3分で読める本日の注目ニュース(2024年6月17日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・2024年の100%オレンジジュースの国内市場規模が、前年と比べて7%減の319億円となる見通しであることが、民間調査会社の富士経済の調査で分かった。原料となる輸入オレンジ果汁の不足と高騰が要因。商品の値上げによる消費者の買い控えや、メーカーによる商品休売により市場が縮小するとみる。
23年の100%オレンジジュース市場規模は、前年比0・9%増の343億円。原料価格の高騰などによる値上げのため微増となったが、一部商品の販売休止や欠品があったことで数量ベースでは前年を下回った。
24年も引き続き輸入オレンジ果汁は不足しており、他の果汁と比べて大幅な値上げが実施されている。オレンジは100%果汁飲料の中で35%以上を占める。だが今後、値上げを受けた消費者の買い控えや、他の果汁飲料への移行、商品休売を含めたメーカーの注力度低下が予想される。
一方、24年の清涼飲料全体の国内市場規模は前年と比べて微増となる見込み。中でも国産ミネラルウオーター類は、清涼飲料全般の値上げの中で割安感から需要が高まり、24年は23年比7・4%増の市場規模となる見通しだ。
芸能ニュース
・チャンネル登録者数1400万人を超える人気ユーチューバー・はじめしゃちょー(31)が16日に自身のX(旧ツイッター)を更新。公開前の動画情報をリークした人物の正体が判明したと報告した。
はじめは11日に「動画が公開前に何者かに予言された事について。」と題した動画をアップ。スケートリンクを扱った動画が投稿をされる前に、ある人物がSNSで「はじめしゃちょーが金土日のどれかでスケートリングの氷を溶かす動画を出す そこで彼は氷の上で調子に乗り裸で寝そべったりして翌日に39度近い熱を出す」などと“予言”していたといい、この内容はすべて一致していた。
はじめは「関係者の中に裏切り者がいる可能性がある」といい、スタッフたちを疑わないといけないことに複雑な表情をみせていた。
そして16日には「公開前の動画情報が漏洩した件に関しまして、リークした人が分かりました」と報告。「スケートリンクの施設の関係者が情報を漏洩していました。既にその人と施設関係者の皆さんとはお話して、謝罪を受け、本人もかなり反省してました」と説明した。
「たくさんの人に迷惑をかけた事をしっかり自覚してもらえたので、今回は許しました。この件はもう解決してるので、これ以上その人の追及や憶測、批判、また施設への連絡などはやめていただきたいです。皆様お騒がせしました」としていた。
スポーツニュース
・米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手の妻で元新体操選手の畠山愛理さんが第2子の男児を出産したことを16日、自身のインスタグラムで報告した。
畠山さんは「先日、第二子の男の子が誕生しました」と報告。我が子の足とみられる写真を掲載し、「妊娠中、出産と、私たち家族をサポートしてくださったみなさんに、心から感謝しております。ありがとうございました」と感謝をつづり、「タイミングをみていたかのように、夫がちょうどシカゴにいるオフ日に陣痛がきて、一緒に出産をむかえることができました」と出産まで経緯をつづった。
「元気モリモリなお兄ちゃんと過ごす妊娠生活は、気づいたら臨月、出産と、本当にあっという間でした 下の子ができると長男がとても大きく見えるけど、”お兄ちゃん”と言ってもまだまだ甘えたい年頃だということを忘れないように子育てしていきたいです」
さらに「愛おしくてたまらない存在がもう1人増えて、益々賑やかな毎日! 髪がボサボサなことだってよくあるし、メイクももう眉毛あればいっかみたいな感じで、毎日無理せず、完璧ママじゃなく笑顔なママでいれるように!」と2人目の我が子に想いを記し、「子供の成長ははやいから、一瞬一瞬をより大事に、目に焼きつけて過ごしていきたいです」と締めくくった。
鈴木は広島に在籍していた2019年に新体操選手だった愛理さんと結婚。メジャー挑戦1年目だった2022年9月に第1子となる男児が生まれたことを公表した。新たに守るべき愛息が増え、メジャー移籍3年目を迎えたシーズンの励みとなりそうだ。
話題のニュース
・16日午後5時20分ごろ、福岡市東区の箱崎ふ頭で「6歳男児が海に転落した」と福岡海上保安部に市消防局から連絡があった。男児はライフジャケットをつけておらず、岸壁から約2メートル下の海に転落したが、近くにいた技能実習生のフィリピン人男性(26)=福岡市東区=が海に飛び込んで助け、2人ともけがはなかったという。
福岡海上保安部によると、福岡市内に住む男児は両親と兄、妹と一緒に現場へ釣りに訪れ、午後5時10分ごろ足を滑らせて海に転落した。家族は少し離れた場所にいたため転落に気づかず、近くで釣りをしていたフィリピン人の男性がすぐに海に飛び込んで男児を確保。海面から岸壁上までは約2メートルあり、近くにいた人たちがロープ付きのバケツやたも網などを使って男児を引き上げたという。
男児は低体温症の疑いがあり、念のため病院に運ばれたが、命に別条はないという。
男性は福岡海保の調べに名前や身分を明かした一方、「お礼がしたいので連絡先を教えてほしい」という両親に対しては、男性は「名乗るほどの者ではない」と言ってすぐに帰宅したという。
福岡海保の担当者は「男児は救命胴衣をつけておらず、男性がすぐに確保してくれていなかったら大ごとになっていたかもしれない」と話した。
現場はJR博多駅から北西約3.5キロの箱崎漁港近くの岸壁。釣りスポットとして人気だという。