3分で読める本日の注目ニュース(2024年7月12日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・外国為替市場で円相場が急速に円高方向に進み、一時1ドル=157円台をつけました。
11日の外国為替市場では円相場が急速に円高にふれ、午後10時すぎに1ドル=157円台まで円高が進みました。
午後9時半に発表されたアメリカの6月の消費者物価指数が市場の予想を下回り、アメリカの中央銀行に当たるFRBが9月に利下げをするとの観測が一段と強まりました。
これにより、日米の金利差が縮小するとの見方から、円買い・ドル売りの動きが広がりました。その後、円相場は乱高下しています。
芸能ニュース
・元SKE48の松井珠理奈(27)は今年5月にAKB48マレーシア初の姉妹グループ・KLP48のプレイングマネジャー就任。「27歳でのアイドル復帰」と話題になっていたが11日、“白紙”となったことが発表された。ネット上では「どうして」「何だったのか」などさまざまな声が上がっている。
KLP48運営はこの日、「松井珠理奈さんとの業務提携について」と題した文書を発表。松井を巡っては今年5月にKLP48へのプレイングマネジャーとしての合流が発表されており、その際、運営からは「世界で一番のアイドルに導いていただく」と期待を寄せられていた。
同グループは今年1月に結成が発表され、来月8月にデビュー予定だった。1か月を切ったいま、突然“白紙”となった。運営は「5月18日に『松井珠理奈さん KLP48 プレイングマネージャー参加』について、弊社より発表した後、松井さんと具体的な業務提携について協議をさせて頂きました。マレーシアにおける今後の活動の詳細な情報について十分にご説明ができていない中、運営側では業務が進行をしている事が多く、現状松井さんにプレイングマネージャーをお願いするのは難しいとの判断になりました為、双方合意の上本件を依頼することを見合わせることに致しました」と報告した。
一方の松井は「この度、KLP48をサポートしてほしいというお話を聞いた時、いつも温かく迎えてくださるファンの皆様、そして海外48グループへの恩返しができると、とても嬉しく思いました。スタッフの皆様と一緒に、サポートをしたいと心から思っておりましたので、このような形になってしまい本当に残念です。楽しみにしてくださっていた皆様、本当にごめんなさい」とコメントを発表。11日午後7時現在、SNSは更新されているが、この件については一切触れていない状況だ。
デビューまで1か月切ったなかでの発表にネット上では「どうして」「何だったのか」「理解に苦しむ」「良かった」などさまざまな声が寄せられている。
スポーツニュース
・今季までNBAグリズリーズに所属して、来季のBリーグ入りを表明していた渡辺雄太(29)が11日に自身のインスタグラムを更新。Bリーグの千葉ジェッツ入りを報告。千葉ジェッツの公式サイトでも正式発表された。
自身のインスタグラムで「この度千葉ジェッツと契約させていただきました」と千葉ジェッツ入りを報告。
背番号は「1」。その理由についても「また新たなプロバスケ人生を日本で一からスタートすると言う事で、背番号は「1」にしました」と説明した。
最後に「新しい環境での旅の始まりに本当にワクワクしています!今後も応援よろしくお願いします!」とファンにメッセージを送った。
千葉ジェッツの公式サイトでは「この度千葉ジェッツふなばしでは、渡邊雄太選手と、りそなグループB.LEAGUE2024-25シーズンの選手契約が基本合意に至りましたのでお知らせいたします」と報告。加入への経緯やコメント等については、パリ五輪後の8月中に公式記者会見の実施予定。
昨季はサンズと2年契約を結んでシーズンをスタートしたが、出場機会を伸ばせず、現地時間2月8日にサンズから古巣グリズリーズにトレード移籍した渡辺。しかし3月4日から右手首の負傷で欠場。その後は「個人的な理由で」コートに立たず、22試合連続欠場で今季を終えた。その理由は「メンタル的なことでお休みをもらってました」と告白。
そして日本でのプレーを決意。グリズリーズからは「ユウタはプレーオプションも1年残っているからチームに戻ってきてほしい。チームの戦力になるのはわかっている」というありがたい言葉をもらったが、渡辺の気持ちが変わることはなかった。「シーズンが終わって清々しい気持ちだった。来シーズンから日本に帰ってプレーさせてもらいます」と心境を明かしていた。
渡辺の加入チームには世界が注目する中で、FIBA公式の五輪特集サイトは、八村の代表復帰についての記事を投稿。文中で八村以外の注目選手を紹介する中で「渡辺雄太もまたこのチームのキーマンである。6年間のNBA経験を持つ206センチのフォワード。来シーズンは千葉ジェッツで日本のBリーグでプレーする予定だ」と移籍先についてまさかのネタバレ現象が起こった。
一夜明けて、当該記事は「渡辺雄太もまたこのチームのキーマンである。6年間のNBA経験を持つ206センチのフォワード」修正され、渡辺雄の移籍先については削除されていた。
そして11日に千葉ジェッツ加入が正式に発表された。
話題のニュース
・ロシアが発射したとされるミサイルが直撃し、多くの人々が死傷したウクライナ最大の小児病院の院長が9日、「まさに地獄だった」と前日の惨事について語った。
キーウのオーマトディト小児病院のウォロディミル・ゾヴニル院長は9日、国連安全保障理事会にオンラインで参加。「子どもも大人も、恐怖やけがの痛みで悲鳴を上げていた」と述べた。
また、病院には当時、1200人を超える患者と職員がいて、3件の心臓手術を実施中だったと説明。ミサイルの直撃で大人2人が殺害され、子どもを含む300人以上が負傷したとした。
ウクライナは9日、病院に飛来したロシアの巡航ミサイルの破片だとする写真を公開した。
ロシアは病院で起きた爆発について、ウクライナの防空ミサイルの誤射によるものだと主張している。たが国連は、ロシアが攻撃の背後にいた可能性が高いとしている。BBCの取材に応じた専門家らも、同様の結論に達している。
この攻撃には世界各国から非難の声が上がっている。アメリカのジョー・バイデン大統領は、「ロシアの残虐性を恐ろしいかたちで思い起こさせるもの」だと述べた。
米ワシントンで開かれている北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を開催する立場のバイデン氏は9日、ウクライナの防空体制の強化を約束した。
首脳会議に出席しているウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「ウクライナの防空システムの増強を求めている。(中略)もっと多くの飛行機を求めている」と述べた。
ウクライナでは8日、各地でロシアによるミサイルとドローン(無人機)を使った攻撃が相次ぎ、当局によると合わせて少なくとも46人(うちキーウは33人)が殺害された。
キーウのヴィタリ・クリチコ市長は、9日を服喪の日とした。