
3分で読める本日の注目ニュース(2024年12月4日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース


・ 大阪・関西万博で新たな費用発生が相次いでいる。警備費増大やパビリオン建設を巡る混乱などが理由で、万博の運営、整備計画全体の甘さが垣間見える。費用増は万博の機運醸成に悪影響を与えかねず、万博を運営する日本国際博覧会協会は厳しい対応を迫られている。
「海外からの参加者にどうすれば満足してもらえるか、早急に対応を決めなくてはいけない」。協会幹部は苦慮の表情でこう話す。各国政府による要人招待が、想定していた人数を上回ったためだ。結局、要人車両用ゲートを作り、警備費も増額して対応することになった。
機運醸成のための費用は約1・7倍に増額した。万博の前売り入場券販売は目標の1400万枚に対し、11月27日時点で約半分の737万枚にとどまる。大半は関西財界の呼びかけを受けた企業の購入分とみられ、一般の購入は低迷する。複雑な入場予約システムやパビリオンなどの内容について情報が希薄なことが理由とみられており、予算増で万博の開催意義などを改めて周知する。
会場整備を巡っても、予備費の130億円のうち、62億円が支出されることになった。日本側が海外政府向けに整備した簡易型パビリオンなどの使用数が想定を下回り、転用のための整備費用がかかるためだ。3月のメタンガス爆発事故を受けた対策にも使用される。
警備費の増大やチケット販売の低迷、パビリオン利用が想定を下回っている事態は、整備、運営計画の想定が甘かったことを浮き彫りにする。
日本総合研究所の藤山光雄・関西経済研究センター所長は「増額は仕方がない部分もあるが、必要な経費であれば、もっと早く決定すべきだったのではないか。小出しに決まることは、かえって機運醸成に水を差しかねない」と警告している。
芸能ニュース


・“あのちゃん”の愛称で知られるタレントで歌手の「あの」さんが11月30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。喜びの「ご報告」をしました。
11月28日にYouTubeチャンネルで母親からもらったシャネルの腕時計を紛失したことを明かしていた、あのさん。
大きなショックを受けた様子で「今年一番泣きました…ありえないぐらい泣きました」と語っていました。
あのさん「腕時計見つかったよ~」
「ご報告」とのタイトルで、公開された動画は「腕時計見つかったよ~」とピースサインをする、あのさんの姿でスタートします。
腕時計が見つかった経緯について、自宅でベッドに横になった際に「何か荷物頼んでたのがあったかも…」とふと思い立ち、ポストに向かった先で、おじいさんから手渡されたと明かしました。
詳細については、ポストで荷物を確認していると、突然背後から肩を叩かれ、「ついにボクにも週刊誌が突撃…」と大変驚いたそうですが、立っていたのはおじいさんだったとのこと。
おじいさんは「これ、あんたのかい?」と腕時計を差し出します。あのさんは「それボクのです」と返し、腕時計は無事手元に戻ることに。その時の喜びについて「やったやったやった…」と小躍りしてみせると、「ガチで感謝。本当にマジで感謝だわイナズマイレブンだわ」とおじいさんへの感謝を伝えています。
おじいさんはマンションの管理人で、あのさんが腕時計の落とし物がなかったか尋ねたことを11月28日公開の動画内で語っています。
この動画に大反響!
ファンからは
「よかったぁ…嬉しさがめっちゃ伝わってくる」
「おめでとうございます」
「可愛いすぎる。天国のテンションで天使なあの様」
「なんだこの癒やしは」
「よかったよあのちゃんんんん本当によかった!!!!」
などのコメントが寄せられています。
スポーツニュース


・巨人の岡本和真内野手(28)が3日、東京・大手町の球団事務所で契約更改。今季年俸4億2000万円から1・2億増の5億4000万円、単年契約で更改した。(金額は推定)
冒頭、契約年数について問われ「24年契約です(笑)」といきなり大ボケをかますと、その後も「1億の24年契約をさせていただきました。24年後ってかなりおっちゃんなんですけど、そこでも評価していただいて嬉しい」などと、ジョークを飛ばし続けた。
今季を振り返るところで真面目なトーンとなり、「監督が変わって新チームになる時に優勝したいと思っていた。クライマックスシリーズで負けてしまった。来年はやり返したい。僕自身、日本一を経験したことがないので、経験してみたいので頑張ります」と決意を述べた。
プロ10年目の今季は4番として全143試合にスタメン出場。打率・280(リーグ10位)、27本塁打(同2位)、83打点(同2位)の好成績を残し、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。個人としてもベストナインに、コンバートされた一塁でゴールデングラブ賞も受賞。主将、主砲としてグラウンド内外でチームを勝利に導いた。
メジャー志向を持つとみられる岡本だが、その思いを問われると「昔から憧れていた場所で、目標にしている場所でもある。毎年、毎年、ずっと上を目指してやっている。野球をしていたら、そんな目標はみんな持っていると思う。僕もそのひとり」と本音をチラリ。続けて「でも、24年契約しているので、それは叶わない」と再び笑いを誘った。
前日にはヤクルト・村上が更改し、来オフのメジャー挑戦を明言。来年一緒に海を渡るのかという質問には「そのへんは本当に皆さんのご想像にお任せっていう感じになりますけど。僕は僕でしっかりと、日本一に向けて頑張りたいなと思います」とうなずいた。
大ボケ連発で報道陣は困惑気味。いたずらな笑みを浮かべていた岡本だったが、最後は「単年で契約させていただきました」と“真実”を明かした。単年契約となったことで、来オフの動向にも注目が集まりそうだ。
話題のニュース


・国民民主党は、不倫疑惑が報じられた玉木雄一郎代表への処分内容を、4日にも決める調整に入った。複数の党関係者が3日明らかにした。榛葉賀津也幹事長らが処分内容を詰め、執行役員会や両院議員総会などを経て決定するが、「党役職の一定期間内の停止」が有力視されているという。
役職停止の場合、玉木氏は一時的に代表としての職権を失うが、辞任勧告や役職解任より軽い措置となる。停止期間中は古川元久代表代行が代表職務を務める見通し。
関係者によると党倫理委員会が玉木氏の処分を役員会に一任する結論をまとめ、榛葉氏は3日の執行役員会で「倫理委の結論については預からせてほしい」と説明した。
玉木氏は看板政策の「年収103万円の壁」引き上げに向けた自民、公明両党との交渉のキーパーソンだが、不倫疑惑を「おおむね事実」だと認めており、けじめが必要な情勢になっていた。党倫理規則は、幹事長が総務会の承認を得て行える「措置」として①公職の辞任勧告②公認・推薦等の取り消し③党役職の一定期間内の停止または解任④厳重注意⑤注意――を定めており、倫理委がどの措置が妥当かを検討していた。
玉木氏は2018年の旧国民民主党結党以来、トップを務め続けた「党の顔」。10月の衆院選では、実質的な大規模減税案である「壁」引き上げの公約を原動力に議席を4倍増させた。11月20日には、少数与党となった自公に対し「壁」の引き上げ方針を大枠で認めさせ、引き上げ幅などを巡る協議に移っている。
玉木氏は11月11日に週刊誌ウェブサイトで知人女性との不倫疑惑を報じられ、即日で「おおむね事実」と認めて謝罪。「壁」引き上げに向け「恥を忍んで」代表を続投するとしてきたが、同19日には「壁」を巡る3党協議が一定の結論をみた段階で「出処進退を判断したい」とも語っていた。
支持者らからは「倫理より手取り」などとの声が上がる一方で、国民民主の最大の支援団体である連合の芳野友子会長は玉木氏に対し「けじめをつけるべきだ」と苦言を呈していた。