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3分で読める本日の注目ニュース(2024年6月23日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ホンダが、排気量50cc以下の「原付きバイク」の生産を終了することがわかった。国際基準に合わせて2025年から適用される排ガス規制への対応が困難と判断した。バイクでシェア(占有率)トップのホンダの判断は他メーカーにも影響を与えそうだ。

 ホンダの原付きバイクは1958年に販売を始めた「スーパーカブ」シリーズが有名で、累計1億台以上を生産。世界で最も売れたバイクとして知られる。国内では郵便や新聞配達など主に商用で使われてきた。
 ただ近年は電動アシスト自転車や電動キックスケーターの普及もあり、原付きの販売は低迷。日本自動車工業会によると、ホンダ以外の他社も含む50cc以下の原付きの生産は80年に約250万台だったが、2022年は約15万台と大幅に縮小している。
 25年から始まる排ガス規制では、50cc以下のエンジンだと排ガスを浄化する機能が不十分で、基準を満たすのが難しいという。
 警察庁は、排気量125cc以下のバイクを普通乗用車の免許で運転できるよう法改正を行う方針を示している。ホンダは今後125cc以下の生産に注力し、新基準に適合した一部の人気車種は生産を継続する方向で調整しているという。

芸能ニュース

・37歳年下の一般女性との不倫が報じられた声優の古谷徹(70)が、出演するアニメ「名探偵コナン」と「ONE PIECE」を降板したことが22日、わかった。所属する青二プロダクションが発表した。

 同社は「この度弊社は所属俳優、古谷徹に関する一連の不祥事に対し古谷本人と協議を重ねてまいりました。その結論として直接的に著しく作品及びキャラクターのイメージを傷つけてしまった『名探偵コナン 安室透役』『ONE PIECEサボ役』の2作品につきましては、降板のお願いをし、受け入れていただく運びとなりましたことをご報告いたします」とした。

 「作品に関わる全ての皆様、作品を応援してくださる多くのファンの皆様に改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 これを受け、「名探偵コナン」を制作・放送する読売テレビは番組の公式サイトで声明を発表した。

 以下、声明全文。

 この度、古谷徹さんより、諸般の事情を踏まえて、今後の TVアニメ名探偵コナンおよび劇場版名探偵コナンについて、出演を辞退したいとの申し出がありました。今回発覚した事案については、我々としても大変重く受け止め、遺憾に思っており、TV アニメ制作に関わる関係各社、劇場版名探偵コナン製作委員会各社、そして原作側との協議の結果、古谷徹さんの降板という決定に至りました。今後の放送に向けての対応につきましては、これから協議を進めてまいります。

 今回の決定に至るまでに長い時間を要し、そしてこの間、様々な意見をくださった皆様、そして状況を見守ってくださった皆様に、不安な思いや心配をさせてしまったことを、申し訳なく思っています。今回の決定についても、そしてその過程についても、様々なご意見があることは承知しており、その一つ一つにお答えできないことは大変心苦しいですが、我々は名探偵コナンをこれからも多くの方に楽しんでいただくために全力で取り組み、皆様のご理解を頂けるように努めてまいります。

スポーツニュース

・■バレーボールネーションズリーグ2024 女子決勝ラウンド 日本 3-2 ブラジル(日本時間22~23日、タイ・バンコク) 

バレーボールの世界最強国決定戦・ネーションズリーグ準決勝で、女子日本代表(世界ランク7位)は世界ランク1位のブラジルを撃破する大金星。フルセットの死闘の末、セットカウント3‐2(26‐24、20‐25、25‐21、22-25、15-12)で勝利し、大会初となるメダルを確定させた。23日の決勝で金メダルを懸け世界ランク2位のイタリアと対戦する。

スタメンは主将・古賀紗理那(28)、セッター・岩崎こよみ(35)、山田二千華 (24)、林琴奈(24)、石川真佑(24)、荒木彩花(22)、リベロは福留慧美(26)が起用された。

パリ五輪の予選ラウンドで同組となったブラジルに日本は第1セット、出だしから相手エースのガビ(30)を荒木がブロックでシャットアウト。さらに長いラリーを古賀のバックアタックで制すなど日本は一時、7点をリードする。しかし、ブラジルの37歳・タイーザのブロックやガビのスパイクで逆転されセットポイントを握られる。ここで眞鍋政義監督(60)はリリーフサーバー・黒後愛(26)をコートへ。サーブで流れを変えた日本は、連続得点で逆転し、26‐24で第1セットを先取した。

第2セットは序盤に、古賀のサービスエースなどで4連続得点とリードしたが、中盤でブラジルに4連続得点を許し逆転される。そのまま20点を先取された日本はガビのスパイクに対応出来ず20‐25でこのセットを奪われた。

第3セットは日本のつなぐバレーを展開。リベロの小島満菜美(29)、山田が好レシーブを見せ、石川の強打で9-9の同点とすると、岩崎のサービスエースなどでリードする。中盤にも日本は4連続得点を挙げ終盤へ。ブラジルに1点差に詰め寄られたが、途中出場の和田由紀子(22)が最後決め、25ー21で王手をかけた。

予選ラウンドではフルセットの末、逆転負けを喫した相手にこのセットで決めたい日本。第4セットは出だしからブラジルに6連続得点を許す。セッターを、来季イタリアリーグでプレーする関菜々巳(25)に代え10‐10の同点に。中盤、ブラジルのミドルの連続得点で再びリードされた日本だが終盤に宮部藍梨(25)の速攻で21‐21。しかし連続得点を許し22‐25で振り切られた。

15点先取の最終セット、サーブが好調な山田のサーブでスタートすると宮部の速攻、石川のスパイクなどで4連続得点とリードする。さらに宮部がブロックを立て続けに決めるなど7-1とその差を広げる。世界1位のブラジルも意地を見せ、同点10-10の同点に追いつくと競り合う展開。そして12‐11で山田がサービスエースを決め2点差とすると、そのまま逃げ切った。日本はブラジルに2022年以来となる約2年ぶりの勝利を挙げ、初のメダルを確定させた。メダル獲得は2014年ワールドグランプリ以来で主要国際大会では2012年ロンドン五輪以来となった。

試合後、眞鍋監督は「古賀を中心に気合入ってましたからね。ぜひ明日は勝ってパリオリンピックに行きたいですね」と金メダルに向けて強く意気込んだ

話題のニュース

・自民党の菅義偉前首相は22日、千葉市で開かれた党千葉県連大会で講演した。派閥パーティー収入不記載事件を受け、岸田文雄内閣の支持率が低迷していることを念頭に「国際的にも国内的にも極めて大事な時に、政権を渡すようなことは絶対してはならない」と政権交代に対する強い危機感を示した。

菅氏は講演の冒頭、不記載事件に関し、「おわびから入らなければならないことは大変忸怩(じくじ)たる思いだ。大変申し訳なく、心からおわび申し上げる」と陳謝した。

菅氏は、首相と距離を置く非主流派の中心メンバー。最近は茂木敏充幹事長ら9月の総裁選への立候補が取り沙汰されている議員との会合を重ねている。ただ、この日の講演では、総裁選の話題に直接言及することはなかった。

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