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3分で読める本日の注目ニュース(2025年1月11日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・日本農業新聞が都道府県を対象に移住者数(2023年度)を調査したところ、24県が過去5年で最多だったことが分かった。田園回帰の流れが続き、若い世代が中心だ。ただ、人口減少の中で伸び率が減少傾向にある県もあるなど勢いに陰りも見える。移住者確保と並行し、移住はしないが農山村と関わりを持つ「関係人口」の創出を打ち出す県が目立つ。

 都道府県の担当者らに、直近の23年度の移住者数の推移を聞いた。調査していない県や公表していない県などを除く36府県から回答を得た。移住者の定義は全国で統一したものがなく、政府統計はない。36府県の定義もばらばらで、各府県間の単純比較はできない。

 秋田県は県外から移住を希望する人を対象とした制度の登録者のうち、移住したと完了報告した人数をまとめる。コロナ禍前の2018年度に459人だったが、23年度は834人まで増えた。県の担当者は「支援事業の充実を後押しに、地方回帰の流れが続いている。移住者のうち20、30代が7割以上」(移住・定住促進課)と説明する。
減少局面見据え

 長野県は長年、市町村、民間団体などと「オール信州」による協議会をつくり、移住支援に力を入れてきた。移住者数は、市町村窓口アンケートと行政サポートの利用者数を集計する。コロナ禍の時期も含めて過去5年、順調に移住者数を増やした。

 県は「移住者数増はうれしいが、今後ずっと増やすことは難しい。人口減少への緩和策を講じつつ、どう適応していくかに力を入れたい」(地域振興課)とする。関係人口の確保など、人口減少下でもどう地域に活力をもたらすか知恵を出す方針に転換するという。

 山口県は移住者について、各市町の窓口でのアンケートで把握できた県外からの転入者のうち、就学と転勤を除いた数を調査する。23年度は4312人と、18年度に比べて倍以上に増えた。県は今後もデジタルマーケティングなど、戦略的な情報発信を進めていく考えだ。

 この他、移住者数を増やした県の多くは子育て世代が中心だった。Uターン、Iターンの割合は県によってばらつきがあった。

芸能ニュース

・お笑いコンビ「マテンロウ」のアントニー(34)がが9日深夜に放送されたテレビ朝日「集まれ!キャラクター麻雀」(深夜2・21)に出演。吉本興業所属の芸人で成功者が誕生したことを明かした。

 「ウソかホントか分からない仕事&お金の話が飛び交う雀荘」と題して放送され、アントニーは「今、ちょっと吉本にとんでもない成功者がまた一人」と切り出した。

 その成功者については「ピスタチオの伊地知さん」と明かした。「ピスタチオ」は“白目漫才”で人気を博したが2022年5月に解散となったが、「手前ぐらいから仕事は本当に激減していた」とアントニー。

 その伊地知は「ちょうどそのあたりに結婚もして。人生のピンチというか。本当にプライベートの方が白目むいちゃってる状況だった」という状況だったが、一変したという。

 それは「今はTikTokの配信でスーパーヒーローになって、爆裂お金稼いでます。配信の投げ銭が凄くて」と明かした。また、伊地知とお酒を飲む機会があったアントニーは「伊地知さんが酔っぱらって“アントニー、お前、今俺がいくらぐらい稼いでると思う?”って言われて。高めに言おうと思って“○万円ぐらいですか?”って言ってみた」と、金額は伏せられたが、自身が思っている以上の金額で聞いた。

 すると、伊地知からは「お前、そんなもんなわけねぇだろ!」とツッコまれたとし、アントニーは「今、億万長者が一人誕生しました」と振り返った。このエピソードにお笑いコンビ「きつね」の大津広次は「マジっすか?」とびっくり。アンジャッシュの児島一哉も「えぇ?」と驚きを隠せなかった。

スポーツニュース

・昨年10月29日(日本時間30日)にヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ第4戦で、ムーキー・ベッツ内野手の守備を妨害した2人のヤンキースファンがメジャー全球場で無期限の追放処分になったと10日(日本時間11日)、ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」など複数の米メディアが報じた。

 件の蛮行は初回に起きた。先頭のトーレスが右翼ポール際に飛球を放った際に、右翼手ベッツの守備をヤンキースファン2人が妨害。ベッツのグラブをつかみ、ボールを取り出すという愚行だった。当該行為をしたファン2人は警備員に連れ去られ即退場処分となった。

 ベッツは試合後、「僕も無事だし、彼も無事。全て問題ないよ」と冷静に語っていたが、大舞台を終えて米番組に出演した際は「何かを言うってなると、『お前らくそったれが』って感じかな」と“本音”を明かしていた。

 翌30日(同31日)にはヤンキースが声明を発表。「ヤンキースとメジャーリーグは昨夜のような行為を一切容認しません。これらのファンはいかなる立場でも今夜の試合に参加できません」と入場禁止を通達したが、その後のMLB球団などからの続報はなかった。

 同メディアが入手したMLB機構の手紙には「あなたの行動によって選手の健康と安全に深刻なリスクを与え、ファンとして許容できる行動を大きく逸脱した。あなたの行動を元に、MLBは全球場、全オフィス、その他施設の無期限入場禁止処分を科す」と書かれていたという。

話題のニュース

・米カリフォルニア州ロサンゼルスや周辺で続く山火事を巡り、バイデン大統領は10日「安否不明者が多数いる」と述べ、死者が増えるとの見通しを示した。ホワイトハウスで記者団に語った。被災地では略奪が横行し、警備のため警察官や米軍兵士らを増員したと話した。

 連邦緊急事態管理局のクリスウェル長官は記者会見で「状況は依然として非常に危険だ。今後数日の間に再び風が強まる見込みだ」と述べた。トランプ次期政権にも状況を連日説明しているという。

 バイデン氏は「気候変動は現実の問題だ。過去4年間で壊滅的な影響を目にしてきた」と強調。気候変動問題に懐疑的な次期政権にくぎを刺した。

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