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3分で読める本日の注目ニュース(2024年11月27日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ 28日から始まる臨時国会の所信表明演説で、石破総理大臣は「年収103万円の壁」の引き上げを表明する方向で調整に入りました。

 複数の政府関係者によりますと、29日に衆参両院の本会議で行われる所信表明演説で石破総理は年収103万円の壁について、2025年度税制改正で議論し引き上げる考えを明らかにする方針です。

 また、来年2025年の春闘での大幅な賃上げ実現に向けて、33年ぶりの高水準となった今年の勢いを続けたい考えを強調する見通しです。

 さらに石破総理肝煎り(きもいり)の防災庁の設置や避難所の整備などの災害対応のほか、自衛隊の処遇改善や経済安全保障でのサプライチェーンの国内回帰も盛り込む方向です。

 外交面では日米同盟の強化に加えて中国の習近平国家主席と会談したことに触れ、「建設的で安定的な日中関係」を構築する姿勢を示す見通しです。

 少数与党として難しい政権運営となる石破総理は、野党の意見も丁寧に聞きながら幅広い合意形成を図る考えを表明することも検討しています。

芸能ニュース

・元モーニング娘。で4児のママ、辻希美と俳優・杉浦太陽の高校2年生の第1子長女、希空(のあ)さんが17歳の誕生日を迎えた26日、新たにプライベートを発信するインスタグラム(@noa._.1126_)を開設。芸能事務所「LUV」所属となったことを発表した。午後7時にはYouTube「希空ちゃんネル」も開設。加工なしの素顔を初公開し、フォロワーは2時間半で13万を突破した。Xでも「希空ちゃん」がトレンド入りする反響となっている。

 午後1時ごろに開設した新しいインスタも午後9時半時点で30万フォロワーを突破。9月に開設したTikTokは45・9万フォロワー、お菓子やパン作り専用のインスタのアカウント(@n_07_a.s)は55万フォロワー超に。インスタ、YouTube開設からわずか数時間で、総フォロワー数144万を超えるインフルエンサーとなった。

 母の辻は自身のYouTube「辻ちゃんネル」で「希空の夢がインフルエンサー」で今回のデビューに至ったことを説明。このままの勢いなら26日中に総フォロワーが150万を超えるのは確実となった。

スポーツニュース

・■NPB AWARDS 2024 supported by リポビタンD(26日、東京・新高輪プリンス)

日本野球機構は26日、今年活躍した選手を称える年間表彰式の“NPB AWARDS 2024”を開催した。新人王はセ・リーグ、船迫大雅(28、巨人)。パ・リーグは武内夏暉(23、西武)となった。そして、MVPはセ・リーグは菅野智之(35、巨人)、パ・リーグは近藤健介(31、ソフトバンク)が受賞した。

プロ野球の今年1年を締めくくるNPBアワードではすでに発表されていたベストナイン、各タイトルホルダー、特別賞受賞者へのトロフィー授与が行われた。

この式典で発表されたのは記者投票で選出される両リーグのMVP(最優秀選手)と新人王の2つの賞。セ・リーグMVPには巨人の菅野、2020年以来、4年ぶり3度目の受賞、投手で3度の受賞は山田久志(当時阪急)、山本由伸(当時オリックス)に並ぶ歴代最多タイとなった。

菅野は今季24試合に登板し、15勝3敗、防御率1.67、勝率.833、156回2/3、111奪三振の成績をマーク。最多勝、最高勝率のタイトルを獲得した。

笑顔で会見に登壇した菅野は「自分の野球人生で忘れられないシーズンになりました」と話し、「去年の今頃は、菅野がMVPを取るって思ってる人多分誰もいなかったんじゃないかなって思いますけどでも自分自身絶対やれるんだっていう、まだまだやれるんだってことを信じて、自分自身を見つめ直す時間に費やしてきた。ただ、僕1人の力じゃなくて、いろんな人が携わってくれて、この場にいられると思ってる」と怪我からの復帰を支えてくれた周りの人に感謝を述べた。

来季に向けては「舞台は変わると思いますけど、またここから新たなチャレンジができるっていうところにまた感謝をして日々、野球選手としても、人としても成長していけるように頑張っていきたいなと思ってます」とメジャーでの活躍を誓った。

パ・リーグのMVPはリーグ唯一の3割をキープして、初の首位打者を獲得したソフトバンクの近藤が初めての受賞、今季は129試合に出場し、打率.314、19本塁打、72打点、最高出塁もマークした。近藤は「初めてアワードに出席したのが2018年なんですけど、そのときにMVPの方を見て、いつか獲りたいなと思っていたので、本当に獲ることができて嬉しく思ってます」と口にした。

今季はリーグ唯一の3割打者となったが「本当にピッチャーのレベルが上がってるとは思いますけどやることは変わらず、自分も常に進化したいっていう気持ちで毎年毎年臨んでいるので、置いていかれないようにそこは意識しているところであります」と語った。

話題のニュース

・人出が本格化する直前の夕刻、繁華街に爆発音がとどろき、黒煙が広がった――。札幌市中央区の雑居ビルで26日午後、4人が救急搬送される火災が発生。観光客も多く訪れる一帯は騒然となった。

 「バンという音がして、視線を向けたらすぐにビルから火が出て、服が燃えた人が出てきた」。出火直後の様子を目撃した警備員の40代男性はそう振り返った。火元は繁華街・ススキノ中心部に建つビルの2、3階にまたがる飲食店。出火当時、2階付近の窓からは炎が噴き出し、窓がバリンバリンと割れていた。

 ビルからは衣服に火が燃え移った男性も避難し、通行人らは布で懸命に腕付近をたたいて消火した。消火に当たった一人は「何事かと思った。店の従業員も付近のビルの前に座り込んでいた」と驚いた様子で語った。

 現場周辺では、けたたましいサイレンが響く中、消防の車両22台が消火活動などに当たり、約1時間半後に鎮火した。

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