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3分で読める本日の注目ニュース(2024年9月19日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・米連邦準備制度理事会(FRB)は18日開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0・5%引き下げ、4・75~5%とすることを決めた。約4年半ぶりの利下げとなる。FRBは歴史的なインフレ(物価上昇)を抑制するため2022年3月に利上げを始め、高金利を維持してきた。金融政策を2年半ぶりに「引き締め」から「緩和」に切り替えたことになる。

 利上げ効果でインフレが鈍化する一方で、国内景気の減速により雇用環境が悪化する懸念があると判断した。下げ幅を従来の2倍に拡大することで、景気下支えを狙った。

 FRBはインフレ抑制のため、22年3月から23年7月にかけて計11回の利上げを実施。政策金利を01年以来の高水準に引き上げ、1年以上、据え置いてきた。高金利はインフレの鈍化が期待できる一方で、国内経済にはマイナスとなる。FRBのパウエル議長はこうした状況を踏まえ、8月の講演で「政策を調整する時が来た」と述べ、9月会合での利下げを事実上宣言していた。

 米国の8月の消費者物価指数は前年同月比2・5%上昇と5カ月連続で前月を下回り、FRBの目指す2%に近づいている。これに対し、8月の失業率は4・2%。まだ低水準ではあるものの2年4カ月ぶりの水準に悪化した今年5月以降、4カ月連続で4%台をつけており、先行きに不安が出ていた。

 FRBが利下げするのは、新型コロナウイルス禍を受けた臨時会合で政策金利をゼロにまで引き下げた20年3月以来となる。

芸能ニュース

・バレーボール元女子日本代表の栗原恵さんが自身のXを更新し、結婚と妊娠を公表した。お相手はモデル・フォトグラファーとして活躍するKoukiさん。

 栗原さんは「この度、兼ねてよりお付き合いしている方と結婚いたします。お互いに支え合いながら温かい家庭を築いていけたらと思います」と報告。その上で「また、お腹には新しい命を授かることができました。安定期に入りましたので、喜びと共にご報告させていただきます」と第1子を身ごもったことも明かした。

 お相手との2ショット写真も掲載。「日頃から応援してくださっている皆様、仕事も含め支えてくださる多くの方々に感謝し日々精進していきます。温かい目で見守っていただけると幸いです。今後ともよろしくお願いいたします」と締めくくった。

 栗原さんは10代から長年にわたり日本代表で活躍。「プリンセスメグ」の愛称で、同い年だった大山加奈さんとの「メグカナ」コンビでバレーボール人気を牽引し、オリンピックにも出場した。引退後はタレントや解説など、幅広いフィールドで40歳になる今も活躍している。

 合わせて投稿したインスタグラムには「ダブルー おめでとうござます」(バレーボール・木村沙織さん)、「めぐちゃん! おめでとう」(レスリング・吉田沙保里さん)、「わー!!! めぐさんおめでとうございます 身体大事にされてくださいね」(ゴルフ・宮里藍さん)など、スポーツ界を中心に祝福が相次いでいる。

スポーツニュース

・◇18日 中日3―8阪神(バンテリンドームナゴヤ)

 中日の立浪和義監督が今季限りで退任することが18日、決まった。この日の阪神戦(バンテリン)に敗れ、立浪監督は試合後、「3年目で自分自身、結果を出さないといけない年だった。けじめをつけます」と自ら退任を表明した。

 チーム再建を託されたミスタードラゴンズは、3シーズンで背番号73のユニホームを脱ぐことになった。ここまで134試合、54勝72敗8分けで借金18。球団史上初の2年連続最下位で迎えた今季は4月こそ8年ぶりの単独首位に立つなど快進撃をみせたが、夏場以降一気に借金が増えていった。

 立浪監督は2021年オフに就任すると、チームの抜本的改革に着手。当時高卒3年目だった岡林がレギュラーに定着するなど成果も出たが、1年目は最下位に終わった。そのオフにはレギュラー二遊間だった京田、阿部をトレードで放出。アキーノら外国人野手を獲得し、若手の積極起用にも踏み切ったが、外国人野手に結果は出ず、若手起用も失策が大幅増と副作用も強かった。現役ドラフトで加入した細川が24本塁打を放つなど目覚ましい活躍をみせたが、球団史上初の2年連続最下位に低迷した。

 契約最終年の今季は巨人を退団した中田を獲得するなど補強にも力を入れた。4月に6連勝を飾るなど単独首位に立ったが、その中田も度重なる故障で機能せず、得点もここまでリーグワーストと改善されなかった。先発陣も高橋宏が奮闘したが、開幕投手の柳、一本立ちしてほしかった梅津、故障明けの大野らがふるわなかった。またビジターでは13連敗を記録するなど、これまで苦手にしてきた敵地での戦いも克服できなかった。

 球団はここから後任選びに着手することになる。

話題のニュース

・米共和党の大統領候補のトランプ前大統領(78)は17日、男が15日にトランプ氏の銃撃を企てたとされる事件の後、初めて公の場に姿を見せ、大統領警護隊(シークレットサービス)の対応について「非常に良い仕事をした」と語った。民主党の大統領候補のハリス副大統領(59)から電話があったことにも触れ、「とても良かった。感謝している」と話した。

 トランプ氏は17日夜、接戦州ミシガンで、対話集会に登場した。トランプ氏は7月にはペンシルベニア州で演説中に銃撃されており、大統領経験者などの要人警護のあり方に注目が集まっている。トランプ氏は「もっと人が要る。警護隊もそのことについて長い間、不満を抱いていた」と述べたが、事件そのものに関わる警護の問題については指摘しなかった。

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