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3分で読める本日の注目ニュース(2024年8月19日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・地球温暖化対策としてクールビズが始まって今年で20年目を迎えた。ノーネクタイなど軽装で仕事するスタイルが定着する一方、近年の猛暑で不満が漏れるのは「室温28度」の目安だ。国は民間企業への目安を示しての呼びかけをやめたが、省庁には残り、地方自治体の多くが準拠する。官民問わず、柔軟に働きやすい環境をつくり、業務効率化や生産性向上を図る取り組みが求められている。

 クールビズは2005年、小池百合子環境相(現東京都知事)が提案。環境省が旗を振る中、民間への冷房の適切な室温管理の呼びかけは変化した。資源エネルギー庁は近年の猛暑を受け、23年に「健康を第一に、温度は柔軟に設定」と「28度」の文言を削除。省エネを進めるために熱中症などで健康を害しては元も子もないとの理由だ。

 省庁や多くの地方自治体は目安を維持する。温室効果ガス排出削減を目指し、空調設備がある場合は室内の気温を18~28度、湿度40~70%となるように努めなければならないとした事務所衛生基準規則が根拠だ。

 島根県は本庁舎などで銅管を通る冷たい水に風を送るなどする中央空調方式で室内を冷やし、室温28度程度を維持。維持管理費の安さが利点で、部屋を個別に冷やせない難点と一部で暑さを訴える声はあるが、仕事に支障が出るほどではないという。

 今年7月に最高気温が35度以上の猛暑日は全国914の観測点で延べ3509回記録し、過去最多となるなど猛暑が日常になる中、省庁や地方自治体の職員は業務への影響を危惧する。
 「自前で用意した机の上の小型扇風機を回さないと、とてもじゃないが仕事にならない」。島根県関係の国土交通省の職員が嘆く。島根県内の市職員も「昔より窓が大きくなって暑い。冷房の温度を下げたいが、寒いと感じる職員もいるので気を配る必要がある」と頭を悩ませる。

 猛暑を受け、効率的に業務できるよう工夫する動きが出ている。

 熊本県は木村敬知事(元鳥取県財政課長)が5月の会見で「環境に影響をかけない範囲で、なるべく快適な執務環境で生産性を上げた方がいい」と言及。28度の目安を維持した上で、フロアによっては温度が異なる状況を改善しようとこまめに温度調整を進める。兵庫県姫路市は19年から室温を25度に設定しており、費用の増加よりも職員の時間外勤務が減るなどの効果が上回ったという。

 河野太郎・国家公務員制度担当相は8日の会見で、良好な環境で効率よく仕事をする必要があると説明。空調設備の運用を柔軟にするよう各省庁に指示したと明らかにし「外気温がこれだけ高いと室内温度もさまざまになる。状況が変わる中、今の運用になっているのに驚いた」と話した。

芸能ニュース

・女性アイドルグループ「ZOC(METAMUSE)」のプロデューサーでシンガー・ソングライターの大森靖子(36)が夫でロックバンド「凛として時雨」のドラム・ピエール中野(44)と離婚したことを18日、自身のX(旧ツイッター)で発表した。ピエール中野も自身のSNSで離婚を発表している。

 大森は「ご報告」とし直筆の文書を添付。文書には「10度目の結婚記念日を迎えた本日2024年8月18日離婚届を提出しました」とピエール中野と離婚したことを報告した。

 続けて「夢と向き合い夫と支え合う日々は、想定していなかった未来ばかりで、とても尊いものでした」と結婚生活を振り返った。

 また「ちょうど10年過ごし、今日“夫婦”という枠組みから一歩踏み出し、これから新しい形でお互いの人生がより良くなるよう丁寧に日々を重ねます」とし「変わらず両親として協力し息子に愛情を注いでいく関係を築いていきます」と記した。

 そして「9月18日の大森靖子生誕ライブでは告知通りピエール中野がドラムを演奏します」と元夫・ピエール中野が演奏するとし「同日メジャー10周年アルバム『THIS IS JAPANESE GIRL』をリリースいたします。引き続き精力的に活動して参りますので、音楽活動をご愛顧いただけますと幸いです。大森靖子」と伝えた。

 夫のピエール中野も自身のXを更新し「この度、結婚生活に一つの終止符を打ち、それぞれの道を歩むことになりました」と離婚したことを報告。「これは互いの未来を尊重し合った結果です。私たちはこれまで共に歩み、多くの喜びと成長を分かち合ってきましたが、それぞれの未来に対するビジョンが異なることに気づき、新たな光を追い求めるために、別々の道を選びました」と経緯を記した。

 「ただ一つ、変わらず大切に思うことがあります。それは、私たちの子どもです。彼の健やかな成長を最優先に考え、これからも共に支えていくことを誓います」とし「これまで応援してくださったファンの皆様、そして関係者の皆様に心から感謝申し上げます。これからも変わらず温かく見守っていただけると幸いです」と伝えた。

 そして「新たな日々において、これまで以上に真摯に、音楽と家族、そして未来に向き合っていきます。ピエール中野」としている。

 2人は2014年8月に結婚。2015年10月に第1子となる男児が誕生している。

スポーツニュース

・◇セ・リーグ 巨人1―2DeNA(2024年8月18日 横浜)

 巨人は延長戦の末、今季6度目のサヨナラ負け。連勝が2で止まった。

 1―1で迎えた延長11回だった。この回から登板した7番手右腕・平内が最初に打席へ迎えた4番・オースティンに投じた初球、153キロ直球が高めに浮いたところを左中間スタンドへ叩き込まれた。

 打線が振るわなかった。0―0のまま迎えた6回、先発右腕・菅野が先頭の1番・梶原に初球スライダーを右翼スタンドぎりぎりに放り込まれて失点し、6回4安打1失点で降板。

 それでも8回には先頭の吉川が四球で出塁し、2死一塁から坂本が左翼線に適時二塁打を放ち、吉川の好走塁もあって一度は追いついた。

 9回には4番手右腕・船迫が1死一、二塁のピンチを招いたが、5番手左腕・高梨が見事な火消しを見せて延長戦に突入し、延長10回は守護神の大勢がわずか5球で3者凡退に仕留めていた。

 巨人が延長戦で敗れるのは、6月27日のDeNA戦(横浜)以来。この時は1―4の8回に岡本和の同点2ランなどで3点取って追いつくも、延長10回にケラーが宮崎にサヨナラ被弾して敗れていた。

 なお、巨人の今季延長戦成績はこれで5勝4敗5分け。

話題のニュース

・韓国のガールズグループ、KARAが18日、千葉・船橋市のLaLa arena TOKYO-BAYで9年ぶりとなる日本コンサートツアーの東京公演を開催した。

日本におけるK-POPブームの先駆けとして、人気を誇った伝説のガールズグループのKARAはデビュー15周年を迎えた2022年に再始動。今年7月24日には、1年8カ月ぶりとなる新曲「I Do I Do」をリリースし、同ツアーでは17日の千葉公演を皮切りに2都市4公演を巡る。

この日は、ショートカット姿で登場したジヨン(30)が、「髪を切ったジヨンです。きょう1日最高の日にしましょう!」とシャウトし、スタート。人気曲「ジェットコースターラブ」や「ミスター」など全25曲をキレキレのダンスと圧倒的な歌声でパフォーマンスした。

2019年に急逝したハラさん(享年28)の歌声も収録され6人〝完全体〟バージョンとしてリリースされた新曲「Hello」を披露する場面では、曲の中盤からステージ後方に花が添えられた6本目のマイクがあらわれる演出も。ハラさんのコーラスが会場に流れると、メンバーは涙をためながら天国へ向け歌唱。観客も涙する中、ヨンジ(29)は「KARA6人のメンバーと皆さん愛してます」と宣言した。

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