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3分で読める本日の注目ニュース(2024年10月4日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ NHKは、テレビを持たず、ネット配信のみを利用する場合の受信料を、地上波のみ見られる地上契約と同額の税込み月1100円にすることを、2024~26年度の中期経営計画の修正案に盛り込む方針を固めた。複数のNHK関係者への取材でわかった。

 メディア環境の変化などを踏まえ、NHKのネット業務を放送と同様の「必須業務」に格上げする改正放送法が5月に成立し、来年10月に施行される。必須業務になったのは、同時・見逃し配信や文字ニュースなどの「番組関連情報」の配信。改正法に基づくサービスをするために、NHKは中期経営計画を修正する。

 改正法では、衛星(BS)放送、ラジオ放送、国際放送のネット配信業務を、地上放送と同様の、NHKが必ず行うべき必須業務としている。だが、NHKは法改正の議論の過程で、BSのネット配信について、権利処理やプロスポーツ番組を配信する際の費用の問題で、当面見送ることを表明。BSの番組を見る環境が整わないため、ネット配信のみを利用する場合の受信料額は、地上契約と同じ水準とする方向で検討していた。

 ネット視聴は、受信料を支払っている世帯に新たな負担は生じないが、支払っていない場合は新たな契約が必要になる。スマートフォンやパソコンなどを持つだけで契約を求めることはない。

 ただ、若年層を中心にテレビ離れが進む中、テレビ番組をスマホなどで見る需要がどれだけあるかや、収入増につながるかどうかは不透明だ。

芸能ニュース

・女優の吉岡里帆、元サッカー日本代表の内田篤人氏が3日、都内で「第22回ベストフォーマリスト授賞式」に出席した。

 高い品格と将来性、話題性があり、フォーマルウェアを着こなせる著名人に贈られる賞。ブルーの生地にシルバーゴールドのグリッターが輝くオフショルダードレスを身にまとった吉岡は内田氏のエスコートを受けながら会場を歩いて登場。「裾の広がりがあるようなドレスは、なかなか着てみたくても着られなかったりもする。憧れの裾をひるがえしながら、しかもエスコートしてもらっているので、すごく幸せな時間でした」と語った。

 内田氏は「僕はずっとユニホームとジャージャーで過ごしてきましたので、なかなかこういう賞をいただける機会がないですし、ビシッとしたものを着るとどうしても緊張感がありますし」と引き締まった表情。「今日は妻にはデレデレするなと言われていて、しっかりエスコートをしようと思いました」と正直に明かし「サッカーにもエスコートキッズいるけど、全然緊張感が違いました」と冷や汗をかいた。

 2024年を振り返った吉岡は「早いですね…」と思いをはせつつ「私は今年は本当に激動の1年で、さまざまな転機を迎えたりずっと一緒にお仕事していた方と、どうしても離れ離れにならなければいけない事情があったりとか、いろいろ乗り越えなければいけないこともたくさんあった」と4月にこれまでの所属事務所がマネジメント業務を休業し、事務所を移籍したことなどを回顧。それでも「乗り越えなければいけない大変な年こそ、すてきな出会いがあったり、このような華やかなお仕事をいただけた」と手応えを明かした。

 そのうえで「私事ではあるんですが、長年夢だった大河ドラマへの出演を昨日会見で発表することができまして」と2026年のNHK大河「豊臣兄弟!」で主人公の妻役を演じることを報告。「来年の夏から2年弱の撮影に入るんですけど、長く役に向き合う経験をずっとしたいと思っていて『ようやく…!』とすごくうれしい年になりました。ぜひ『豊臣兄弟!』見てください」と呼びかけた。

 内田氏は「うちには3姉妹、7歳と4歳と1歳がいるんですが1歳の子が数週間前は歩き始めまして。そこらへんの成長をやっぱり見逃したくないなと」と子煩悩ぶりを告白。「今年も来年も、僕はもういいパパでいたいなと思いますので、今年も、来年も何か打ち込める仕事だったり家族との時間というのを大切に過ごしながら生きたい」と語った。

スポーツニュース

・◇セ・リーグ 阪神3-1DeNA(2024年10月3日 横浜)

 阪神はDeNAを3-1で下し、レギュラーシーズン最終戦を白星で締めた。

 試合後、左翼スタンド前には監督、コーチ、ナイン全員が整列して挨拶した。

 この日、今季限りで2年契約満了により退任することが明らかになった岡田彰布監督に向けて、「岡田監督ありがとう」とボードを掲げたり、涙を浮かべながら「岡田コール」を上げる虎党の姿もあった。

 岡田監督は、監督復帰した昨年、18年ぶりリーグ制覇、38年ぶり日本一に導き、今季も終盤まで優勝を争って2位。04~08年の第一次政権を含め、阪神監督として歴代1位の551勝を、これまでに挙げている。

話題のニュース

・外務省は、中東・レバノンに在住する2人の日本人が政府が手配したチャーター船で出国したと発表しました。

2人は日本時間のきょう夜、地中海の島国・キプロスに到着したということです。

レバノンでは、イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」とイスラエル軍の交戦が続いていて、現地に滞在する日本人の退避に備え、けさも自衛隊の輸送機2機が日本を出発しています。

外務省は「今後も状況を注視し、あらゆる形で効果的に日本人が退避できるよう柔軟に対応していきたい」としています。

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