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3分で読める本日の注目ニュース(2024年11月28日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ こども家庭庁の2024年度補正予算案の概要が27日、判明した。保育士らの賃上げなど処遇改善に1150億円を計上し、人手を確保して質の高い子どもの成育環境の実現につなげる。保育施設整備には840億円を充てる。

 他に「若者のライフデザインへの支援」に95億円を盛り込んだ。性や妊娠に関する正しい知識を身に付けてもらい、妊婦らに健康管理を促す取り組みなどを進める。

 遠方で妊婦健診を受ける人への支援事業など「安心して妊娠・出産できる環境整備」に46億円。放課後児童クラブの拡充や、子どもの入院時に家族が泊まって世話をする「付き添い入院」の環境改善などの事業には29億円を計上した。

芸能ニュース

・俳優の藤原紀香、篠田麻里子らが所属する芸能事務所・サムデイが、東京地裁にて破産手続開始決定の申立てを行ったことを公式サイトで27日、発表した。

 同社代表取締役・高橋裕氏の名義で「お知らせ」と題した文書を掲載。「長年にわたりご愛顧いただき誠にありがとうございます。誠に申し訳ございませんが、弊社は、債務超過に陥ったため、令和6年11月25日、東京地方裁判所に対して、破産手続開始決定の申立てを行いました」と報告した。

 続けて、「皆様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。破産手続開始決定がなされ次第、破産管財人が選任され、手続きを開始する予定です。皆様におかれましては、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません」と謝罪。

 所属するタレントに関しては、「今後はそれぞれ活動を行っていくことになると存じますが、今後ともお引き立ていただければ幸いです。なお、弊社は、令和6年12月26日頃迄を目途に一部営業継続の許可を得て、突然のタレントの欠席等が生じないようソフトランディングを目指していく所存です」と説明した。

「また、事柄の性質上、皆様に事前のご相談を行うことができず誠に申し訳ございません。タレント及び従業員に対しても全く何も知らせずに破産申立てを行いましたのでご理解くださいますようお願い申し上げます。この度はご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。厚かましいお願いで誠に申し訳ございませんがご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます」と重ねて謝罪した。

スポーツニュース

・スポーツ庁の室伏広治長官が27日、都内で記者会見を開いた。バスケットボール男子日本代表のエースで米プロNBAレーカーズの八村塁(26)が、28年ロサンゼルス五輪に向けて続投が決まったトム・ホーバス監督と日本バスケットボール協会を批判している問題に言及。「ミスコミュニケーションだったり、(認識の)齟齬(そご)や溝ができてしまわないように、選手と協会が一体となってコーチや現場を含めて一体となって取り組む必要がある」と述べた。

 問題の発端は今月13日。八村がNBAの試合後の記者会見で、日本協会の姿勢をビジネス優先とし、日本代表活動のあり方に苦言を呈した。これを受け、日本協会は20日に渡辺信治事務総長が取材対応し、八村の苦言について「ミスコミュニケーションがあった。重く受け止める」とした上で、ホーバス監督の続投には変更がない方針を示した。

 日本協会の対応を受け、八村は23日に改めて「プレーヤーファースト(選手第一)の精神が見られない。そういう方針の日本代表ではプレーしたくないし、そういう団体とはやりたくない。活動費がどこに使われているのか。僕からすれば、プレーヤーファーストではなく、自分たちの利益になることを先にやっている」と再度、日本協会を痛烈に批判。さらに、ホーバス監督についても「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではないんじゃないか」と、指導者としての手腕や協会による監督選任過程も疑問視した。

 室伏長官はこの問題についての質問に対し、「(日本バスケットボール)協会に関しては、東京五輪の前は(国内リーグ分裂騒動など)出場できるかできないかという協会の(ガバナンスの)問題があった。そこから東京五輪は女子で銀メダル。さらにはNBAプレーヤーが日本から出てきた。Bリーグも発展し、これだけ素晴らしい改革が行われているところで、また(体制が)逆戻りにならないように、協会がさらに大きく発展するために建設的にやっていく必要がある」と、近年の日本協会の組織改革を振り返った。

 その上で、「選手もいろいろ言いたいことがあると思うが、(協会も)大きな心で、よくコミュニケーションを取って、歩み寄っていく姿勢が必要かなと思う。協会側も思うところがあるかもしれないが、さまざまな違いを乗り越えたり、これだけNBAで活躍されている最先端の選手も含めて一緒に(競技発展のために)取り組んでいく必要がある。(双方が)歩み寄って問題解決してほしい」と、早期決着へ期待。さらに、ホーバス氏については「素晴らしいコーチだと思うので、全てが円満にいくように取り組んでいただきたい」と付け加えた。

話題のニュース

・27日夜、東京都文京区小石川にある自民党の猪口邦子参院議員(72)の自宅マンションで発生した火災を巡り、警視庁は28日、現場から2人の遺体が発見されたと明らかにした。部屋は4人暮らしで、猪口議員とは連絡が取れたが、夫で東大名誉教授の孝氏(80)と娘1人が安否不明となっており、同署で遺体の身元確認を進める。

同署によると、現場は6階建てマンションの最上階で、ワンフロアに一部屋のみの構造。遺体も6階部分から見つかったという。

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