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3分で読める本日の注目ニュース(2025年1月27日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・2024年の世界新車販売台数で、中国・電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)が、ホンダを上回る見通しだ。

 日本国内でトヨタ自動車に次ぐ第2位の販売規模を持つホンダを、BYDが超えるのは初めて。BYDは低価格を武器に中国市場で急成長を遂げる一方、ホンダは苦戦。同市場での業績が明暗を分けた形で、BYDが自動車産業の勢力図を変えつつある。

 ホンダなど国内自動車大手8社は30日に24年の世界販売実績を発表する。公表済みのBYDが427万台だった一方、ホンダは400万台に届かない見通し。中国では近年、政府の後押しでEVなどの「新エネルギー車」が台頭し、ガソリン車を強みとする日本勢は劣勢。ホンダの24年の中国での販売台数は11月まで10カ月連続で前年割れとなり、世界全体でも減少が続く。

 一方、BYDは24年、中国で販売台数を大幅に伸ばし、世界販売台数も41.3%の大幅増だった。24日には「充電設備が少ない日本の消費者の要求に応える」(BYD日本法人の劉学亮社長)として、日本で25年中にプラグインハイブリッド車(PHV)を発売する方針を打ち出すなど、存在感を高めている。

 ホンダと経営統合に向けて協議を進めている日産自動車も中国市場では不振にあえいでおり、両社にとってEV化の出遅れ挽回は喫緊の課題だ。両社が経営統合の協議に踏み切った背景には、EV車載ソフトの共通化などを通じて巨額投資の費用負担を和らげたい狙いもある。 

芸能ニュース

・元タレント中居正広さんと女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた問題で、フジの港浩一社長の退任案について27日の臨時取締役会で検討することが26日、関係者への取材で分かった。他の経営陣の責任についても議論される見通しだ。その後、港氏らが記者会見。港氏は自身の進退について言及するとみられる。

 会見には港氏のほか、嘉納修治会長=親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)会長兼任、フジテレビの遠藤龍之介副会長、フジ・メディアHDの金光修社長が出席する見通し。

 臨時取締役会後の午後4時から参加メディアを制限せず映像撮影も可能な「オープンな形式」で行う。フジは、被害女性らの「プライバシー侵害の恐れがある発言」などへの対策として生中継・生配信は控え、10分遅れの時間差をつけて放送・配信するよう要望している。会見の「終了時間は設定していない」という。

スポーツニュース

・◇大相撲初場所千秋楽(2025年1月26日 東京・両国国技館)

 大相撲初場所は26日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が平幕・金峰山(27=木瀬部屋)、王鵬(24=大嶽部屋)との優勝決定巴戦を制して一昨年の名古屋場所以来9場所ぶり2度目、大関昇進後は初の優勝を飾った。

 注目された土俵上の表彰式に石破茂首相(67)が登壇。はっきりとした口調で賞状を読み上げると、呼び出しが寄り添う中で重さ約40キロの内閣総理大臣杯を持ち上げ、豊昇龍に授与。

 石破首相が見せた“パワー”に、場内からは「おおお!」というどよめきが起こった。「石破~!」といった歓声も飛んでいた。

 首相が自ら内閣総理大臣杯を手渡すのは、故安倍晋三元首相が2019年の大相撲夏場所千秋楽で授与して以来6年ぶり。来日したトランプ米大統領とともに観戦した。その後は新型コロナウイルスの影響などがあり、菅義偉元首相、岸田文雄前首相は来場しなかった。

話題のニュース

・JR長野駅で起きた3人殺傷事件で、容疑者の46歳の男が、逮捕2日前に警察の捜査線上に浮上していたことが新たにわかりました。

JR長野駅前で1月22日、男女3人が刃物を持った男に襲われ、長野市の会社員の49歳男性が死亡、男女2人が重軽傷を負った事件。

警察は26日朝、無職の矢口雄資容疑者46歳を、女性に対する殺人未遂の疑いで逮捕しました。

警察の調べに対し、名前や経歴などは話すものの、事件については「黙秘します」と話しているということです。

捜査関係者によりますと、防犯カメラの映像を辿る「リレー捜査」と容疑者の写真公開後に市民から寄せられた多くの情報により、逮捕の2日前には矢口容疑者が捜査線上に浮上していたことが新たにわかりました。

関係者によりますと、容疑者の行動をマークする張り込みのため自宅近くの駐車場を24日から警察が借りていたということです。

その後、裏付けをすすめ、26日、逮捕に踏み切ったということです。

警察は27日、身柄を検察に送る予定で、動機の解明を急ぐ方針です。

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