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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月1日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・今後の為替相場の見通しについて、市場では為替介入が実施されたとしても今の円安の流れを変えるのは難しいのではとの見方が広がっています。

29日、円相場は1ドル=160円を突破した後、一転して5円以上円高に進み、市場では政府・日銀が為替介入を行ったとの見方が広がっています。一方、29日1ドル=154円台まで上昇した円相場は30日、再び1ドル=157円近辺まで円安に進んでいます。

外為どっとコム総研 神田卓也調査部長「一国の単独介入で為替相場のトレンドを変えるっていうのはもう不可能だっていうことは、マーケットも周知しています。これで円安が止まるという可能性は極めて低い。特にドル円相場においては、円相場の動きよりもドルの動きが肝心になる」

外為どっとコム総研の神田卓也氏はこのように述べ、ゴールデンウィーク中にアメリカのFOMCや雇用統計の発表など、“ビッグイベントが目白押し”だとして、その結果を受け”また1ドル=160円付近まであっさりドル高円安が進む可能性も十分ある”と話しました。

また、野村総研の木内登英氏は「日銀がきょう発表した当座預金見通しの状況から推計した結果、政府・日銀が5兆円規模の円買いドル売りの介入に踏み切った可能性がある」と分析します。

ただ、あくまでも推計で、1兆円から2兆円の誤差が出る場合があるとしています。

その上で、「アメリカの状況が変わってこないと流れは変わらない。さらに160円超えないかというとそういうことはない。超えると次は165の攻防になっていく可能性はある」と話しました。

一方、岡三証券の武部力也氏は「岸田政権は景気浮揚のためにインバウンド外国人消費にも期待している。過度な円高押し下げもできず苦渋の局面だ」と述べ、当面は1ドル=150円から165円の間で動くのでは、との見方を示しました。

芸能ニュース

・女優の水沢エレナ(32)が30日に自身のインスタグラムを更新し、事務所「オスカープロモーション」を退社することを発表した。

 「皆様にお知らせがあります」と題して投稿し「この度、私はオスカープロモーションを退社することになりました」と報告。「多くの挑戦と経験の場を与えてくださった事務所の皆様、そして関係者の皆様には、心から感謝しています。これからも素晴らしい作品を皆様にお届けできるよう、さらに精進してまいります」とし、「引き続き変わらぬ応援をよろしくお願いいたします」とメッセージを寄せた。

 水沢は少女漫画雑誌「ちゃお」の「ニーナをさがせ!!モデルオーディション」でニーナ賞を受賞して芸能界入り。女性ファッション誌「CANDy」や「Seventeen」の専属モデルとして活動。2007年に女優デビューを果たし、2008年TBS系「恋空」で主演。その後もTBS系「JIN―仁―」(09年)、日本テレビ系「美丘 君がいた日々」(10年)、TBS系「ビギナーズ!」(12年)などの人気作に出演した。プライベートでは23年3月に一般男性との結婚を発表した。

スポーツニュース

・ 「オリックス0-1ロッテ」(30日、ほっともっとフィールド神戸)

 ロッテは1点差を逃げ切った。

 先発・佐々木は今季初の無失点投球。7回4安打無失点とした。初回は無死一塁から森に左中間ニ塁打を浴びたが、左翼・荻野が遊撃・茶谷へ中継し、本塁で一走・西川をアウトに。先制点献上の危機を免れた。

 その後は六回まで毎回走者を背負ったが、七回にこの日初の三者凡退。毎回三振を奪い、今季初の2桁10奪三振を挙げた。

 佐々木は試合後「立ち上がり守備に助けてもらって、なんとか粘りながら抑えることができた。フォークボールがいいところにきまった。それに尽きる」と振り返り、試合前に雨が降った敵地でのロッテファンの応援を「すばらしい声援でした。ありがとうございました」と感謝した。

 八回から登板の2番手・鈴木は2四球と盗塁で2死一、三塁のピンチを招き降板。続いてマウンドに上がった沢村がセデーニョを左飛に打ち取り、切り抜けた。

 打線は0-0の五回、2死一塁から荻野が左中間適時二塁打を放ち先制した。

話題のニュース

・ 広島県福山市は30日、市内のメッキ業の工場有害物質「六価クロム」槽に転落したと思われるネコの死骸が見つかったと発表しました。

ネコは3月、福山市柳津町にある「野村鍍金福山工場」に入り込み、メッキを加工する際に使う有害物質「六価クロム」に触れた状態で逃げていました。

福山市によりますと、30日午前8時半ごろ、工場から約270メートル離れた木材加工業の工場から「ネコの死骸がある」と連絡がありました。

福山市の職員がネコが体にまとっていたとみられる有害物質「六価クロム」の簡易測定をしたところ、陽性が確認されました。

その後、ネコが侵入した野村鍍金福山工場が死骸を回収したということです。

槽に入っていた六価クロムは液体状で、濡れたネコに人が触ると、皮膚や粘膜を炎症させるといった症状が生じます。また、乾いていたとしても、触った手で目をこすれば失明してしまう有害性を持っているため、福山市は「ネコを見つけても触ったりしないで、すぐに連絡してほしい」と呼びかけていました。いまのところ健康被害の情報は入ってないということです。

福山市によりますと、ネコの死骸は3週間ほど前からあった可能性があるということです。

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